Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

日本代表予備登録メンバー(9月5日時点)

2016年09月30日 23時18分46秒 | A代表
アジアサッカー連盟(AFC)は公式サイトでロシアW杯アジア最終予選の予備登録メンバーリストを公表した。(9月5日) 日本代表は現時点で89人が予備登録されており、
ハリルホジッチ監督がメンバー発表会見でバックアップメンバー入りを示唆したMF中村憲剛(川崎F)のほか、FW大久保嘉人(川崎F)、MF瀬戸貴幸(アストラ)らも名を連ねている。

日本の予備登録メンバーは以下のとおり(登録ポジションはAFCより)

▽GK(8人)
権田修一(SVホルン)
林彰洋(鳥栖)
東口順昭(G大阪)
川島永嗣(メス)
櫛引政敏(鹿島)
中村航輔(柏)
西川周作(浦和)
六反勇治(仙台)

▽DF(25人)
藤春廣輝(G大阪)
岩波拓也(神戸)
川口尚紀(清水)
車屋紳太郎(川崎F)
槙野智章(浦和)
丸山祐市(FC東京)
松原健(新潟)
水本裕貴(広島)
森重真人(FC東京)
長友佑都(インテル)
丹羽大輝(G大阪)
大武峻(名古屋)
小川諒也(FC東京)
太田宏介(フィテッセ)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
酒井宏樹(マルセイユ)
塩谷司(広島)
昌子源(鹿島)
武岡優斗(川崎F)
内田篤人(シャルケ)
植田直通(鹿島)
宇賀神友弥(浦和)
山中亮輔(柏)
米倉恒貴(G大阪)
吉田麻也(サウサンプトン)

▽MF(32人)
青山敏弘(広島)
遠藤航(浦和)
遠藤康(鹿島)
藤田直之(神戸)
長谷部誠(フランクフルト)
本田圭佑(ミラン)
細貝萌(シュツットガルト)
井手口陽介(G大阪)
香川真司(ドルトムント)
柏木陽介(浦和)
喜田拓也(横浜FM)
清武弘嗣(セビージャ)
小林祐希(ヘーレンフェーン)
今野泰幸(G大阪)
南野拓実(ザルツブルク)
森岡亮太(シロンスク・ブロツワフ)
永木亮太(鹿島)
長澤和輝(千葉)
中村憲剛(川崎F)
大島僚太(川崎F)
大森晃太郎(G大阪)
大谷秀和(柏)
齋藤学(横浜FM)
瀬戸貴幸(アストラ)
柴崎岳(鹿島)
柴崎晃誠(広島)
高橋秀人(FC東京)
谷口彰悟(川崎F)
山田大記(カールスルーエ)
山口蛍(C大阪)
高萩洋次郎(FCソウル)
米本拓司(FC東京)

▽FW(24人)
浅野拓磨(シュツットガルト)
原口元気(ヘルタ・ベルリン)
ハーフナー・マイク(ADOデンハーグ)
指宿洋史(新潟)
乾貴士(エイバル)
柿谷曜一朗(C大阪)
金崎夢生(鹿島)
川又堅碁(名古屋)
小林悠(川崎F)
興梠慎三(浦和)
久保裕也(ヤングボーイズ)
倉田秋(G大阪)
宮市亮(ザンクト・パウリ)
武藤嘉紀(マインツ)
武藤雄樹(浦和)
永井謙佑(名古屋)
岡崎慎司(レスター・シティ)
大久保嘉人(川崎F)
大迫勇也(ケルン)
杉本健勇(C大阪)
高木俊幸(浦和)
田中順也(柏)
豊田陽平(鳥栖)
宇佐美貴史(アウクスブルク)

感想
最終予選が始まる前に日本サッカー協会がAFCに出しておいた予備登録リスト。追加は出来るらしく、それがあっての今回の長沢(G大阪)待望論だったと思う。
リスト自体は怪我人や、今季スタメンで試合に出ていない選手なども含まれており、「どうせ追加できるし」という協会の適当仕事感が伝わってくる。

今回予備登録にも入っていない選手達でスタメンを組んでみたら以下のとおりとなった。
GK 林 (広島)
右SB小林(横浜FM)
CB 奈良(川崎F)
CB 中谷(柏)
左SB吉田(鳥栖)
DH 田口(名古屋)
DH 秋野(柏)
OH 家長(大宮)
OH 伊東(柏)
OH 柏 (広島)
FW 長沢(G大阪)

控え
GK 加藤(大宮)
DF 扇原(名古屋)
DF 千葉(広島)
DF 西 (鹿島)
DF 高橋(名古屋)
MF 兵藤(横浜FM)
MF 茶島(広島)
MF 川辺(磐田)
MF 鎌田(鳥栖)
MF 久保(FC東京Y)
FW 大前(清水)
FW 李 (浦和)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U-19代表 アジア最終予選メンバー

2016年09月30日 00時21分04秒 | ユース代表
U-19日本代表 メンバー・スケジュール 【AFC U-19選手権バーレーン2016(10/13~31)】

監督:内山 篤 ウチヤマ アツシ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:木村 康彦 キムラ ヤスヒコ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:佐藤 洋平 サトウ ヨウヘイ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コンディショニングコーチ:小粥 智浩 オガイ トモヒロ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/流通経済大学)

GK
1 小島 亨介 コジマ リョウスケ(早稲田大)
12 廣末 陸 ヒロスエ リク(青森山田高)
23 若原 智哉 ワカハラ トモヤ(京都サンガF.C.U-18)

DF
22 板倉 滉 イタクラ コウ(川崎フロンターレ)
3 中山 雄太 ナカヤマ ユウタ(柏レイソル)
16 岩田 智輝 イワタ トモキ(大分トリニータ)
6 初瀬 亮 ハツセ リョウ(ガンバ大阪)
4 町田 浩樹 マチダ コウキ(鹿島アントラーズ)
2 藤谷 壮 フジタニ ソウ(ヴィッセル神戸)
19 舩木 翔 フナキ カケル(セレッソ大阪U-18)
5 冨安 健洋 トミヤス タケヒロ(アビスパ福岡)

MF
10 坂井 大将 サカイ ダイスケ(大分トリニータ)
8 三好 康児 ミヨシ コウジ(川崎フロンターレ)
11 長沼 洋一 ナガヌマ ヨウイチ(サンフレッチェ広島)
7 神谷 優太 カミヤ ユウタ(湘南ベルマーレ)
17 市丸 瑞希 イチマル ミズキ(ガンバ大阪)
18 遠藤 渓太 エンドウ ケイタ(横浜F・マリノス)
15 堂安 律 ドウアン リツ(ガンバ大阪)
21 原 輝綺 ハラ テルキ(市立船橋高)

FW
13 岸本 武流 キシモト タケル(セレッソ大阪)
9 小川 航基 オガワ コウキ(ジュビロ磐田)
20 岩崎 悠人 イワサキ ユウト(京都橘高)
14 中村 駿太 ナカムラ シュンタ(柏レイソルU-18)

※U-19日本代表:FIFA U-20ワールドカップ2017出場を目指すチーム

スケジュール
10月5日(水)AM18:00 トレーニング
練習試合 vs ジュビロ磐田(エコパスタジアム)
10月10日(月)
TBC 練習試合 vs アル・ワスル(Al Wasl Sports Club)
AFC U-19選手権バーレーン2016
10月14日(金)
16:30 vs イエメン(Bahrain National Stadium)
10月17日(月)
16:30 vs イラン(Bahrain National Stadium)
10月20日(木)
16:30 vs カタール(Bahrain National Stadium)
10月24日(月)
16:15/19:15 準々決勝
10月27日(木)
16:15/19:15 準決勝/プレーオフ①
10月30日(日)
17:30 決勝戦/プレーオフ②

※時間はすべて現地時間。
※上位4ヵ国がFIFA U-20ワールドカップ韓国2017の出場権を獲得。開催国の韓国が準決勝に進出した場合は準々決勝で敗退した4チームにより、5位決定プレーオフを実施。


感想
アジア最終予選メンバーが発表された。東京五輪世代として今回ばかりは負けられないアジア予選。
選出メンバーについては概ね順当な結果。これまでによく見られたJクラブの主力選手の招集をクラブ側から拒否された様子もなく、召集したい選手を召集出来た様子。
下の世代からの飛び級召集は、GK若原とFW中村の2人。
板倉、長沼の2人は代表召集から遠ざかっていたが滑り込み選出。
予備選公開の位置付けだったSBS杯からは市船の原が生き残った。チームとしては中盤の底で守備が出来る選手を求めていたようだ。「内山監督!それなら専修大に鹿沼っていう良い選手がいますよ」

概ね順当な選考結果となったが、主な選外となった選手を挙げるとするならば、杉森(名古屋)となるだろう。小学生の頃からこの世代を代表するストライカーで高校生でプロ契約、坂井と共にブラジルW杯にトレーニングパートナーとしてA代表に同行するなどこの世代で特に期待されていた選手。早くプロ契約して公式戦から離れて伸び悩む姿はC大阪の頃の柿谷を思い出す。

その他、この世代のチームにはこんな選手も召集されていました一覧
FW邦本(福岡) 福岡の怪童FWも昨年5月と今年3月に召集されたが継続的な召集には至らず。
MF佐々木(仙台) 仙台の至宝は継続的に招集されていたが今年4月頃から召集されなくなっていた。
MFサイゴダード(トッテナム)注目されたイングランドのハーフ選手も昨年わずかに招集されたのみだった。
MF鈴木(筑波大) この世代を代表するボランチも今年4月から代表から遠ざかっていた。
DF浦田(千葉) 昨年は継続的に招集されレギュラー選手だった浦田も4月から代表選出されなくなっていた。

レギュラークラスだったのに、召集されなくなった選手の多くが年度が変わり所属チームが変わって試合に出場できなくなった選手達。
世代別代表に呼ばれるためには、公式戦に出続けることが必要不可欠ということが良くわかる結果にだと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jリーグラボ#45 Jリーグの未来

2016年09月28日 19時57分05秒 | その他
BSスカパー! 「Jリーグラボ#45」 Jリーグの未来を視聴

内容要約
ACLにおけるJリーグと韓国・中国リーグとの違い
・Jリーグは、韓国中国と比べて、空中戦勝率が低い
・Jリーグは、韓国中国と比べて、ボールを持ってからシュートを打つまでにかかる時間が長い

中国リーグでは、リーグ戦の翌日にサテライト戦を義務付けている
中国リーグの客層は若者が多い
中国リーグは審判があまり笛を吹かない、激しい試合展開をあえて演出している

今回の多額の放映権料の使途について、Jクラブに大物外国人監督を招へいすることで、大物外国人選手がJリーグに来る流れを作るのも1つの方法
J1 18チーム中、J2自動降格チーム3は少し多い。2.5位が良いのではないか
放映権料増額について、Jクラブがもっとリスクを冒したチャレンジをしやすくする流れを作る必要がある



感想
ハッキリデータで示されたことは、日本の空中戦勝率の低さ。
日本人選手の大多数が足元ばかりで空中戦に弱い選手ばかりだから、日本の空中戦のレベルがアジアの中でも低レベルになっているのは当然の流れだと思う。
ボールを大事にしすぎる点も明らかになった。ボールをつなぎきってシュートまで持ち込むスタイルを否定するつもりはないが、縦に速い攻撃が少ないことは事実。
つまり、今の日本は東アジアの中でパワープレーとカウンターが下手な国という事がハッキリした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U-19代表候補合宿メンバー

2016年09月27日 20時43分52秒 | ユース代表
U-19日本代表候補トレーニングキャンプ(9/25・26@東京) メンバー・スケジュールが09月20日に発表されていた。

スタッフ

監督:内山 篤 ウチヤマ アツシ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:木村 康彦 キムラ ヤスヒコ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:佐藤 洋平 サトウ ヨウヘイ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

GK
小島 亨介 コジマ リョウスケ(早稲田大)
大迫 敬介 オオサコ ケイスケ(サンフレッチェ広島ユース)

DF
板倉 滉 イタクラ コウ(川崎フロンターレ)
町田 浩樹 マチダ コウキ(鹿島アントラーズ)
藤谷 壮 フジタニ ソウ(ヴィッセル神戸)
小島 雅也 コジマ マサヤ(ベガルタ仙台)
大南 拓磨 オオミナミ タクマ(ジュビロ磐田)
古賀 太陽 コガ タイヨウ(柏レイソルU-18)

MF
久保田 和音 クボタ カズネ(鹿島アントラーズ)
坂井 大将 サカイ ダイスケ(大分トリニータ)
鈴木 徳真 スズキ トクマ(筑波大)
三好 康児 ミヨシ コウジ(川崎フロンターレ)
長沼 洋一 ナガヌマ ヨウイチ(サンフレッチェ広島)
遠藤 渓太 エンドウ ケイタ(横浜F・マリノス)
原 輝綺 ハラ テルキ(市立船橋高)
渡辺 皓太 ワタナベ コウタ(東京ヴェルディユース)

FW
垣田 裕暉 カキタ ユウキ(鹿島アントラーズ)
小川 航基 オガワ コウキ(ジュビロ磐田)
中村 駿太 ナカムラ シュンタ(柏レイソルU-18)

※U-19日本代表:FIFA U-20ワールドカップ2017出場を目指すチーム

選手変更(9/25)
大迫 敬介(オオサコ ケイスケ/OSAKO Keisuke)
GK 所属:サンフレッチェ広島ユース 理由:怪我のため
垣田 裕暉(カキタ ユウキ/KAKITA Yuki)
FW 所属:鹿島アントラーズ 理由:体調不良のため
中村 駿太(ナカムラ シュンタ/NAKAMURA Shunta)
FW 所属:柏レイソルU-18 理由:所属クラブの事情のため



若原 智哉(ワカハラ トモヤ/WAKAHARA Tomoya)
GK 所属:京都サンガF.C.U-18 1999年12月28日生 185cm/79kg
髙木 彰人(タカギ アキト/TAKAGI Akito)
FW 所属:ガンバ大阪 1997年08月04日生 175cm/65kg
岩崎 悠人(イワサキ ユウト/IWASAKI Yuto)
FW 所属:京都橘高校 1998年06月11日生 170cm/67kg

スケジュール
9月26日(月)
14:00 練習試合
vs 日本体育大(味の素フィールド西が丘)

今後の予定
10/3~12
トレーニングキャンプ(国内~中東を予定)

AFC U-19選手権バーレーン2016(マナマ) 10/13~31
10/14
vs イエメン
10/17
vs イラン
10/20
vs カタール
10/23・24
準々決勝
10/27
準決勝
10/30
決勝/3位決定戦

今回召集されなかった主な選手達
GK廣末(青森山田)
DF岩田(大分)、中山(柏)、船木(C大阪)、初瀬(G大阪)
MF市丸(G大阪)、堂安(G大阪)、神谷(湘南)、杉森(名古屋)
FW岸本(C大阪)、森(甲府)

今回久しぶりの招集となった選手達
若原、久保田、長沼、鈴木、高木、小島、板倉

感想
来年のU-20W杯の出場権をかけた最終予選まで残すところあとわずか。今回が最後の選考合宿。
今回召集されなかったメンバーを見ると、堂安、中山、神谷あたりは既に召集当確か?
久しぶりの招集となったメンバーを見ると、筑波大の鈴木に注目したい。高校時代からこの世代のトップレベルのボランチとして活躍していた選手。最近は召集されていなかったが、久しぶりの招集でアピールできるか?
何はともあれ、ここ最近連続で出場権を逃しているU-20W杯。東京五輪に弾みをつけるためにも今回のアジア予選は何としても突破したいところ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U-16日本代表 来年のU-17W杯出場権を獲得

2016年09月26日 23時03分20秒 | ユース代表
グループリーグを圧勝して決勝トーナメント進出を決めたU-16日本代表。
アジアの世界大会出場切符は4つ。つまり準々決勝に勝って準決勝に進出すれば来年のU-17W杯出場権を獲得という大一番。
この大一番の準決勝で日本はUAE相手に1-0で勝利。見事来年のU-17W杯出場権を獲得した。

今大会のここまでの成績は以下のとおり
9.16 日本7-0 ベトナム
【得点者】久保2、福岡2、宮代、監物、山田

9.19 日本8-0 キルギス
【得点者】棚橋3、久保2、中村2、鈴木

9.22 日本6-0 オーストラリア
【得点者】上月2、宮代、瀬畠、松本、棚橋

9.25 (準々決勝) 日本1-0 UAE
【得点者】瀬古

9.29 準決勝
10.2   決勝

FC東京Yの久保を筆頭に各ポディションに個性豊かな選手が多く、非常に前評判の良かったU-16日本代表。
実際にBS1での録画放送を観戦してみても、各選手非常に個々の能力が高いことが良くわかった。
今年の高校1年生は全国的に非常にレベルが高いと感じていたが、それを象徴するようなアジア予選の戦いぶりだったと思う。
ここ最近は、全国的に低レベルな年が続いていただけに、今年の高校1年生世代の将来有望さは非常に心強い。ただ残念なのは、今年の高校1年生は東京五輪で一番年下の学年だという事。(久保は東京五輪の次の五輪の一番年上の世代になるが、その時には所属チームが五輪への出場を認めてくれないでしょう…)

グループリーグを21得点0失点と圧倒した日本だったが、準々決勝のUAE戦は1-0と苦戦。内容は日本が圧倒したが決めるべきところで決めきれず、苦しい試合展開となってしまった試合だった。
世界大会出場権をかけた大一番。ちょっとくらいの力の差は関係なくタフなゲームとなりやすい試合だったが、それにハマってしまった試合。我慢比べの試合展開を覚悟できていなかった若い選手たちからは「早く楽になりたい」という意識がTV画面からも良く伝わってきていた試合内容。シュートを焦ってしまったり、パスが雑になったり、グループリーグで見せていたような余裕があまり感じられない準々決勝だった。ただ、楽な展開で世界大会出場権を得るよりも、大一番での苦しい試合展開を90分間経験できたことが、今後の大きな財産となったと思えば良い試合内容だった。
1-0と結果的には辛勝だが、内容は圧倒。特に相手に決定機を一度も作らせなかった事は評価できると思う。
最後に選手以外にも評価しておきたいのは森山監督。難しい試合展開でもキッチリ交代枠3つを使い切り、その交代も意図あるものだった。広島Y時代から良く知った監督さんではあるが、改めて度胸と戦術眼があるなと感心した。

準決勝、決勝はCS放送のテレ朝CH2で生放送。BS1で録画放送される。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記事のタイトルを入力してください(必須)

2016年09月19日 22時40分30秒 | 高校サッカー・クラブユース
磐田東Gにて県ユースAリーグを観戦

静学B 7ー0 磐田東

得点
前半14分 4佐野のパスが相手にカットされたところを10青嶋が取り返しそのままドリブルシュート
前半30分 2山田のCKを4佐野が頭で合わせる
前半32分 2山田のCKを9尾崎が頭で合わせる
前半34分 6橋本のパスを受けた10青嶋シュート、GKはじいたこぼれ玉を2山田がつめる
後半9分 10青嶋のクロスを23洪が合わせる
後半20分 20河口がトラップで1人抜きパス、10青嶋がDFとの競り合いに勝ちシュート
後半26分 2山田のCKを?が決める

得点には至らなかった決定機
前半31分 (静)23洪のクロスを2山田がシュート放つが枠外
前半40分 (静)14坂西のクロスを2山田が頭で折り返し10青嶋がシュート放つがDFブロック
後半7分 (静)23洪のパスを受けた10青嶋がGK1対1でシュート放つがGK1小野田がファインセーブ
後半8分 (磐)裏に抜けだした6山本がループシュート放つがクロスバー直撃
後半14分 (磐)10久米がミドルシュート放つがGK17田原がファインセーブ
後半25分 (静)CKのこぼれ玉を2山田?がミドルシュート放つがGK1小野田がファインセーブ
後半32分 (静)22小澤のスルーパスを19堤がシュート、GKはじいたこぼれを10青嶋がつめるが1GK小野田がファインセーブ
後半33分 (静)22小澤がドリブルシュート放つがGKセーブ
後半39分 (静)20河口が1人抜きパス、19堤がシュート放つが枠外
後半43分 (静)22小澤がドリブルで3人抜きシュート放つが枠外


静学Bスタメン
      17田原
  4佐野 9尾崎 7岡野
    21小西 2山田
14坂西   6橋本   5鈴木
    10青嶋 23洪
交代
後半16分 鈴木→22小澤
後半18分 洪→20河口
後半25分 橋本→19堤(堤がFW、河口がトップ下)
後半26分 尾崎→12渡井
後半35分 山田→8横山

磐田東スタメン
      1小野田
5高橋 4藤田 3大石 2窪野
    18横山 8内藤
 17永井       7落合
    9松下 10久米
交代
前半41分 内藤→15松本
後半0分 永井→6山本
後半0分 松下→19佐藤
後半16分 横山→13横岡
後半30分 落合→24松島

感想
静学がボールも試合も支配。多数決定機を作り出し7ー0で大勝した試合だった。
静学Bは過密日程の中、前期はエコパ補助で敗れた相手に見事リベンジを果たした。GK田原のコーチングを中心に強さと高さを見せた最終ラインからボランチがボールをしっかりつなぎ、前線の攻撃を活性化させていた。交代で投入された選手も限られた時間で必死にアピール。選手権のメンバー入りに向けてのアピールおなった試合だった。
磐田東は終始ボールを支配され全くと言って良いくらい自分たちのサッカーが出来なかった。とにかくチームに元気がないのが気になった。それでも後半立ち上がりから15分くらいまではペースをつかみ、交代で入った6山本や10久米が決定機を作ったが決められなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーー

IAIスタへ移動しプレミアイーストをはしご観戦

清水Y 2ー1 横浜FMY

得点
前半5分 (横)中盤の細かい繋ぎから9渡辺が裏に抜け出しシュート
前半10分 (清)19平墳のロングシュートがクロスバー直撃、跳ね返りを10望月がつめる
前半11分 (清)23滝のCKを5立田が頭で折り返し8佐野がシュート

得点には至らなかった決定機
前半16分 (横)7阿倍のクロスを9渡辺がシュート放つが25伊藤駿がブロック
前半18分 (横)7阿倍のクロスを9渡辺が頭で合わせるがGKセーブ
前半29分 (清)23滝のパスを受けた11中野がシュート放つがGK31原田がファインセーブ
後半10分 (横)9渡辺が抜け出しシュート放つがGK1水谷ファインセーブ


清水Yスタメン
      1水谷
27吉田 5立田 25伊藤駿3伊藤研
    6梅村 8佐野
 10望月       23滝
    19平墳 11中野
交代
後半17分 佐野→28鈴木(鈴木が2列目、滝がDH)
後半22分 中野→35齋藤(齋藤が2列目、鈴木がFW)
後半29分 平墳→18新関(新関が2列目、齋藤がFW)
後半45分 滝→17宮本
後半45分 望月→14平松


横浜FMYスタメン
      31原田
26松井 3板倉 5坂本 22藤井
    10吉尾 6佐多
 7阿部  17薄葉  25岩城
      9渡辺
交代
後半18分 薄葉→8河原田(河原田がDH、吉尾がトップ下)
後半25分 阿部→42椿
後半35分 佐多→19根本


感想
前半横浜が中盤の素早いパス回しの崩しから先制。その5分後に清水は19平墳の左足キャノンが炸裂。このロングシュートはクロスバーを叩くがそのこぼれを10望月がつめて同点。その直後にも19平墳のボール奪取からのカウンターで得たCKを5立田が高さを活かして折り返し8佐野が決めて清水が逆転。短い時間で清水が立て続けに2得点を奪い一気に逆転に成功した。
清水が試合のペースを握っていたのはこの2得点のシーンくらいで、後は基本ずっと横浜ペース。特に後半は完全に横浜が試合を支配。清水はひたすら横浜の攻撃を凌ぎ1点リードを守りきって勝点3を獲得した試合だった。
清水は組織的な粘り強い守備が目立った試合だった。横浜に圧倒的にボールを支配されながらも素早くボールをつなぐ横浜の攻撃に徐々に対応。後半は押し込まれながらも崩されず決定機はほとんど与えなかった。特に目に付いた活躍をしていたのはGK1水谷。今日の試合は飛び出しの判断とタイミングが絶妙で相手の決定機になりそうなシーンを判断の良い飛び出しで決定機にさせないシーンが複数回あった。また5立田は足に怪我を抱えながらのプレーだったようでかなりきつそうで試合終了のホイッスルと同時にピッチに倒れ込みタンカで退場していた。
横浜はFW、2列目、ボランチが素早くパス交換。人もボールも良く動くサッカーで前半の先制点は清水DFが横浜のボールと人の動きについていけなかった。後半はボールを支配するも清水守備を崩し切ることが出来ず決定機を作れなかった。選手個々のかつやくについては9渡辺。昨年から活躍していたストライカーで今日の試合でも最前線で清水DFを苦しめていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J3 第22節@藤枝総合

2016年09月18日 16時31分26秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦

藤枝 2-5 鳥取

得点
前半7分 (藤)13三好のミドルシュート
前半11分 (鳥)18河合のドリブルに対して6福王がエリア内で倒しPK、18河合がPK決める
前半18分 (鳥)16池ヶ谷のミドルシュート
前半42分 (藤)13三好のドリブルに対して18河合がエリア内で倒しPK、7枝本がPK決める
後半28分 (鳥)10フェルナンジーニョが右サイドドリブルで突破しクロス、クロスがDFに当たりGKがはじいたところを7廣田がつめる
後半30分 (鳥)10フェルナンジーニョが左サイド突破しクロス、18河合が決める。
後半45分 (鳥)48前田のドリブルシュート

得点には至らなかった決定機
前半19分 (鳥)18河合のパスを受けた19亀島がシュート放つがGK26山田がファインセーブ
前半22分 (鳥)10フェルナンジーニョのパスを13林がワンタッチではたき、18河合がシュート放つが枠外
前半40分 (鳥)7廣田のクロスを15稲盛が頭で合わせるがGK26山田がファインセーブ
後半35分 (藤)7枝本のパスを受けた20柿木がシュート放つがGK39福島がファインセーブ
後半38分 (藤)?がミドルシュート放つがGK39福島がファインセーブ

藤枝スタメン
      26山田
22久富 6福王 30前田 5浅田
    16鮫島 20柿木
 10大迫       7枝本
    19越智 13三好
交代
後半20分 三好→9遠藤
後半20分 大迫→15平石
後半32分 浅田→29川島


鳥取スタメン
      39福島
19亀島 17秋山 15稲森 6中島
    16池ヶ谷8小谷野
 7廣田       18河合
    13林  10フェルナンジーニョ
交代
後半16分 林→20宮市
後半34分 フェルナンジーニョ→48前田
後半36分 亀島→28山口

感想
協賛のサッポロビールのはからいで、今日は会場内で麦とホップが飲み放題。近くに座っていたお兄さんは前半だけで3杯飲んでいた。無くなり次第終了との事だったが、試合終了直後も無くなった様子は無かった。
前半の早い時間から点の取り合いとなった試合。前半7分に藤枝が先制するが鳥取はすぐにPKで同点。その後鳥取が勝ち越し点奪うも藤枝がPKで同点に追いつき前半終了。どちらかというと藤枝がボールを支配する時間が長かったがほぼ互角の展開だった。
後半は膠着した展開が続いたが、後半28分に10フェルナンジーニョがサイドを崩して鳥取が勝ち越し。これであわてて守備組織の崩れた藤枝は、その直後の後半30分にも10フェルナンジーニョにほぼ同じ形で崩され失点。これで勝敗はほぼ決した。その後は藤枝が攻撃の圧力を強め決定機を2回作ったが、共にGK39福島のファインセーブに阻まれ得点ならず。結局終了直前にも追加点を奪った鳥取が5-2で勝利した。
今季のJ3は今日が初観戦。藤枝は昨シーズンとは大きくメンバーが入れ替わり、攻撃の中心だった久富や大石は抜けたが、代わりの選手の補強もできて、現在J3での順位は真ん中くらい。ここまで藤枝はある程度狙い通りの戦い方が出来ているようだ。ただ今日の試合は守備の不安定さが目立った。サイドから崩されての失点で落とした試合だったと言って良いと思う。攻撃面に関しては13三好が前線で体の強さを見せ目立っていた。
鳥取は夏までJ3最下位に沈んでいたが、最近は復調してきたようで勝ち点を伸ばしてきている上り調子のチーム。今日の試合も前半は粘り強く戦い相手の集中が切れた所でうまく得点を奪い勝利に結びつけた試合運び巧者な印象。CB2枚が強力で、18河合や10フェルナンジーニョが攻撃にアクセントを加えていた。

静学OBについて
藤枝 7枝本:ドリブルでボール前に運ぶところからチャンスを作り出していた。サイドに張り付かず時には中央の仕事もこなし藤枝の攻撃をけん引していた。
鳥取 39福島:試合終盤の連続ファインセーブで勝利に貢献するも全体的におとなしかった印象。何も吼えない。コーチングの声も全然出なく得意のフィードキックも見られなかった。借りてきた猫状態だった。

公式入場者数は1,221人。雨だから屋根の下の席に座れるかな?と心配して会場入りしたが、全く問題なく屋根の下に座れた。高校選手権より少ない入場者はやっぱり寂しい。藤枝のサッカーファンが閉鎖的だという事は高校サッカーからも明らかなので、やはり藤枝マイエフシーには藤枝東のOBがいないと集客は厳しいのかなと感じる。3年後くらいに長谷部が男気を見せて、キャリアの最後に藤枝に戻ってきてくれないかな~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリンスリーグ東海2016 @竜洋スポーツ公園

2016年09月17日 17時02分52秒 | 高校サッカー・クラブユース
竜洋スポーツ公園サッカー場にてプリンスリーグ東海を観戦

静学 1ー0 磐田Y

得点
後半40分 22塩浜のドリブルシュートをGKがはじき、こぼれ玉を拾った9福原のシュート

得点には至らなかった決定機
前半29分 (静)10渡井がゴール前でつぶれ9福原がシュート放つが枠外
前半38分 (静)10渡井のパスを受けた7若山がシュート放つがポスト直撃
前半45分 (磐)9金原が切り返しからのシュート放つが枠外
後半1分 (静)16伊藤のクロスを11白川がシュート放つがGKセーブ
後半9分 (磐)13新里のクロスを8上原が頭で合わせるがGK1山ノ井がファインセーブ
後半28分 (静)10渡井からのパスを14金冨がシュート放つが枠外
後半32分 (静)11白川のクロスを13青島がシュート放つが枠外
後半34分 (磐)CKのこぼれ玉を5池田がロングシュート放つがGK1山ノ井ファインセーブ
後半42分 (磐)右クロスを18伊藤が頭で合わせるが枠外

静学スタメン
      1山ノ井
  4嶋  18水津 5天本
    12戸田 23清水
11白川 10渡井 7若山 16伊藤
      9福原
交代
後半18分 天本→15森主(森主がCB、水津が左ストッパー)
後半21分 清水→13青嶋(青嶋が2列目、若山がDH)
後半?分 伊藤→14金冨(金冨が右サイド、白川が左サイド)
後半29分 渡井→6島田(島田がDH、戸田が2列目)
後半35分 白川→22塩浜

磐田Yスタメン
      1磯部
5池田 2森岡 4鈴木 12管
    15中岡 17室屋
 9金原       8上原
    35佐藤 13新里
交代
後半21分 上原→18伊藤(伊藤がFW、佐藤が2列目左、金原が2列目右)
後半30分 中岡→7池田
後半40分 森岡→3松下※負傷交代
後半45分 新里→22大石

感想
押し気味に試合を進めながらもなかなか得点を奪えなかった静学が、後半40分に得点し1-0で静学が何とか勝ち切った試合だった。
前半は互いに中盤のプレスが激しく落ち着かない展開ながらも、徐々に静学が試合の主導権を握りだし、前半25分過ぎには完全に静学がボールを支配。静学が優位に試合を進めるが決定機で決めきれず0-0で前半終了。静学としては、前半の内に1点取っておきたかった内容だった。
後半も静学がボールを支配するものの、攻めきれずなかなか決定機を作り出す事が出来ない展開。磐田Yも素早い攻守の切り替えから決定機を作りだし、試合は膠着状態となった。
0-0のスコアレスドローかと思われた後半40分に22塩浜がドリブルシュート、これをGKがはじきこぼれ球を拾った9福原が角度0度から落ち着いてゴールに流し込み決勝点。1-0で静学が勝利した。
静学は磐田Yに何度か攻撃の形を作られたものの落ち着いて対応、山ノ井のファインセーブもあり失点0で抑えたことがこの試合一番の収穫。攻撃面はボールは支配するものの攻めきれない決定力が課題として残った。
磐田Yは全体的に声が少なく元気が無い様子が目立った。そんな中、途中出場の18伊藤は最前線に入り得点の匂いのする危険なプレーをしていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の一言 20160915

2016年09月15日 21時42分52秒 | 一言
「一つ一つのボールに意味がある。説明できる球を投げることが4勝目に近づく」(4月26日) 28日の広島戦を前に

「ルーキーだけど、責任から逃げないように自分にプレッシャーを与えたい」(9月3日) 4日の阪神戦を前に


DeNA ドラフト1位ルーキー 今永昇太投手
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久保建英が2種登録

2016年09月13日 22時49分49秒 | Jリーグ
スポニチ記事より

FC東京 15歳久保がJ1出場可能に まずはJ3起用


 J1のFC東京がユース所属でU―16日本代表の中学生、MF久保建英(15)をトップチームの試合にも出場できる2種登録とすることが13日、分かった。当面はJ3に参戦しているFC東京U―23で起用する方針だが、評価が高まれば森本貴幸(川崎F)が持つ15歳10カ月6日のJ1最年少出場記録を塗り替える可能性もある。

 クラブ関係者は「上のステージでチャレンジさせたい。日本を背負って立つ選手として、しっかり育てていきたい思いがある」と説明した。

 久保は2011年にスペインの強豪バルセロナの下部組織に入団。しかし18歳未満の国際移籍を原則として認めない国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反したとしてクラブが処分を受け、15年にFC東京ジュニアユースに加入、今季は飛び級でユース(U―18)に昇格した。

 16歳で同じくFC東京U―18に所属する平川怜も2種登録となる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

森本が15歳の時、J1に最年少出場し得点も決めた。
宇佐美が15歳の時、G大阪Yの主力として日本一に貢献した。
大空翼が15歳の時、全日本デビューしてデビュー戦でハットトリックを達成した。
なお、メッシのバルセロナトップチームデビューは17歳。

久保については何度か見たことがあるが、個人的には同じ15歳の時の宇佐美より上だと思っている。
宇佐美が15歳の時は、ボールを持った時の破壊力は凄かったが、オフザボールの動きに難があった。
久保のプレーを見ていてボールを扱う技術はもちろん、それ以上にうまさを感じたのがポディショニング。プレスの掛け方ひとつにその先の展開を考えているセンスを感じた。
でも15歳の時の森本はさらにその上を行っていた。そしてその森本や柿谷の例があるからこそ心配になるのが、「日本にこの久保という才能を育てられるのか?」ということ。
サッカーにおける育成とは、サッカーの技術だけを教えれば良いという訳ではない。中学、高校は心も体も大きく成長する年代。サッカーを通じて「人間性」をしっかり育てられなければ、大人になってからの伸びしろが無い「早熟」選手となる。
日本にクラブチームが多く出来あがり、若い才能のある選手が練習環境の整ったクラブチームを選択するようになったが、クラブチームの指導者はサッカーの技術を教えるのはうまいが、人間性の教育については素人(今は人間教育にも力を入れるクラブが増え、その分野での指導力も向上している)。プロになってから伸び悩むクラブ出身Jリーガーが多くみられた。A代表で活躍する選手に本田や岡崎、長友といった高校部活動出身者が絶えずいるのは、指導者が学校生活の中で生徒と時間を共有し、長年人間教育に重きを置いて指導をしている部活動の特製そがあるからだろう。

今の日本は、選手個々の技術レベルは世界でもかなり上位の方に来たと思う。ただ、指導者のレベルはまだまだ発展途上国。世界で活躍する選手はいても、世界で活躍する監督がいないのがその証拠。
今監督をやっている年代の方々が子供だった頃、日本のサッカーはまだまだW杯出場を夢見る弱小国だった。指導者の育成は選手の育成の3倍以上の時間がかかる。これは仕方がないこと。
そして指導者の育成と同じくらい時間がかかるのが、育成に対する周囲の目。つまりプロではなく育成に対しての目の肥えたファンの存在の増加と育成に対する意識の浸透。
1人凄い選手がいると、マスコミは金づるとしてつるし上げ、判断力の無い周囲大多数はそれを真に受けその選手を色眼鏡で見てしまう。そうやって若い有望選手は周囲の過剰な勘違いにつぶされていく。
育成と周囲の目がまだ十分に育っていない日本で、どこまでこの久保と言う才能を育てることが出来るのか?そこが心配な部分である。

ただ、こういうスペシャルな選手が1人出てくると「俺も俺も」と才能ある選手が同世代で続発する傾向が「右向け右」の日本にはある。
久保が過剰に目立つことで犠牲になって、その他多数の有望選手が生まれるという副作用は期待できるかもしれない。
久保と一緒に2種登録された平川はとても良い例。久保ばかりに注目が集まっているが、平川もとても良い選手。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする