U-17日本 0-2 U-17メキシコ
日本スタメン
渡辺
松原 高野 内田 岡本
柴崎 小島
堀米 宇佐美 高木
杉本
交代
柴崎→宮市
杉本→宮吉
堀米→小川
感想
残念な結果になりました。
前半は3試合目ということもあり疲れがあったのか、これまでの2試合に比べると動きが少なかったように思います。
後半は日本ペースになり、宇佐美が「これでもか」といわんばかりに決定的なシュートを何本も放ちますが決めきれず、メキシコにセットプレーとカウンターから失点を許してしまいました。なんだか最後の方は静学の試合を見ているような気分でした。
日本は結局3戦全敗でグループリーグ敗退となりましたが、日本はどの試合も良い内容のサッカーをしていたと思います。しかしどんなに内容の良いサッカーをしてもそれが結果に結びつかないのがサッカーというスポーツです。
「結果は出なかったが日本は良いサッカーをしていた」と言えますが、それだけで終わりにしたら世界大会に参加した意味がありません。良い試合をしても3試合とも勝てなかったのには世界に対して何か決定的な差があるからだといえます。
その世界との差の一つが「フィジカル」だと思います。
ただ、フィジカルと一言で言ってしまうと体の大きさ(身長)だけが注目されてしまいがちです。体の大きさももちろん差がありましたが、それ以外に特に私的に感じたことが、「体全体を使ったプレー」の差です。
日本の選手は皆、足元でボールを扱うプレーは世界のどの選手に対しても負けていませんでした。
しかし、体を投げ出すようなプレーであったり上半身を使うプレーには世界と大きな差があったと思います。
今回の世界大会でその差を身をもって体感できたことは、大変貴重な体験になったと思います。
しかし、その世界との差を埋めるために、上半身等を使ったプレーを若い選手(中学年代)にもっと練習させるべきかというと、私はその必要は特に無いと思っています。
全くやらなくても良いとは言いませんが、中学年代ではまず足元の技術を徹底的に鍛えるべきだと思います。
私の考える理想的な選手の強化プランは以下のとおり
小学生の時は、サッカーだけでなく柔道や体操といったような(特に全身運動の)他の競技も経験させる。
中学生の時は、足元の技術を徹底的に鍛える。
高校生の時は、システム、戦術、勝利へのメンタリティー、走りこみ、そしてなにより自分の長所を伸ばすこと。
高校卒業後は、筋力、フィジカル、対戦相手への適応力等
つまり、高校2年時のU-17の時点でフィジカルが世界と大きく差があるのは仕方の無いことで、今回の世界大会でその差を実感し、今後のフィジカル強化の明確な目標にすれば良いと思います。
今回のU-17W杯で全敗したとはいえ、その選手達のポテンシャルの高さに疑いの余地はありません。
最終目標はU-17W杯ではなく、本物のW杯です。何年先のW杯になるかわかりませんがその本番に向けて彼らの今後の成長を期待しています。
日本スタメン
渡辺
松原 高野 内田 岡本
柴崎 小島
堀米 宇佐美 高木
杉本
交代
柴崎→宮市
杉本→宮吉
堀米→小川
感想
残念な結果になりました。
前半は3試合目ということもあり疲れがあったのか、これまでの2試合に比べると動きが少なかったように思います。
後半は日本ペースになり、宇佐美が「これでもか」といわんばかりに決定的なシュートを何本も放ちますが決めきれず、メキシコにセットプレーとカウンターから失点を許してしまいました。なんだか最後の方は静学の試合を見ているような気分でした。
日本は結局3戦全敗でグループリーグ敗退となりましたが、日本はどの試合も良い内容のサッカーをしていたと思います。しかしどんなに内容の良いサッカーをしてもそれが結果に結びつかないのがサッカーというスポーツです。
「結果は出なかったが日本は良いサッカーをしていた」と言えますが、それだけで終わりにしたら世界大会に参加した意味がありません。良い試合をしても3試合とも勝てなかったのには世界に対して何か決定的な差があるからだといえます。
その世界との差の一つが「フィジカル」だと思います。
ただ、フィジカルと一言で言ってしまうと体の大きさ(身長)だけが注目されてしまいがちです。体の大きさももちろん差がありましたが、それ以外に特に私的に感じたことが、「体全体を使ったプレー」の差です。
日本の選手は皆、足元でボールを扱うプレーは世界のどの選手に対しても負けていませんでした。
しかし、体を投げ出すようなプレーであったり上半身を使うプレーには世界と大きな差があったと思います。
今回の世界大会でその差を身をもって体感できたことは、大変貴重な体験になったと思います。
しかし、その世界との差を埋めるために、上半身等を使ったプレーを若い選手(中学年代)にもっと練習させるべきかというと、私はその必要は特に無いと思っています。
全くやらなくても良いとは言いませんが、中学年代ではまず足元の技術を徹底的に鍛えるべきだと思います。
私の考える理想的な選手の強化プランは以下のとおり
小学生の時は、サッカーだけでなく柔道や体操といったような(特に全身運動の)他の競技も経験させる。
中学生の時は、足元の技術を徹底的に鍛える。
高校生の時は、システム、戦術、勝利へのメンタリティー、走りこみ、そしてなにより自分の長所を伸ばすこと。
高校卒業後は、筋力、フィジカル、対戦相手への適応力等
つまり、高校2年時のU-17の時点でフィジカルが世界と大きく差があるのは仕方の無いことで、今回の世界大会でその差を実感し、今後のフィジカル強化の明確な目標にすれば良いと思います。
今回のU-17W杯で全敗したとはいえ、その選手達のポテンシャルの高さに疑いの余地はありません。
最終目標はU-17W杯ではなく、本物のW杯です。何年先のW杯になるかわかりませんがその本番に向けて彼らの今後の成長を期待しています。