Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

東海クラブユース 3位決定戦

2019年06月02日 14時26分21秒 | 高校サッカー・クラブユース
ゆめりあにて東海クラブユース選手権3位決定戦を観戦

クラブチームの夏の全国大会であるクラブユース選手権の東海地区の出場枠は3。先週の準決勝に勝利した清水YとJFAアカデミーが既に全国大会出場を決めた状態で、残り1枠の出場権をかけて3位決定戦で名古屋Yと磐田Yが戦う試合。

名古屋Y 3ー2 磐田Y

得点
前半8分 (名)7倍井のシュータリングに見せかけた角度のないところからのシュートがゴールイン
前半41分 (磐)9佐藤のスルーパスに抜け出た12野中悠のクロスを8長谷川がシュート
後半17分 (磐)12野中悠のCKを4米田が頭で合わせる
後半34分 (名)10田邊のドリブル突破からゴール正面でのFKゲット。7倍井がFK直接決める
後半36分 (名)8榊原のパスを受けた10田邊がシュート


得点には至らなかった決定機
前半6分 (磐)12野中悠のクロスを9佐藤が合わせるがGKセーブ
前半32分 (名)10渡邉が抜けだし角度のない所からシュート放つがDFブロック
後半4分 (磐)12野中悠のクロスを9佐藤がダイレクトボレーで合わせるが枠外
後半11分 (名)24豊田のパスを受けた10渡邉のミドルシュートをGK21杉本がファインセーブ
後半40分 (磐)CKを10清田が合わせるがDF3牛澤がライン上でクリア

名古屋Yスタメン
      1三井
6新玉 15鷲見 3牛澤 2岡崎
    24豊田 10田邊
 14石谷       7倍井
    17武内 8榊原
交代
後半26分 石谷→25齊藤


磐田Yスタメン
      21杉本
2パティソン23鈴木 4米田 7宮下
    8長谷川26藤原
 10清田        12野中悠
    5青木 9佐藤
交代
後半0分 青木→17山下
後半25分 佐藤→27馬場
後半26分 長谷川→11水島(水島が2列目右、清田がDH)
後半34分 藤原→13野中陸
後半37分 野中悠→29山村

感想
全国大会出場権をかけた大一番らしい白熱した好ゲームとなった試合。
前半に名古屋が先制、後半に磐田が逆転、終盤に名古屋が再逆転という劇的展開で、試合終了のホイッスル直後は両チームの選手の多くがピッチに倒れ動けない死闘だった。
名古屋は7倍井の活躍が目立った。左サイドから積極的な仕掛けを見せたほか先制点のシュートと同点弾のFKと右足の精度の高いキックで決定的な仕事をこなしていた。また試合終盤の一番厳しい時間帯に活躍を見せたのが主将の10田邊で普段はボランチの位置で攻撃の起点としての働きをしていたが、同点弾を生んだFKを生み出した中央のドリブル突破の仕掛けの他、最後の決勝点を決めたシーンなど重要な場面でえってい的な仕事をした。
磐田は12野中悠がサイドからのクロスで決定機を複数回演出。チームの全得点とほとんどの決定機に絡む活躍だった。また3失点はしたが4米田と23鈴木のCBコンビはレベルの高いパフォーマンスを見せていたと思う。

コメント (2)
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ゼロックススーパーカップ2019 前座試合メンバー

2019年02月10日 14時35分21秒 | 高校サッカー・クラブユース
FUJI XEROX SUPER CUP 2019 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜(2/16)

日本高校サッカー選抜・Jリーグ選抜メンバー 


【日本高校サッカー選抜】
スタッフ
団長:三井 耕 ミツイ コウ(東京都立葛飾野高)
総務:渡邉 健 ワタナベ ケン(長崎県立猶興館高)
監督:朝岡 隆蔵 アサオカ リュウゾウ(船橋市立船橋高)
コーチ:藤島 崇之 フジシマ タカユキ(昌平高)
GKコーチ:伊藤 竜一 イトウ リュウイチ(船橋市立船橋高)
トレーナー:永井 将史 ナガイ マサシ(M‘s AT project)
ドクター:増田 研一 マスダ ケンイチ(奈良リハビリテーション病院)
主務:小川 伸太郎 オガワ シンタロウ(大森学園高)
主務:川北 康博 カワキタ ヤスヒロ(埼玉県立松伏高)

GK
1 飯田 雅浩 イイダ マサヒロ(青森山田/3年)
12 八井田 舜 ヤイダ シュン(岡山学芸館/3年)
21 松田 亮 マツダ リョウ(東福岡/3年)
DF
3 豊島 基矢 トヨシマ モトヤ(青森山田/3年)
4 大石 悠介 オオイシ ユウスケ(山梨学院/3年)
5 白井 陽貴 シライ ハルキ(矢板中央/3年)
6 岡井 駿典 オカイ トシノリ(市立船橋/3年)
16 中田 青 ナカタ ジョウ(富山第一/3年)
19 吉村 仁志 ヨシムラ ヒトシ(大津/3年)
22 フォファナ マリック フォファナ マリック(尚志/3年)
23 西田 翔央 ニシダ ショウ(東福岡/3年)
24 後藤 裕二 ゴトウ ユウジ(矢板中央/3年)
MF
2 松尾 勇佑 マツオ ユウスケ(市立船橋/3年)
7 天笠 泰輝 アマガサ タイキ(青森山田/3年)
8 檀崎 竜孔 ダンザキ リク(青森山田/3年)
11 バスケス バイロン バスケス バイロン(青森山田/3年)
13 秋山 裕紀 アキヤマ ヒロキ(前橋育英/3年)
15 水野 雄太 ミズノ ユウタ(大津/3年)
17 武田 英寿 タケダ ヒデトシ(青森山田/2年)
25 須藤 直輝 ストウ ナオキ(昌平/1年)
FW
9 宮崎 純真 ミヤザキ ジュンマ(山梨学院/3年)
10 西川 潤 ニシカワ ジュン(桐光学園/2年)
14 鈴木 唯人 スズキ ユイト(市立船橋/2年)
18 佐々木 銀士 ササキ ギンジ(青森山田/3年)
20 染野 唯月 ソメノ イツキ(尚志/2年)

今後のスケジュール
3/8~10
日本高校サッカー選抜 選考・強化合宿 ヤングサッカーフェスティバル(草薙陸上競技場/静岡)
3/28~31
日本高校サッカー選抜 欧州遠征強化合宿(御殿場市/静岡)
4/11~4/13
日本高校サッカー選抜 欧州遠征直前合宿(市原市/千葉)
4/13~4/24
日本高校サッカー選抜 欧州遠征(オランダ、ドイツ)
〔第57回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会参加〕


Jリーグ選抜
GK
山田大樹(鹿島アントラーズユース2年)
鈴木彩艶(浦和レッズユース1年)
DF
井出敬大(柏レイソルU-182年)
馬場晴也(東京ヴェルディユース2年)
井上樹(ヴァンフォーレ甲府U-182年)
井上航希(京都サンガF.CU-182年)
奥田勇斗(ガンバ大阪ユース2年)
坂口薫(ヴィッセル神戸U-182年)
MF
青島太一(清水エスパルスユース2年)
山田楓喜(京都サンガF.CU-182年)
松本凪生(セレッソ大阪U-182年)
土肥航大(サンフレッチェ広島ユース2年)
鮎川峻(サンフレッチェ広島ユース2年)
FW
櫻川ソロモン(ジェフユナイテッド千葉U-18)
宮城天(川崎フロンターレ U-182年)
松田詠太郎(横浜F・マリノスユース2年)
ブラウンノア賢信(横浜F・マリノスユース2年)
藤尾翔太(セレッソ大阪U-182年)

毎年恒例、ゼロックススーパーカップの前座試合のJクラブユースチーム選抜対高校サッカー部選抜。
例年通り、高校選抜は選手権の優秀選手中心の選考で、対するJクラブ選抜は1学年年の2年生中心の選考。
高校選抜は、選手権に出場しなかった高校の市船から2名、山梨学院から2名、昌平から1名を選出。このあたりは監督が市船でコーチが昌平ということで、あからさまに自身のチームの選手を選考した格好。山梨学院の選考理由は分からない。
Jクラブ選抜は例年通り3年生ではなく2年生からの選考。3年生はもう引退しているから?せっかく高校対クラブの試合なのに、3年生対2年生というミスマッチは完全に水を差している。「高校も2年生からの選手選考にすれば良いのに」と思う。
この前座試合が始まった頃は画期的な試みだと期待したが、今では完全に形骸化してしまった感がある。
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新人戦中部地区大会2019 @藤枝東G

2019年01月19日 17時36分59秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝東Gにて新人戦中部地区大会を観戦

桜が丘 9ー0 清水国際

得点
前半16分 12鈴木のドリブルからのクロスがDFのハンドでPK、8小長谷がPK決める
前半28分 縦パスを9前田が落とし12鈴木智がシュート
前半30分 縦パス受けた12鈴木のパスを11柴田が決める
後半4分 スルーパスに抜けだした12鈴木智が決める
後半9分 縦パスに抜けだした12鈴木智が決める
後半15分 13宇山のCKを12鈴木智が頭で合わせる
後半29分 8小長谷のミドルシュート
後半38分 クロスを4加藤がヘディングシュート、ポストに当たった跳ね返りを15木下がつめる
後半40分 横パスを受けた9前田?がシュート

桜が丘スタメン
      1松崎
19深澤 4加藤 3望月 6村上
    7安部 25野牧
 11柴田       8小長谷
    12鈴木 9前田
交代
後半10分 野牧→13宇山
後半15分 深澤→18鈴木太
後半22分 鈴木智→15木下
後半35分 安部→22岡本


清水国際スタメン
      1小川
3長嶋 4服部 5竹内 16高橋
    8林  10高橋
 6増井       14瀧
    9小林 18松田
交代
前半37分 16高橋→19

感想
桜が丘が大量得点で勝利した。
前半は清水国際も奮戦。桜が丘ゴールに迫るシーンも複数回作りだしていたが、点差の広がりに比例して運動量が落ち後半の大量失点となった。
大量失点での敗戦となったが、6増井がボールを落ち着けて配球し、14瀧は足元の技術を活かし局面を打開するシーンを作り出していた。
桜が丘は前半やや苦しんだが、後半は地力の差を見せた。11柴田のスピード、12鈴木の得点力が光った試合だった。後半15分の13宇山のCKを頭で合わせた得点シーンは見ごたえのあるゴールだった。
    
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第97回高校サッカー選手権 決勝

2019年01月14日 16時42分56秒 | 高校サッカー・クラブユース
流経柏 1ー3 青森山田

観客数:54,194人

感想
優勝候補の対戦となった決勝戦。
見どころは準決勝戦終了後に流経柏本田監督が言っていた「消せるかどうか」つまり流経柏のプレスが青森山田の特徴を消せるかどうかというところ。
ポゼッションしてショートパスをつなぐ瀬戸内に対してはプレスがうまくハマっていたが、ロングボール主体の青森山田はさすがに瀬戸内に比べてプレスがかかりづらい様子だった。
流経柏の先制点のCKは関川のヘッドの強さはもちろんだがピンポイントで合わせるキッカーの精度もかなりのもの。関川の動き出しを見ていると、そこにボールが来る事を信じて動き出している感じで、正確なキックと繰り返し何度も練習したであろう精度を感じるセットプレーだった。
青森山田の同点弾は、流経柏のプレスをかわした縦パス一発、逆転弾はバスケスの個の打開力を見せつけた場面だった。

結果的には、流経柏が青森山田のロングボールを警戒してプレスをかける位置を普段より少し下げて戦い方を(相手に合わせて)普段から少し変えてリズムが変わったところが勝敗を分けたかなと思う。
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第97回高校サッカー選手権 準決勝

2019年01月13日 09時57分40秒 | 高校サッカー・クラブユース
高校サッカー選手権準決勝2試合をTV観戦

青森山田 3-3(PK4-2)尚志
流経柏  5-0 瀬戸内

●大接戦となった第1試合と大量得点差となった第2試合という対照的な2試合となった準決勝。
決勝戦の組み合わせは、青森山田ー流経柏という概ね順当な組合せとなった。
激しい試合をこなした青森山田に対して、早い時間に選手をどんどん交代させることが出来た流経柏の方がコンディション的に有利なのは間違いないが、実際はそう簡単な話でもない。
1日空けての決勝戦で最も大切なのは、チームの雰囲気と勢い。
厳しい試合を乗り越え、チームが引き締まり改めて勢いが生まれた青森山田に対して、大量点差の試合となってしまった流経柏にはどうしても気の緩みが生まれてしまう。この気の緩みというのはわかっていても生まれるやっかいなもの。監督のチームマネジメント力が問われる場面となる。

●準決勝で敗れた2チームについて
尚志は非常に良いサッカーをしていたと思う。特に後半の2点は共に素晴らしいゴールだった。
後半22分の得点は左SB5沼田のサイドチェンジのキックが素晴らしかった。1つのキックで逆サイドの11加瀬に通したことで青森山田のDFのマークが1つずつズレた所から生まれた得点だった。
後半29分のショートパスをつないだ得点は見事。青森山田のマークが少しルーズになったタイミングを射抜いた早く正確なパスでの崩しだった。
とにかく尚志の12月のプレミア参入戦から見せた勢いは凄いものがあった。主力を欠きながら横浜FMYに勝ってプレミア参入を決めて、選手権もベスト4まで駆け上がった。来年も期待されると思うがこの2か月の印象が強すぎるだけに「新チームの尚志は大変そうだな」ともちょっと思った。

瀬戸内は流経柏のプレスに屈する形になったが、自分たちのスタイルを90分崩さずに闘いきった誇れる大量失点での敗戦。
流形のプレスをかわすためにロングキックを多用するという選択肢もあったと思う。しっかり守備を固めて攻撃はプレスをかわすためにロングキック主体という選択肢を取る固い戦術だったら流経もプレスがハマらずもっと苦しんだと思う。それを目先の結果にとらわれず自分たちの形で戦い抜いたという経験は、間違いなく今後のチームの成長につながると思う。

●青森山田と流経柏のスタイルについて
青森山田が築きあげてきた「高さ、強さ、ロングスロー」といったスタイルは、近年の高校サッカーで「選手権で勝つためのトレンド」として定着してきた感がある。
今年の青森山田はそれに加えて、10壇崎と11バスケスの両ワイドの打開力が加わったチーム。数年前までの「チームで一番うまい奴2人がダブルボランチを組んで、中央をしっかり固める」という青森山田のスタイルから少しだけ変わったかなという感じはするが高さ、強さ、ロングスローといった基本スタイルは変わらない。
青森山田が現在の高校サッカーのトレンドを作り上げるに至った背景としては、第91回選手権の初戦、望月嶺臣を擁し非常にレベルの高いポゼッションサッカーをしていた野洲相手に1-1のPK戦で勝利した試合が大きかったと思っている。当時の最も力強さのあるチームと最も技術力のあるチームの対戦で、典型的な「力対技術」という構図になった試合。この試合から選手権および高校サッカー界が力強さとか高さという方向に舵を切ってきたという印象があり、そこから5年ほど経った今はその最盛期に差し掛かっているというのが率直な高校サッカーに関する印象。
1つのトレンドを確立した青森山田だが、今後については今年のチームを見てわかるとおり、力強さをベースに今年はドリブルの打開力を加えてチームの成長を模索しているように見える。

流経柏
流形柏も青森山田同様「高さ、強さ、ロングスロー」という印象の強いチームだが、それ以上に強い特徴として挙げられるのは「プレス」だろう。
プレスというと、とにかく運動量増やして頑張って走って相手を自由にさせないという印象があるが、流経柏のプレスは非常に精度が高い。つまり無駄な走りが少なく効率的かつ効果的という印象がある。プレスは1人でかけても効果は無い。複数の人間で同時にプレスをかけることで相手のパスコースを消してボール奪取をすることが出来る。だから複数の人間が同じタイミングで同時に複数のパスコースを消す動きをしなければいけないのだが、流経柏はこの動きの精度が非常に高く高い位置から広い範囲をプレス欠けるにもかかわらず、選手の無駄走りが少なく効果的に広い範囲にプレスをかけることが出来ている。簡単に表現すると「当たり前のことを当たり前にやっている」という事なのだが、その範囲と精度が他のチームとはけた違いで、「よくこれだけのものを作り上げてきたな」というのが率直な感想。TV中継で実況が紹介していた流経柏本田監督の言葉「数年先にはこのプレスを技術でかわすチームが出てくることで、日本のサッカーはもう一段上のレベルに上がる」という言葉が印象に残った。
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新人戦県中部地区大会 GL第3戦

2019年01月12日 16時57分58秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝北Gにて新人戦中部地区大会を観戦

藤枝明誠 - 静岡 ※前半のみ観戦

得点
前半28分 (静)11豊田のCKを2中山?が頭で合わせる
前半29分 (明)CKのこぼれ球を4飯島がミドルシュート

藤枝明誠スタメン
      1倉田
23長島 4飯島 15藤浪 5孔
    6島尻 8福士
 14梅北  10笹ヶ瀬 18櫻井
      9原
交代

静岡スタメン
      1大長
2中山 3梅本 4川端 14四之宮
    5河内 8向井
 13村田       7田中
    11豊田 20後藤
交代
前半31分 村田→17浦田
前半37分 中山→12森


感想
明誠がやや押しこむ展開も、静岡もしっかり対応して明誠の攻撃に対応。守備だけでなく攻撃の形もつくり反撃する時間もつくっていた。
明誠は14梅北のドリブルからの仕掛けが目立っていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

藤枝東Gへ移動してはしご観戦

藤枝東 3-0 静岡東 ※後半のみ観戦

得点
前半の2得点は未確認
後半30分 13町田のCKを11柳谷がシュート

藤枝東出場選手
      17西川
2見崎 3斎藤 4稲葉 5鈴木登
    6浦部 10坂本
 12濱井  7前原  8澤口
      11柳谷
交代
後半8分 濱井→14島根(島根が2列目左、澤口が2列目右)
後半22分 坂本→13町田
後半23分 前原→15鈴木佑(鈴木佑がFW、柳谷がトップ下)
後半31分 澤口→20友田
後半31分 鈴木登→19出町
後半31分 柳谷→16長野

静岡東スタメン ※選手名未確認
   1
14 15 4 10
  6 18
 20 17 11
   13
交代
後半26分 6→19
後半28分 18→7
後半34分 17→16
後半39分 11→2

感想
前半終了時点で藤枝東が2点リード。後半藤枝東が主導権を握る時間がほとんど、決定機は少なかったが相手にペースを握らせず、セットプレーからダメ押し点を奪い危なげなく3-0で勝利した。
藤枝東は昨年から出場している選手が多い中、セットプレーでターゲットになっていた2見崎の空中戦の強さが目を引いた。
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選手権2回戦 @三ツ沢

2019年01月02日 17時23分16秒 | 高校サッカー・クラブユース
ニッパツ三ツ沢にて選手権2回戦を観戦

矢板中央 2ー1 日章学園

得点
前半19分 (矢)クロスボールをGKとDFがかぶりクリアできず、こぼれ玉を14望月が決める
後半12分 (矢)14望月のドリブル突破をDFがエリア内で倒してPK、10飯島がPK決める
後半17分 (日)CKを4古賀が競り合い、オウンゴール

得点には至らなかった決定機
前半25分 (矢)21森高のシュートをGKセーブ、こぼれ玉を2後藤がつめるがクロスバー直撃、こぼれ玉を21森高がシュート放つがGK1小原がファインセーブ
後半8分 (矢)6土谷のミドルシュートをGK1小原がファインセーブ
後半8分 (日)カウンターから10河原のミドルシュートが枠外


矢板中央スタメン
      1安西
2後藤 15五十嵐4白井 5内田
    6土谷 16池田
 7山下       21森高
    8伊藤 14望月
交代
前半34分 森高→10飯島(飯島がFW、伊藤が2列目左)
後半19分 伊藤→9板橋
後半22分 望月→11大塚  

日章学園スタメン
      1小原
2濱松 4古賀 3高田 5阿部
    7中別府6比嘉
 8長友       10河原
    11鈴木 9南
交代
後半9分 南→18日高
後半26分 長友→23平原
後半30分 中別府→15梅野

感想
鉄壁の守備が持ち味の矢板中央とボールをポゼッションしてパスを繋ぐ日章学園の対戦。
前半はプリンス関東覇者でチーム力に勝る矢板中央に対して日章が守備をしっかり固め矢板がポゼッションする慎重な立ち上がり。シュートシーンの少ない拮抗した前半だったが、矢板のクロスを日章のDFとGKがかぶってしまうミスを見逃さず矢板が先制。後半矢板がPKで2点目を奪い試合はほぼ決したかと思われたが、日章も意地を見せCKから1点返して最後まで矢板ゴールを脅かしたが矢板の守備を破ることが出来ず2ー1で矢板が勝利した。
矢板はFW14望月の長身を活かしたプレーと、長いリーチを活かした懐の深いボールキープの活躍が目立ち2得点に絡む活躍。また地味に良かったのが右SBの2後藤。鉄壁DFラインを形成する守備力に加え、サイドでボールを落ち着けて攻撃の基点にもなり、オーバーラップのタイミングの良さも見せた。「こういうSBがいるチームは強いよな」と感じさせるプレーぶりだった。
日章学園は前半2年生FW11鈴木の活躍が目立っていた。後半は息切れして存在感が減ったが、前半は精力的に動き回り日章の攻撃を牽引していた。また1点返したCK時にGKと競り合いオウンゴールに結びつけた1年生CB4古賀は後半に14望月のドリブルを抑えきれずPKを与えてしまうファールを与えてしまったが、1年生でやられたらやり返す活躍ぶりだった。
この試合の応援については日章学園の圧勝だった。矢板中央はブラスバンド等の応援は特になし。それに対して日章学園がブラスバンドにチアリーダーもいた。何よりすごかったのが応援スタンドにいたゆるキャラ。応援席でチアリーダーと一緒にチアダンスを踊っていたが、よくあるちょっとからだを動かしているだけではなくガチで、前後半通しで他のチアリーダーと全く同じ動きを踊り続けていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

青森山田 ー 草津東 ※後半30分まで観戦

得点
前半12分 (青)高い位置からのプレスでボールを奪い6天笠のミドルシュート
前半37分 (青)11バスケスのクロスを7武田が決める
後半12分 (青)10壇崎のCKを2橋本が頭で合わせる
後半26分 (青)グラウンダーCKを5三國が決める
後半28分 (青)11バスケスのシュートをGKがはじいたこぼれ玉を13小松がつめる

得点には至らなかった決定機
前半40分 (青)裏に抜けだした11バスケスのシュートをGK1加藤がファインセーブ
後半16分 (青)3豊島のクロスを11バスケスが合わせるがGKセーブ
後半25分 (青)10壇崎のクロスを11バスケスが折り返し8武がシュート放つがGKセーブ

青森山田スタメン
      1飯田
2橋本 4二階堂5三國 3豊島
    6天笠 15澤田
 11バスケス7武田  10壇崎
      9佐々木
交代
後半13分 澤田→8武
後半18分 佐々木→13小松
後半21分 武田→17藤原
後半26分 橋本→16鳥海

草津東スタメン
      1加藤
12前川 4小林 5夘田 3南堀
    10山本 8小酒井
 6平田       7橋本
    9渡辺 11森
交代
後半0分 森→14夏川
後半10分 平田→13川崎
後半27分 橋本→18遠座

感想
昨年の初戦と同じ対戦カードとなった試合。昨年は青森山田が5ー0で圧勝。昨年のリベンジに臨んだ草津東だったが昨年同様に青森山田の圧力に耐えきれず大量失点を喫した。
草津東は足下の技術に秀でた選手が多くポゼッションサッカーのスタイル。前線から青森山田が厳しいプレスをかけてきても最終ラインからしっかり繋ごうとする意識を強く感じた。前半の1失点目のシーンはGKからDFラインにボールを渡し後方から繋ごうとしたところをプレスをかけられボールを奪われたところからの失点。この失点で草津東はリスク回避である程度後方ではボールを蹴ってくるかと思われたが、後半も変わらずDFラインからの組み立てを継続していた当たりに、チームのプレースタイルへのこだわりを感じた。後半にはGK1加藤の正確なキックから良い攻撃の形も見せていた。
青森山田は10壇崎と11バスケスの2列目両ワイドが強力。特に今日は11バスケスの仕掛けに草津東のDFが対応に苦慮していた。またボランチの6天笠が良い。前に前に攻撃の圧力を強めたがる選手が多い中で6天笠が絶妙なポディショニングでチームのバランスを取っていた。
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今年の選手権注目ポイント

2018年12月26日 21時42分00秒 | 高校サッカー・クラブユース
今年の選手権の特徴を挙げるとレベルはやや低め。これといったスター候補生も不在。(流経柏の関川が鹿島でどこまで成長できるかという感じ)
そんな中、各地区大会を観戦して印象に残ったのが、無印の2年生に印象に残る可能性ある原石が多いという事。
今回の選手権は、可能性を秘めた原石が全国デビューする大会という見方が出来るかもしれない。

個人的に注目している2年生注目株を紹介

遠野:MF遠藤
ボランチの位置からドリブルで仕掛けるプレーは存在感があった。高校生の頃の香川真司のプレーを思い出した。    

徳島市立:GK中川
身長188㎝の大型GK、細かいところはまだまだ足りていない部分が多いが、素材としては非常に面白い。

東福岡:MF青木
1年生だがこの青木も注目したい。サイドからの仕掛けは1年生ながら東福岡の大きな武器になっていた。

青森山田:MF武田
名前が英寿。同名の中田英寿を思い起こさせるプレースタイルで2年生ながら既に青森山田の攻撃の中心。

桐光学園:MF佐々木
桐光学園といえば2年生エースの西川に注目が集まるが、佐々木のドリブルでの仕掛けも要注目。

立正大湘南:MF山田
CBの山田ではなくて2年生MFの山田。パスセンスが秀でており、そのタイミング良いパス出しは一件の価値あり。

大分:MF菊地
テクニックのある選手。

瀬戸内:DF松崎
右SBからタイミングの良い攻め上がりを見せる選手。瀬戸内と言えば高校時代無名ながら今や世界から注目される安部の母校。安部に続く無印良品になる可能性あり。

矢板中央:DF長江
CBで今年の矢板中央の鉄壁DFラインを形成。プリンス関東1位の立役者の1人。

尚志:染野
U-17代表候補FW。県予選決勝では何度も正確なポストプレーを見せた。


その他、帝京長岡や四中工にもそれぞれ注目の2年生が複数いるので注目したい。
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第97回高校サッカー選手権 出場校等

2018年12月25日 22時49分41秒 | 高校サッカー・クラブユース
日テレG+で各都道府県の地区大会決勝戦を録画視聴

選手権出場校に関する個人的評価点と簡単な感想を記す。
評価点の見方は以下のとおり(過去のものと同様)
55~ 全国大会で戦える一定以上の水準を満たしている
60~ 全国大会で1勝することが出来る
65~ 全国大会でベスト8を狙える
70~ 全国大会優勝候補、プレミアリーグで残留できる力がある
75~ 全国大会優勝候補筆頭 プレミアリーグで中位に入れる
80~ プレミアリーグで優勝争いできる
85~ プレミアリーグ優勝候補
各チームの評価点を見ると分かるけれど、55以下のチームは少ないけれど70以上のチームも少ない。例えばプレミアリーグで優勝争いをした青森山田が76。評価点の基準を見たら80以上のはずなんだけれど、この評価点を決めたのは5年以上前。つまり今は80無くてもプレミアリーグで優勝争いが出来るという事で、5年前に比べて上位チームのレベルが下がっているというのが率直な感想。
高校サッカーの勝敗の要因は「能力6割、メンタル・戦術3割、運1割」。今回示した評価点は能力部分を示す数値。能力が高いチームの方が勝つ確率が高いけれどそれは勝敗を決する要素の半分程度だという事。特にリーグ戦とは異なり負けたら引退のトーナメントはメンタルが勝敗の要因となる割合がリーグ戦に比べて飛躍的に大きくなる。そのあたりのメンタルやモチベーションに関するチームマネジメントも勝つために必要な重要な要素となる。


北海道 観戦できず
青森  青森山田 76
    伝統の高さと強さを活かすサッカー。それに加え今年は壇崎とバスケスの2列目の打開力が加わったチームとなっている。選手個々の能力は今大会参加チームで最も高い。
岩手  遠野 64
    ショートパスをつなぐポゼッションスタイル。2列目に個で仕掛けられる選手が揃っている。また、2年生ボランチ遠藤のドリブルは要注目。
宮城  仙台育英 58
    組織的守備からのショートカウンター、DFラインはよく整備されているが2列目のラインがどこまで連動できるか。結城と三田が攻撃の中心。
秋田  観戦できず
山形  観戦できず
福島  尚志 64
    ポゼッションサッカー。U-17代表の染野のポストプレーは安定している。嘉瀬のスピードに乗ったドリブルでの仕掛けも強力。
茨城  明秀日立 63
    組織力高く良く仕上がったチーム。個々の能力が一定水準以上で良い意味で個性が目立たない組織力を試合で出せるチーム。SB高橋が質の高いクロスを何本も上げていた。
栃木  矢板中央 66
    しっかり守ってカウンターサッカー。DFが守備力高く強力でフィード力も高い。縦パスが多く高さと強さを活かす。交代選手にスピードのある選手、技術のある選手を控え交代で攻撃のリズムを変えられる。
群馬  前橋育英 65
    プレスからのショートカウンターでプレスをかける範囲が広い。優勝した昨年に比べるとチーム力は落ちる。
東京A 国士舘 59
    個性ある選手は少ないがチーム全体でハードワーク出来るのが強み。FWの柳、MFの唐澤の仕掛けは打開力がある。
東京B 駒沢大 65
    守備組織が非常にしっかりしている。飛び道具のような目立つ個性はないが守備組織だけで勝ち上がれる力あり。
埼玉  浦和南 64
    選手個々の能力が高い。地区大会決勝では連動した守備で全国屈指の攻撃力を誇る昌平を抑え込み、攻撃でも何度も昌平守備を崩していた。
千葉  流経柏 75
    ハイプレスサッカー。組織的にしっかりしていて、ハイプレスだけれど選手の移動距離少なく省エネハイプレスで後半終了までプレスがかかり続ける。スタメンに1年生が3人。
神奈川 桐光学園 67
    安定した守備から攻撃陣の個性を活かすサッカー。西川、阿部、佐々木といった個性ある攻撃陣がハマれば面白い。個人的に注目している選手は金子。チームに欠かせない存在。
山梨  日本航空 61
    ハードワークハイプレスでボールを奪ったら縦に速いサッカー。以前日本航空はポゼッションにこだわったサッカーをしていたが、今はそのこだわりは無くなったらしい。後半徐々に運動量が落ちるため、選手交代は積極的。
新潟  帝京長岡 58
    技術を活かし細かく繋ぐテクニック系のパスサッカー。前線に能力の高い2年生アタッカーが揃う反面守備はやや甘め。
富山  富山第一 63
    どちらかと言うとつなぐよりもロングボールで縦に速いサッカー。両サイドからロングスローを投げてくる。CB2人は跳ね返す能力高い。攻撃は小森が大黒柱。
石川  観戦できず
福井  丸岡 56
    伝統のカウンターサッカーから近年はポゼッションサッカーに様変わりした。主将宮永のドリブルがチームの攻撃の要。
長野  都市大塩尻 50
    ポゼッションしながら縦に速くサイドから攻めるスタイル。守備は選手間の距離間があまり良くなくボールに寄るシーンが目立った。
岐阜  岐阜工業 53
    堅守速攻でチーム全体の守備意識が高い2トップの森、熊澤の能力高く個で打開できる。
静岡  浜松開誠館 65
    3トップの攻撃力は全国でも通用する破壊力がある。鍵は3トップと2列目の3人の距離間。チームで連動してコンパクトに保ち続けることが出来るかどうか。
愛知  東邦 57
    しっかり守りを固め、スピードと高さを活かしたカウンターを仕掛けるサッカー。守りのブロックをどれだけしっかり固め崩されない時間を継続できるか。
三重  四中工 62
    樋口監督ラストイヤー。森、和田、田口を新生3羽カラスと名付け、途中交代からの攻撃のアクセントにしている。プレスは連動が少なくDFラインは裏を取られやすい。
滋賀  草津東 64
    安定した守備から選手個々の技術を活かしたパスをつなぐサッカー。MF山本のセンスあるプレーは一見の価値あり。GK加藤のキックも正確。
奈良  一条 55
    しっかり守ってからのショートカウンターサッカー。スタメンに2年生が6人。インターハイ後に2年生が台頭してチームが生まれ変わった。CB酒本は今大会注目選手。
和歌山 和歌山北 62
    ボランチからの展開と素早いパスワークで攻撃を展開。2トップの連係、中川のドリブル突破で攻撃を形成する。
大阪  関西学院 63
    ハードワークからの激しい守りがチームの持ち味。GK梅田はハイボールの処理がハイレベル。主将の8山田はチームのハードワークの象徴。
京都  東山 61
    組織力の高いサッカー。全体的にコンパクトでショートパスがつながりやすい。注目は久乗。技術が高くハードワークもできる選手。
兵庫  関西学院 58
    全国は50年ぶりの出場の古豪。特に目立っていたのは主将のMF林の左サイドからのドリブルの仕掛け。打開力あるドリブル突破を何度も見せていた。
鳥取  観戦できず
島根  立正大湘南 64
    ハードワーク、組織的守備でボールを奪い、どちらかと言うとパスを細かく繋ぐというより縦に速い攻撃を仕掛ける。鶴野、藤井、大西の前線の3人はそれぞれ個で仕掛けられる能力あり。2年生トップ下の山田のパスセンスは要注目。
岡山  観戦できず
広島  瀬戸内 61
    ポゼッションしてパスをつなぐスタイル。全体的に間延びしやすくぜんたいをどれだけコンパクトに保てるかが鍵となりそう。2年生SBの松崎が非常に良い動きを見せていた。
山口  西京 55
    4バックだが両ワイドが下がり6バック状態になるシーンが多く見られた。パスをしっかりつないでビルドアップしたいけれど、相手にポゼッションされると両ワイドが下がってしまう感じに見えた。
香川  香川西 62
    両ワイドからの仕掛けに迫力がある。スタメンに1年生を4人起用して若いチームで4年ぶりの全国出場を決めた。DFライン乱れ中盤が落ち着かなくなる時間帯があったのでそこをどう修正するか。
徳島  徳島市立 65
    3トップに個性がある。特に岡のスピードは注目。2年生GKの中川も大器と呼べる素材。徳島市立は個性ある選手を育てていると感じる。
愛媛  宇和島東 52
    選手個々の個性を活かすサッカーだが、チーム全体で組織的な動きが少ない。県予選決勝で見せた立木と豊田の連携からのゴールは見事だった。
高知  高知西 51
    しっかり守りを固めてまずは守備をしっかり戦うチーム。スタメンに2年生が多い。リスタート時にしっかり時間をかけてチームを落ち着ける。
福岡  東福岡 73
    能力高い選手が多く、ポディションチェンジが多い。1年生のMF青木は注目の素材。全国制覇した時と比べると選手の個の能力は少し落ちる。
佐賀  龍谷 56
    初出場の佐賀の新鋭私学校。県予選はエースの竹島が骨折で欠場ながら全国大会出場を決めた。ハードワークで労を惜しまないスタイル。ボランチの後藤からのパスで攻撃を展開する。
長崎  長崎総大付 64
    3トップへ縦パスを通してから2列目が押し上げる。攻撃時はSBも積極的に上がりアンカーが下がって3バック状態になる。またスローインは一倉が徹底してロングスローを投げる。鈴木の左足のキックも注目。
熊本  大津 72
    各ポディションに能力の高い選手が揃っている。福島と吉村のCBコンビは非常に強力。水野のドリブル、奥原のスピードも注目。
大分  大分 59
    主将の山口を中心としたパスサッカー。徹底してショートパスをつなぐスタイル。左SB萩本の攻撃参加が多く攻撃にアクセントを加える。
宮崎  日章学園 64
    細かいパスをつなぐポゼッションスタイル。プリンス九州得点王のエースFW鈴木は得点力がある。また河原のテクニック、比嘉のバランスをとる能力も良い。
鹿児島 神村学園 61
    ボランチの位置から展開していくポゼッションサッカー。数年前の神村学園のイメージと比べると迫力は少な目。
沖縄  那覇西 62
    ダブルボランチから展開するパスサッカー。CB比嘉が守備の中心。近年の沖縄県予選の中では最もレベルの高いサッカーを見せていた。


各地区大会トピックス
岩手県:選手入場時にエスコートキッズがいた。花巻東が初の決勝進出。今年度から柱谷哲二氏がテクニカルコーチに就任したとの事。
山梨県:選手権メンバーから外れた(事実上引退となる)3年生選手が集まって試合をする「山梨県メモリーリーグ」を行っているとのこと。
三重県:四中工の世代別代表選手に対して「U-17代表」を連呼。まだ候補を数回やっただけの代表なんですが…
京都府:京都共栄の内藤監督のプロフィールがサッカー漫画の主人公のようで面白い。サッカー指導者を目指しイギリス留学。手当たり次第に各クラブに手紙を書いて某クラブに雑用係として拾ってもらい、そこからコーチにまで上り詰め、京都でサッカーがあまり盛んでない福知山市の新興私立の監督に就任。今年度決勝戦まで勝ち上がった。
新潟県:試合前に両校校歌を斉唱。校歌時に選手一人ひとり特徴を合わせて紹介。
福井県:福井商のチアリーダーが全米チアダンス選手権5連覇のジェッツでレベルが異常に高い。スタンドの応援が世界レベル。
鹿児島県:近年稀に見る大味な決勝戦だった。鹿児島城西は3-4で負けている後半30分に身長192㎝の1年生GKをFWで起用。これまでそのような起用をテストしていたことは無かったらしく実況がかなり驚いていた。結果的に鹿児島城西はチームバランスが崩れそこから3失点で大敗。解説の久永氏(元福岡)は「そんな甘いもんじゃないよ」「小学生じゃないんだから」と冷ややか且つ冷静な解説をしていた。
佐賀県:佐賀東と佐賀北の公立校の時代が長く続いていたが久しぶりに私学が優勝。優勝した龍谷は2013年から強化を開始、2015年に県初の人工芝グラウンドを整備して今回の結果につなげた。佐賀県にも私学の波が来たようだ。
大阪府:大阪学院は毎年スポーツクラスの全生徒が行う椅子取りゲーム大会が開催されていて、今年は大阪学院の主将が優勝した。
愛媛県:決勝進出した八幡浜工業は第55回大会(初の関東開催)でベスト4。高校サッカー選手権で初めて国立で試合をしたのが八幡浜工業対静岡学園だったとの紹介があった。
広島県:控え選手の紹介時、控え選手全員の特徴を紹介していた。
山口県:解説の岩政氏(元鹿島)の解説がシステム論の講釈が長くかなり細かく伝わりづらい。詳しく解説しているので需要はあるかもしれないけれど高校サッカーの解説向きではなかった。
宮城県:解説の平瀬氏のノリが軽く、ファンが解説しているような感じだった。

今年の選手権予選決勝戦の特徴として、解説人が例年より豪華だったことが挙げられると思う。いつもなら県サッカー協会の方が解説をすることが多いのだが、今回はある程度名前の売れた元Jリーガーが解説をしているところが多かった。
宮城県:平瀬氏(元鹿島)
福島県:本田氏(元鹿島)
長野県:中西氏(元千葉)
富山県:羽中田氏
青森県:大榎氏(元清水)
福井県:松原氏(元磐田)
鹿児島県:久永氏(元福岡)
奈良県:森山氏(U-16代表監督)
熊本県:武田氏(元V川崎など)
山口県:岩政氏(元鹿島)
和歌山県:宮澤ミシェル氏
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プレミア参入戦2018 第2戦 @コカコーラ

2018年12月16日 20時51分55秒 | 高校サッカー・クラブユース
コカコーラ広島スタジアムにてプレミア参入戦2回戦を観戦

矢板中央 1ー3 大津

得点
前半42分 (大)6福島のスルーパスに抜けだした3岩本のクロスを8大竹が決める
後半9分 (大)9大崎の得点
後半11分 (矢)10飯島の得点
後半44分 (大)9大崎の得点

矢板中央スタメン
      1安西
2後藤 3長江 4白井 5内田
    6土谷 16池田
 8伊藤       17木村
    13眞島 11大塚
交代
前半26分 眞島→10飯島
後半0分 木村→17板橋
後半5分 伊藤→7山下
後半12分 長江→14望月

大津スタメン
      1松村
3岩本 6福島 5吉村 2西原
    15富永 7松原
 8大竹       10水野
    9大崎 11奥原
交代
後半38分 奥原→19濃野
後半45分 大崎→17上田

感想
前半立ち上がりは拮抗した展開も前半20分くらいから大津がペースを握り複数回決定機を作り出し前半終了間際に大津が先制。後半立ち上がりにも大津が追加点を上げ、その後の矢板中央の追い上げをかわし大津が3ー1で勝利。
大津は先制点に結びつけた6福島のスルーパスが絶妙、アシストしたSBの3岩本も前半唯一のオーバーラップを見事に得点に結びつけた。
矢板中央はベンチに控える攻撃陣が多士済々。ベンチに控える個性ある選手を次々に投入して反撃を試みるも大津守備陣を崩し切ることが出来なかった。
両チーム打開力ある攻撃力ある選手がいたが、それ以上に両チームとも安定した守備陣の活躍が光っていたっ試合だった。
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