Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

U-22 山村が怪我で離脱

2011年09月29日 21時39分51秒 | オリンピック代表
U-22代表主将の山村(流経大)が骨折で離脱することになった。
復帰は12月頃になるとか。

五輪代表チームは米本(FC東京)、山本(磐田)、山村とボランチに怪我人が続いている。
そんな中で現在売り出し中なのが扇原(C大阪)だろう。
先日のマレーシア戦での出来は決して良くなかったが、潜在能力の高さはこの世代屈指。
マレーシア戦で山村と扇原をWボランチで起用したのは(山本の怪我の影響もあるが)扇原にかける期待の表れだと思う。
勝手な憶測だが、関塚監督は現在山村が担っている役割を将来的には扇原にやらせて、山村をCBに下げようとしているのではないかと感じた。
「山村の役割を扇原にやらせる」というもくろみが少し早い段階で巡ってきたようだ。
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プレミアイースト @草薙陸上

2011年09月23日 16時30分54秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙陸上にてプレミアイーストを観戦

静学 1ー2 青森山田

得点
後半17分 (青)未確認
後半22分 (青)9林のグラウンダークロスを10差波が中で合わせる
後半34分 (静)5伊東のロングクロスを4木本が頭で合わせる

静学スタメン
     1福島
5伊東 4木本 20伊藤 22望月遙
     8秋山
  13柴田   10渡辺
     7長谷川竜
  14山本真  24米田
交代
後半0分 米田→21
後半20分 山本真→26長谷川拓
後半25分 柴田→25吉田(吉田がCB、木本が中盤に上がる)
後半45分 秋山→15李


青森山田スタメン
     1野沢
8室屋 3縣  4舛沢 14新井
    10椎名 20菅原
 16石井 10差波 17高橋
     9林
交代
後半20分 石井→22時苗
後半37分 高橋→13飯島
後半40分 椎名→6曽我
後半45分 林 →24鈴木

感想
青森山田が後半に効率よく得点を重ね、最後は静学の追撃をしのぎ勝利した。
前半はどちらかと言えば静学ペース、中盤でボールを支配し何度か良い形を作ったが得点には至らなかった。青森山田は素早い好守の切り替えから3回ほどチャンスを作ったが静学の粘りの守備に得点にはならなかった。
後半は静学の運動量が減り、前半のようにパスがつながらなくなり、青森山田のカウンターを受けやすくなった。
静学は決定力不足というよりシュート欠乏症の状態。
前半に24米田の強引なドリブル突破が何度か見られただけで、この試合チーム全体で見ても強引なシュートというのはほとんど無かった。
思い切りよくシュートを打つことなく、無駄にキープしてしまい、ボールを奪われ、カウンターを受けるという静学ではよくある展開になった。
シュートを打つことが一番のカウンター対策となり守備面においては非常に有効なのだが、大事に攻める意識ばかりで、思い切りよくシュートを打つ姿勢伝わってこなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清水Y 2ー0 三菱養和 ※後半30分まで観戦

得点
前半20分 14伊東直からのクロスを9影山が決める
後半20分 左からのクロスを12石毛がニアに飛び込みながら右足アウトサイドで合わせる

清水Yスタメン
     1瀧川
19水谷和3犬飼 17藤嵜 23佐藤
    8伊東渉12石毛
 18加賀美9影山 14伊東直
     11柏瀬
交代
後半12分 加賀美→10山崎


三菱養和スタメン
     18永井
20島田 5富田 26飯泉 3佐々木
    10川崎 14清水
 11川上亮8北出 6川上拓
     22木村
交代
後半0分 川上拓→28秋田
後半20分 木村→9油井
後半25分 北出→15中崎


感想
清水が終始試合のペースを握り三菱養和に勝利した。
前半は得点シーン意外にも何度か決定機を作り、前半でもう1点ほしかったという展開だった。因みに前半のシュート数は清水Y10:三菱養和1。
後半も清水Yがペースを握り三菱養和は全くと言って良いくらい攻撃の形を作ることができなかった。
清水Yは11柏瀬・9影山・12石毛・3犬飼の縦のラインがしっかりしていたのが印象的だった。特に最近の9影山の怪我からの復帰は大きい。9影山がトップ下の位置から積極的に動き出し、1トップの11柏瀬の負担を減らしている。
三菱養和は22木村に全くボールが入らなかった。シュート数も、この試合チーム全体で2~3本で完全に清水に抑え込まれた試合だった。

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五輪最終予選 マレーシア戦

2011年09月22日 19時00分45秒 | オリンピック代表
2-0で日本の勝利。
相手の出来を考えたら、5点差以上の得点差をつけて勝利したい試合だった。
ここで得失点差を稼げなかったことが今後に響いてこなければよいが…
前半の早い時間は素早いパス回しがうまく機能し一方的な展開となったが、徐々にマレーシアが日本のスピードに慣れてくると、日本は攻めきれなくなり攻撃がどん詰まりの状態になってしまった。
リズムを変える縦パスであったり、フリーランがもっとほしかったがずっと同じペースで試合をしてしまった。
ダブルボランチは山村と扇原だったが、このレベルの相手ならもっと攻撃的な選手をボランチで起用しても良かったと思う。CBの出来る守備的な選手を2枚並べたのは少しもったいないと感じた。(2人のロングフィードに期待していた部分があったのかもしれないが)
個人的にはボランチの位置での山田が見たかった。
試合の出来としては、「選手の経験不足」が露呈した試合。今後に不安を感じる内容だったと言わざるを得ない。
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U-18日本代表候補メンバー

2011年09月20日 19時56分12秒 | ユース代表
9/23~30にかけて行われるタイ遠征メンバーが発表された。


GK
櫛引 政敏 クシビキ マサトシ KUSHIBIKI Masatoshi
1993.01.29 182 cm 68 kg 清水エスパルス
池村 彰太 イケムラ ショウタ IKEMURA Shota
1993.06.17 183 cm 78 kg JFAアカデミー福島
杉本 大地 スギモト ダイチ SUGIMOTO Daichi
1993.07.15 186 cm 79 kg 京都サンガF.C.U-18

DF
松原 健 マツバラ ケン MATSUBARA Ken
1993.02.16 177 cm 66 kg 大分トリニータ
高橋 祐治 タカハシ ユウジ TAKAHASHI Yuji
1993.04.11 185 cm 75 kg 京都サンガF.C.U-18
山中 亮輔 ヤマナカ リョウスケ YAMANAKA Ryosuke
1993.04.20 171 cm 65 kg 柏レイソルユース
佐藤 和樹 サトウ カズキ SATO Kazuki
1993.05.18 174 cm 65 kg 名古屋グランパスU18
工藤 将太朗 クドウ ショウタロウ KUDO Shotaro
1993.06.20 181 cm 66 kg 大宮アルディージャユース
奈良 竜樹 ナラ タツキ NARA Tatasuki
1993.09.19 180 cm 70 kg コンサドーレ札幌U-18
川口 尚紀 カワグチ ナオキ KAWAGUCHI Naoki
1994.05.24 175 cm 67 kg アルビレックス新潟ユース
岩波 拓也 イワナミ タクヤ IWANAMI Takuya
1994.06.18 186 cm 72 kg ヴィッセル神戸U-18
植田 直通 ウエダ ナオミチ UEDA Naomichi
1994.10.24 185 cm 70 kg 熊本県立大津高校

MF
荒野 拓馬 アラノ タクマ ARANO Takuma
1993.04.20 178 cm 62 kg コンサドーレ札幌U-18
小野瀬 康介 オノセ コウスケ ONOSE Kosuke
1993.04.22 176 cm 65 kg 横浜FCユース
幸野 志有人 コウノ シュウト KONO Shuto
1993.05.04 177 cm 69 kg 大分トリニータ
熊谷 アンドリュー クマガイ アンドリュー KUMAGAI Andrew
1993.06.06 181 cm 67 kg 横浜F・マリノスユース
廣田 隆治 ヒロタ リュウジ HIROTA Ryuji
1993.07.16 172 cm 62 kg ヴィッセル神戸U-18
榊 翔太 サカキ ショウタ SAKAKI Shota
1993.08.03 164 cm 58 kg コンサドーレ札幌U-18
橋本 拳人 ハシモト ケント HASHIMOTO Kento
1993.08.16 178 cm 68 kg FC東京U-18
原川 力 ハラカワ リキ HARAKAWA Riki
1993.08.18 175 cm 67 kg 京都サンガF.C.U-18
野津田 岳人 ノツダ ガクト NOTSUDA Gakuto
1994.06.06 175 cm 65 kg サンフレッチェ広島ユース
石毛 秀樹 イシゲ ヒデキ ISHIGE Hideki
1994.09.21 169 cm 56 kg 清水エスパルスユース
深井 一希 フカイ カズキ FUKAI Kazuki
1995.03.11 175 cm 64 kg コンサドーレ札幌U-18

FW
三根 和起 ミネ カズキ MINE Kazuki
1993.04.18 190 cm 77 kg 京都サンガF.C.U-18
南 秀仁 ミナミ シュウト MINAMI Shuto
1993.05.05 175 cm 67 kg 東京ヴェルディユース
近藤 貫太 コンドウ カンタ KONDO Kanta
1993.08.11 160 cm 58 kg 愛媛FCユース

※U-18日本代表:FIFA U-20ワールドカップ2013出場を目標としたチーム。


感想
久保(京都)遠藤(湘南)大島(川崎F)などトップチームで出場機会を得ている選手を除いた以外は、主力を集めたメンバー構成となった。
DFの佐藤、工藤、奈良、MFの小野瀬、廣田、野津田、石毛あたりがテストメンバーとして今回の遠征メンバーに入ってきたという格好になっていると思う。
MFの榊がFWもできるとはいえFW登録が少ないと感じた。
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プリンスリーグ @上大之郷

2011年09月19日 19時17分18秒 | 高校サッカー・クラブユース
上大之郷グランドにてプリンス東海を観戦。


磐田Y 2ー0 帝京可児

得点
前半36分 11新村のCKを9宮村が右足で合わせる
後半43分 左サイドを17阿久澤がドリブルで掛け上がりそのままシュート

磐田Yスタメン
     1岩脇
5望月 4鈴木 6木倉 12檜原
    10前田 24鈴木拳
 23金原       11新村
    9宮村 29中野
交代
後半18分 宮村→25北川
後半30分 中野→17阿久澤
後半42分 新村→26梅村

帝京可児スタメン
     17
22   4   5伊藤 6堀内
     14三島
18馬須 10三島栄8澤田 15今井
     7渡辺
交代
後半13分 馬須→9
後半33分 今井→16


感想
試合展開はどちらかがペースを握っていたという事はなく、最初から最後までほぼ互角の展開。
2ー0という結果となったが、互いのチーム力に大きな差は感じなかった。
磐田Yは今日も1年生の積極的な起用が目立った。今日の試合で出場した選手の内訳は、1年生は6人、2年生が3人、3年生が4人。
元々今年の磐田Yの3年生の人数が少ないということもあるが、非常に若いチーム編成になっている。若いためか、試合中に度々集中力が切れているように感じた場面があった。
帝京可児はこれまでの試合と同様、後ろからつなぐ意識が高かったが、ゴール前での迫力に欠けた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

常葉橘 0ー2 磐田東

得点
前半21分 グラウンダーのクロスボールをトラップした選手をDFが引っ張って倒しPK、9亀澤がPK決める
前半27分 エリア内でボールをトラップした選手に足をかけて倒しPK、9亀澤がPK決める


常葉橘スタメン
     1西田
2渥美 3松田 4杉村 20登崎
     6剣持
  8島田   13那須野
     7提坂
   9大内 11田原
交代
前半37分 那須野→18石井(石井が右SH、島田が左SH)
後半0分 大内→23前田
後半21分 田原→24山本
後半21分 剣持→22高沢(高沢が右SH、石井がDH)
後半34分 提坂→12筒井
後半30分位から橘は4杉村を前線に上げ3トップ、最終的なフォメーションは以下のとおり
   1
 2 3 12
  8 18
 22   23
 24 4 20
 
 
磐田東スタメン
     1鈴木
3松永 2根来 4成島 11堀田
    14松井 7村松
 8杉山       10山岡
    13若松 9亀澤
交代
後半34分 堀田→20内田
後半?分 杉山→22白熊
後半44分 松永→6青島(青島が2列目、白熊がSB)



感想
やや磐田東の方が優勢だったと思うが、ほぼ互角の拮抗した試合展開だった。
得点は橘が磐田東に対してエリア内で簡単なファールを2度続けて与えてしまいPkで2失点。
橘がもったいない失点を重ね試合に敗れた。
試合の質自体は、前の磐田Y対帝京可児の試合よりこちらの試合の方が高かったと感じた。(磐田Yの出来がよくなかった)

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プレミアリーグ @ssap

2011年09月18日 20時15分58秒 | 高校サッカー・クラブユース
札幌サッカーアミューズメントパークにてプレミアイーストを観戦。
天候は小雨、気温は17℃位で自分は長袖を2枚着ていたが、それでも風が吹くと寒さを感じた。

静学 2ー1 札幌Y

得点
前半40分 (静)10渡辺のCKを誰かが頭で後ろへ流し、4木本がヘディングシュート
後半16分 (静)7長谷川のスルーパスに抜け出した14山本真のシュート
後半33分 (札)スルーパスに抜け出した18下田のシュート

静学スタメン
     1福島
5伊東 25吉田 3望月大22望月遙
     4木本
  13柴田   10渡辺
     7長谷川
  14山本真  24米田
交代
後半39分 吉田→23望月瞬(木本がCB、望月瞬がDH)


札幌Yスタメン
     21阿波加
2小山内4永井 3奈良 8前
    17中原 6堀米
 9近藤       14神田
    11榊  7鈴木
交代
後半12分 鈴木→18下田
後半33分 小山内→15中川(中川が2列目、神田がDH、堀米が左SB、前が右SB)


感想
静学は秋山、札幌Yは荒野と深井が不在。
静学が札幌Yから2点リードを奪っい、最後は札幌Yの猛攻を受けるが何とか凌ぎきって、静学がアウェーで貴重な勝ち点3を獲得した。
前半は前節の養和戦同様、静学の中盤でのプレスが厳しく札幌Yに自由を与えなかった。それでもさすがに札幌Yの能力は高く養和戦の時のように試合の主導権を静学が握るところまではいかず、前半は一進一退の試合展開だった。
両チームともシュート数は少なく、前半の決定機は共に1回ずつ、その1回を静学が見事に決めて先制した。
後半は相手が前がかりになった所の裏をうまくついて静学が追加点を奪った。
後半20分過ぎになると静学のプレスが徐々に緩くなり、それを待っていたかのように、前を向いて自由にボールがもてるようになった札幌Yが猛攻を仕掛け、一方的な札幌Yの試合展開となった。
結局、札幌Yは1点返すが、その後2~3度あった決定機を決めることが出来ず静学が何とか逃げきった。
静学の中盤はダイヤモンド型だと思うが、(特に前半は)ポディションにとらわれず選手がよく動きプレスがよく利いている。現在日本トップレベルの札幌Y相手でも十分に戦えることを証明した試合だったよ思う。
自力ではやはり札幌Yが上だったと思う。特に11榊と14神田は非常に危険な選手だった。最後の猛攻を静学はよく体を張って防いだ。
静学に関しては(特に前半)25吉田、13柴田の出来が良かった。この試合、木本がボランチで出場した関係でCBの望月大の相方を吉田が務めたが、久しぶりの先発出場とは思えないくらい安定し、安心して見ていられた。吉田の出来は、今日の試合一番の収穫だと思う。 

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プレミアイースト10節 @藤枝総合

2011年09月11日 15時24分07秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝総合にてプレミアイーストを観戦

静学 2ー2 三菱養和

得点
前半15分 (三)静学CK後のカウンター、8北出から11川上亮への縦パス裏に抜け出した11川上亮のシュート
後半37分 (三)木本のドリブルを奪われカウンター、11川上亮のゴール
後半41分 (静)5伊東のクロスを4木本が中で合わせる
後半45分 (静)24米本がゴール前に放り込んだボールを、ゴール前のゴチャゴチャした中で8秋山がつめる

静学スタメン
     1福島
25吉田 4木本 22望月遙20伊藤
     8秋山
  23望月瞬  13柴田
     10渡辺       
    14山本真28深瀬
交代
前半途中から秋山と柴田がポディションチェンジ
後半14分 望月瞬→7長谷川(長谷川がトップ下、秋山がSH)
後半17分 山本真→24米本
後半29分 吉田→5伊東


三菱養和スタメン
     18永井
28山内 5富田 26飯泉 3佐々木
    28山内 10川崎
 11川上亮      6川上拓
    8北出 29黒木
交代
後半26分 黒木→22木村
後半26分 山内→25秋本
後半45分 木村→15中崎


感想
静学が2点リードされた状態から、終了間際に2得点して何とか引き分けた試合だった。
前半20分までは養和ペース。養和は4月に戦った時の出来とは大きく違っていた。
4月は球際で全く戦えていなかったが、今日の養和は球際での競り合いでしっかり体を当てていた。
前半20分くらいから静学が中盤でのプレスを激しくしたことで、前半20分以降は一方的な静学ペースになった。
後半は前半ハイペースだったプレスの影響で静学の運動量が落ち、養和を圧倒できなくなった。
終了間際、静学が前掛かりになったところにカウンターを受け2失点目。
静学の負けかと思われたが、木本を前線に上げ最後の猛攻で連続得点を奪うことに成功し同点で試合を終えた。

静学にとっては課題の多い試合になった。
カウンターから2失点したが、過去に何度も見てきた静学らしい失点。
先制されたことで前掛かりになる分、普段以上にリスク管理をするべきだったが徹底できなかった。
攻撃に関しては、決定力不足というここまでずっと抱えてきた課題をまたさらけ出す形になった。
特に攻撃時、ゴールから逆算した時に不必要なひと手間が多い。そのひと手間入れている間にシュートコースが無くなる、パスコースが無くなる、スペースが無くなるというシーンが非常に多い。
今日は秋山が先発し、長谷川、伊東も復帰した。どこからでも攻められる陣容だったが、逆にどこから攻めるか選手間の意思の統一であったり、役割分担がハッキリ見えてこなかった。
養和の守備は後半20分くらいから、いっぱいいっぱいの状態だった。主将の5富田は思い通りにならず前半からかなりイラだっていた。だが静学選手たちが焦ることで攻め方が単調になり、大分養和守備陣を助けていた。
最後にダムが決壊したように連続失点したのは、静学の木本が前線に上がってきたことによる圧力を受けきれなくなったからだと思う。ボクシングに例えるなら立っているのがやっと、一押しすれば倒れる状態だった。
だが、静学はリードされている焦りから、流れを読むことも、相手の状態を見極めることはできなかった。
頭の中はボールを持った後どう攻めるかということばかり。自分たちが何をしたら相手にとって一番嫌なのか考える余裕がなかった。

養和プロ注目のサイドアタッカー7田鍋、あと2川田が不出場だった。怪我か?また1年生FW22木村もベンチスタートだった。
8北出10川崎11川上亮といった中心選手はさすがに高い技術を持っていた。
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U-22代表 選手の一時返却要望を却下

2011年09月11日 07時33分04秒 | オリンピック代表
浦和などから出されていた、選手のクラブへの一時返却依頼を協会が却下した。


却下は当然の事。
こんな依頼が出てくること自体がおかしい。
特に浦和はユース代表に対して原口の招集を拒否して協会といざこざを起こした事がある。
未だにA代表以外に選手を出すことには抵抗があるという浦和の姿勢がよくわかる報道だったと思う。
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プリンスリーグ東海 @藤枝総合

2011年09月10日 18時23分19秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝総合にてプリンスリーグを観戦
※選手名には間違いがあるかもしれませんのであしからず

藤枝東 2ー0 暁秀

得点
後半26分 8田中がドリブルで仕掛けそのままシュート
後半44分 8田中のクロスが相手選手の手に当たりPK、田中がPK決める


藤枝東スタメン
     1大泉
2津原 3中島 5太田 24野中
    18渡辺 6高嶋
 16宮永       10荒木
    8田中 14大石
交代
前半26分 宮永→11新村(新村がFW、田中が2列目)
後半0分 野中→4判治
後半0分 高嶋→20望月
後半13分 大石→7白井(白井がトップ下に入り11新村のワントップ)
後半30分 判治→15西川



暁秀スタメン
     21杉村
2久保田4川口 3加藤良12西尾
     6辻
 5斉藤 14奥津 10加藤翔
   11木部 8大澤
交代
後半23分 11木部が2枚目イエローで退場
後半30分 大澤→18
後半37分 奥津→19
後半39分 斉藤→9吉田


感想
両チームともシュート数、決定機が少なく、逆にミスの多い低調な試合だった。
藤枝東が勝利したが、藤枝東の出来は悪かった。簡単なパスミスが多く全くボールをつなぐことが出来なかった。
8田中の得点で先制したが、その得点はチームでとった得点ではなく、田中の個の力でもぎ取った得点。
それ以外、藤枝東に決定機は無かった。
暁秀は、藤枝東の連発するパスミスを自分たちのチャンスに活かす事が出来なかった。
DFは我慢強く守っていたと思うが、攻撃陣が迫力不足だった。この試合での暁秀の決定機は終了間際に1度のみだった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

藤枝明誠 1ー0 帝京可児

得点
前半43分 19小林の左からのクロスを9高橋が中で合わせる

藤枝明誠スタメン
     1鈴木
14渡辺 5向田 3濱  4川島
    6小野 19小林
 8薗田 9高橋 11森川
     10石井
交代
後半0分 小林→20高須(負傷交代)
後半30分 薗田→13
後半44分 石井→23浅野


帝京可児スタメン
     1森下
2清水 3西尾 5伊藤 6堀内
     14三島頌
18   10三島栄15今井 8澤田
     7渡辺
交代
後半0分 清水→12
後半10分 18→16
後半21分 澤田→24
後半26分 12→4
後半41分 渡辺→20
※最終的な帝京可児のフォーメーションは以下の通り
   1
4 3 5 6
   15
 10   24
  14 16
   20

感想
前半は拮抗した試合展開。共にシュート数は少なかったがミスも少なく締まった試合展開になった。
得点は前半終了間際、明誠は19小林が足を痛め、ベンチが交代の準備をしていたタイミングにその19小林が左サイドを掛け上がりクロス、そのクロスをファーサイドでフリーになっていた9高橋が決めた。19小林は大きな置きみやげを残しての交代となった。
後半は帝京可児の運動量が落ち、藤枝明誠ペースの試合展開となったが得点を決めることは出来ず、最後に帝京可児の猛攻を受けたが、それを凌ぎきり明誠が1ー0で勝利した。
帝京可児の14三島頌は、先日の豊田国際ユースにも出場していたU-16代表候補の選手。非常にテクニックのある選手で豊田スタジアムで見た時に目を奪われた選手だったが、今日の試合でも1年生ながらセンスの高さを見せつけていた。だが、後半に運動量が落ちたのも豊田で見たときと同様だった。
帝京可児はこの14三島頌をアンカーの位置に置いていた。決してボール奪取能力の高くないパスをさばくタイプの14三島頌をアンカーに置いて、中盤の底からゲームを組み立てる意識が高かったように感じた。
藤枝明誠の組織力の高さは相変わらず。ただ、全国大会に出た時と比べると、最近は個で戦う場面が増えているように感じる。以前の組織的プレスで相手のパスコースをどんどんつぶし、相手からボールをかすめ取るような組織力を前面に出した動きが最近は見られない。


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U-22五輪代表アジア最終予選メンバー紹介 (続き)

2011年09月09日 22時11分15秒 | オリンピック代表
山本(磐田)
この選手のハイライトは3年次のクラブユース選手権準決勝(@ニッパツ)の広島Y戦だろう。4-3で磐田Yが勝利した結果、静学が繰り上げで高円宮杯出場権を獲得した試合。
山本はこの試合1人で全4得点をたたき出した。FK、ヘディング、右左足、得点の種類がワンパターンでなく全て異なった形からの得点だった。昔は福西2世などと呼ばれたが、磐田の黄金時代を振り返り若い選手に対してすぐに「○○2世」と呼ぶのはやめてほしい。いまは磐田で大型の器用貧乏になりつつある。ストロングポイントをハッキリさせてほしい選手。


清武(C大阪)
今やA代表で欠かせない存在になった。大分Y時代は、テクニックは一流だが体の使い方に課題があったが、持ち前のテクニックというストロングポイントを活かして課題をうまく克服した感じに見える。本田不在の今、日本で最も安定して全線でボールをキープできる選手だろう。


山村(流経大)
国見高校時代は大きな注目を集めなかったが、大学4年間で大きく評価を伸ばした。CBとDHで起用できるが、五輪代表ではDHでの起用となりそう。体が強く守備力があり、正確なフィードボールが蹴られる優等生。



山田(浦和)
U-17W杯の頃から常に代表に呼ばれ続けていたが、最近は怪我で長期離脱していた。センスがあり判断が早いのが特徴だと思う。ユース代表の頃はDHで出場していたが最近は2列目でのプレーが増えている。個人的には山村をCBに置き山田がDHに入る形を見てみたいのだが。


東(大宮)
大分Y出身でユース時代から注目されていたが、ユース代表にはあまり選ばれることがなかった。トップ昇格した後はJ2に落ちたチームで出場機会を得て五輪代表に選出されるようになりアジア大会優勝で関塚監督の信頼を得た。個人的には成り上がり者というイメージが強い。安定しているが消える時間も多いという印象が強い。


山口(C大阪)
ユース時代はピッチの中央に君臨していた存在感のある選手だった。C大阪Yの攻撃は全て山口が起点となり山口を経由して攻撃が作られていたと思うほど、チームの中心にいたという印象が強い。トップ昇格後は出場機会を得られずくすぶっている感じ。山本(磐田)同様にポテンシャルは非常に高い選手なので五輪代表での活躍を足掛かりに飛躍してほしい。


扇原(C大阪)
左足のキックの精度が魅力のCB。最近はDHでも起用されている。ユース代表の時はディフェンスの中心選手だったが、怪我の影響でアジア予選に出場できなかった。そして扇原を書いたチームはU-20W杯出場権を獲得することができなかった。昔どこかの雑誌の選手紹介文で「扇の要に位置する選手、最後尾でチームをしっかりまとめる」というような表現をしていてうまいことを言うと感じた。


永井(名古屋)
九州国際大付属高校で選手権に出場した時から「神速のFW」などと評価され、当時からそのスピードは高く評価されていた。U-19アジア最終予選の時は最後の最後までチームのエースが決まらない中で、予選が始まってからその試合の中で得点を量産しチームのエースとして活躍した。


山崎(磐田)
八千代高校で選手権に出場した時はゴン中山に「ギュンギュン」という愛称をつけられていた。長く公式戦に出られない日々が続いていたが、昨年くらいからようやく試合出場機会が増えてきた。独特のドリブルは前線での起点になりアジア大会優勝にも大きく貢献した。2列目左のポディションには宮市や香川、宇佐美などそうそうたる顔ぶれが海外に控えている一番レギュラー争いの厳しいポディション。



大迫(鹿島)
選手権での大迫フィーバーが今も記憶に新しい。やはりこの選手の一番の特徴はターンだろう。ゴールに背中を向けてトラップしてからのターンの早さは高校生の頃から別格だった。鹿島での現在の活躍についてはまだまだ。もっと活躍してほしい選手。


原口(浦和)
江南南の天才小学生が全小大会を騒がせてからもう約8年。トップチームに上がってからは持ち前のドリブルがなかなか通用せず壁に当たっていた感じだったが、今年ついにそのドリブルで壁を破った(かな?)。ジョーカーとしての起用になるだろうがどこまでもエゴイストにやってほしい選手。



【余談】
H18年度の高校選手権、当時のエルゴラに選手権出場選手の中で注目の選手3人をピックアップした特集記事があった。
その3人は、永井(九州国際大付属)、山崎(八千代)、杉浦(静学)。
記事の内容はうる覚えだが、おおよそ以下のような内容だった。

この3人の名前を聞いてすぐに共通点が分かった人はかなりの通だろう。
この3人の共通点は「早生まれ」であるということ。
つまりロンドン五輪に出場出来る選手の中で最も最年長となる選手達という事になる。
今回の選手権出場選手は、取り上げた3人のように能力の高い早生まれのアタッカーが多い。
約5年後、彼らが中心になってロンドン五輪を戦っているかもしれない。


その記事から4年経って、3人中2人が最終予選メンバー入り。杉浦にもまだまだチャンスはある!
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