Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

今日の一言 20120830

2012年08月30日 23時32分57秒 | 一言
めんどくさいと思ったことほど、やった方が良い。
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プレミアイースト2012第10節 @静学グランド

2012年08月26日 18時11分19秒 | 高校サッカー・クラブユース
静学Gにてプレミアイーストを観戦
プレミアイーストも今日から後半戦に突入。

静学 6-6 浦和Y

得点
前半12分 (浦)左サイドの崩しから14関根のシュート
前半24分 (静)16手塚の右からのクロスを11木部が中で粘って26須藤のミドルシュート
前半28分 (静)10渡辺から12名和へ展開、12名和のクロスを13加納が決める
前半37分 (静)15米田がGKに倒されPK、11木部がPK決める
前半43分 (浦)3寄持のFK直接
後半3分 (静)10渡辺からの縦パスを受けた11木部がオーバーラップしてきた右サイド16手塚へ横パス、16手塚が弾丸ミドルを叩き込む
後半28分 (静)12名和が右サイドをドリブルで切れ込みシュート
後半36分 (静)15米田のドリブルからのシュート
後半39分 (浦)2新井の右からのクロスを21進がつめる
後半40分 (浦)23篠が左サイドからのクロスを21進が決める
後半42分 (浦)32小川が左サイドからのクロスを20広瀬が決める
後半45分 (浦)エリア内で浦和Yの選手が倒されPK。2新井がPK決める。

静学スタメン
      1大野
16手塚 21吉田健5伊藤 13加納
    26須藤 8柴田
  12名和 15米田 10渡辺
      11木部
交代
後半21分 木部→20山本


浦和Yスタメン
      18関口
2新井 6西袋 3寄持 12小坂
      19須藤
7長谷 8繁田 10中村 14関根
      20広瀬
交代
後半20分 須藤→16岸(岸と繁田のダブルボランチに変更)
後半30分 繁田→23篠
後半31分 長谷→32小川
後半35分 関根→21進(進がFW、広瀬が2列目右)


感想
静学も浦和Yもどっちもどっち。共に問題を抱えるチーム同士仲良く痛み分けとなった試合だった。
静学の問題は、試合を終わらせることが出来ないこと。覇気がないこと。
浦和Yの問題は、選手が試合に集中できていないこと。システムが固まらないこと。
前半20分位までは、ほぼ一方的な浦和Yペースだった。それ以降は静学が盛り返し逆転したが、今後の試合展開の流れがどっちに転んでもおかしくないような状態で前半終了。
後半、試合の流れがうまく静学の方に転んでくれた。理由は浦和Y選手の自滅によるもの。浦和Yは審判の判定に対してイライラをつのらせ自分たちで集中を切らせてしまった。静学がそこをうまく突いて連続得点を上げて突き放した。
後半36分の時点で6-2で静学がリード。ほぼ試合は決まったかに思われたが、そこから浦和Yが怒涛の4得点で追いついた。
静学は最後、相手の勢いに呑まれてしまった。これは前節の鹿島Y戦やインターハイ初戦の近代附戦の時と同じ。リードした状態で何事もなく試合を終わらせれば良いのが、相手の前線にどんどんボールを放り込んでくるパワープレーに屈してしまい、勢いに呑まれて失点してしまうこれまでの試合と同じだった。
6-2で相手の集中が切れた状態からでも追いつかれているので、今までより状態は悪化していると考えた方が良い。
試合内容を見ると、静学は細かいミスが目立った。DFラインからのパスミス、インプレー中に水を飲み、相手カウンターに対する戻りが遅れ自分のマークする選手をどフリーにしてしまったシーン、後ろで味方選手が倒れているのにボールを出さず試合を続けてしまったシーン等々。また、声が少なく淡々と試合をこなしている印象が強い。
浦和Yは審判に対するイライラで自滅状態だった。後半途中まで選手の集中が切れていた。また、浦和Yは後半途中からシステムを1ボランチからダブルボランチに変更していた。
今年の浦和Yは、例年通り4-1-4-1のフォーメーションで戦っているが、1ボランチの選手がなかなか決まらず苦労している。2年生の須藤を積極的に起用しているが、昨年のトップチームに上がった野崎などと比べたらまだまだ力不足。(それでも今年のプレミア初戦の時と比べたら19須藤はだいぶ成長していると感じた)浦和Yは19須藤の他に、本来攻撃的な16岸をボランチで起用するなどなかなか人選が定まらない。最近は1ボランチではなく2列目を1枚削ってダブルボランチにして中盤を安定させるやり方で徐々に結果を出してきていた。
今日の試合は、「ダブルボランチでくるのかな?」と予想していたが19須藤のワンボランチだった。結局、静学に大量リードされダブルボランチに変えて、(静学のつたない試合運びも手伝って)勢いで何とか同点に追いついた。
プレミア前半戦は1ボランチのところが固まらず、勝ち点を伸ばせなかった浦和Yだったが、夏に入ったあたりにダブルボランチでほぼ固まり、これでプレミアの後半戦は浦和Yも勝ち点を伸ばしてくるのかな?と思っていたが、チームとしてはまだテストしたいようだ。

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ブログ紹介

2012年08月23日 23時17分24秒 | その他
このブログを始めて、気が付いたら5年が経ちました。
これまでこれといってこのブログの紹介文のようなものを書いた事が無かったので、
ここで改めてこのブログの紹介をしてみたいと思います。


【ブログ内容】
「ここでしか得られない情報を書く」というのがポリシーです。どこかの文章をコピーして貼り付けるという事はやりません。
基本的には現地に行って自分が見てきた試合の観戦記です。
観戦対象は高校サッカーが多いです。プロの試合ではなく高校生の部活動を見ているわけですから、観戦記でも選手個人の名前を出して出来が良かったとか悪かったという文書はあまり書きたくないと思っています。
チームが1年かけて成長していく様を見るのが、高校生部活動を観戦する醍醐味だと思います。
高校サッカーやユース代表のことばかりブログに書いているので、Jリーグや日本代表はあまり見ないと思われているかもしれませんが、もちろんJリーグや日本代表の試合も見ています。ブログにあまり書かないのは、注目度の高い試合に関しては雑誌やネットを見れば情報はいくらでも得られるからそれで済ませれば良いやと思うからです。
「プロの注目度の高い試合はTVや雑誌で後からいくらでも情報収集はできる。それなら現地に行かなければ情報を得られない高校サッカーの試合を見に行こう」という感じです。
普段、職場では高校サッカーの話が出来る人はいないので、Jリーグのコアサポーターの人とJリーグチームのマニアックな話(サテライト選手の事やスカウトの動き等)をしています。

【試合観戦についてのこだわり】
応援するチームだけでなく、相手チームの事もよく見るようにしています。
1つ試合で、試合の内容が100あったとしたら、応援するチームの選手だけしか見なかった場合、半分の50しか見ていないという事になります。せっかく現地まで見に行ったのに半分しか見ないのはもったいないと思い相手チームの事も見るようになりました。
相手チームの選手名や特徴等がわかる状態で試合を見ると、試合の内容がいろいろ見えてきます。
自分は常に、対戦チームについても、自分が応援しているチームについて知っているのと同じくらいに詳しい状態で試合観戦したいと思っています。(現実は、対戦相手チーム数が多くてなかなか難しいです)

【大切にしている言葉】
このブログを書くにあたって大切にしている2つの言葉があります。
・ブレない
・勘違いしない
ブレないという言葉は、長年スタイルをブレずにサッカーのチームづくりに取り組んでいる某高校のサッカーを観戦することで学びました。40年以上スタイルを変えずブレないでサッカーのスタイルを貫き通してきた姿を見続けて、自分が得たものです。
ちょっとしたことで気持ちが揺らぐ弱さを無くしていきたいと思っています。
勘違いしないというのは、10年以上高校サッカーを見続けてきた中で、数えきれないくらい見てきた「勘違いした選手」を反面教師にして、常に自分を戒めるよう日々自分に言い聞かせている言葉です。
「勘違いした選手」という言葉をこのブログでも何度か使いましたが、「勘違い」とは何か?抽象的な表現なので自分の言葉一言で表すと、勘違いしている選手とは、「自分の事がうまい」と思っている選手全員です。
勘違いしている選手というのは、環境が変わると伸び悩む傾向があります。

【広報活動について】
「1人でも多くの人にこのブログを見てほしい」とは思っていません。
だからこのブログの広報活動という事もやったことがありません。
内容がマニアックなので「本当に見たい人だけ見てくれれば良いよ」という感じです。
最近はそれでもアクセス数が試合のない日でもそれなりに多く、昔は結構好き勝手なことを書いていたけれど、最近は「当たり障りの無い事しか書けなくなった」というのが正直な気持ちです。

【コメントについて】
皆様からのコメントは大変ありがたく拝見させていただいています。
ただ、記事内容と無関係のコメントについては削除することがありますのでご了承ください。

【最後に自分はサッカー観戦馬鹿だなぁと最近思う事】
サッカー観戦のために目を手術しました。
おかげで視力が回復し、双眼鏡を使わなくても選手の(胸やパンツの)背番号の確認が出来るようになり、観戦の効率が上がりました。

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SBS杯2012 2日目

2012年08月17日 19時59分38秒 | ユース代表
草薙陸上にてSBS杯を観戦

U-19日本 7-2 静岡

得点
前半2分 (静)8黒柳のパスを受けた9加賀美がエリア内ドリブルでGKに倒されPK、9加賀美がPK決める
前半6分 (静)10渡辺がドリブルで持ち上がり14梅村へパス、14梅村のクロスを9加賀美が決める
前半10分 (日)17佐藤のクロスを9久保が中で合わせる
前半17分 (日)11野津田のドリブルから得たFKを8松原が直接決める
前半28分 (日)左からのクロスを6矢島が折り返し9久保が決める
前半36分 (日)カウンターから、6矢島のクロスを9久保が決める
後半6分 (日)11野津田のドリブルからのミドルシュート
後半7分 (日)9久保のドリブルシュート
後半40分 (日)2川口のスルーパスを受けた6矢島のループシュート


U-19日本スタメン
      18ポープ
8松原 4岩波 13植田 17佐藤
    7熊谷 15松本
 6矢島       11野津田
    9久保 12小野瀬
交代
後半12分 久保→16渡
後半12分 熊谷→10橋本
後半16分 野津田→14廣田
後半22分 松本→5鈴木(鈴木が2列目右、矢島がDH)
後半30分 鈴木→2川口(負傷交代)


静岡スタメン
      1大野
4江井 3西村 5望月 7藤嵜
    6白井 10渡辺
 14梅村       8黒柳
    15宮村 9加賀美
交代
後半0分 藤嵜→2松永
後半0分 大野→12牲川
後半0分 梅村→17長谷川
後半9分 黒柳→16渡辺
後半28分 西村→13三田(三田が右SB、江井がCB)
後半28分 白井→11佐野(佐野がFW、加賀美が2列目、渡辺がDH)


感想
立ち上がり日本が落ち着かない時間帯に静岡が立て続けに得点したが、その後は終始日本ペース。
1学年年上の日本が力の差を見せ大勝した。
内容的には締まりのないゲームだった。
SBS杯の試合に緊迫感や緊張感が無いのは当然のこと。試合を見に来るのは子供やファミリー層が多いので、今日のような(ダラダラと)たくさん点が入る試合でも良いのかもしれない。
この試合での見所があったとすれば、9久保の決定力という事になると思う。静岡の細かいミスを悉く得点に結びつけた。
静岡に関しては特筆事項は無し。ただ狙ってとれたオフサイドがこれといってなかったのは寂しかった。
日本は秋にアジア最終予選を控えるが、2列目がなかなか固まらない。11野津田が2列目でアクセントになってはいるがまだ十分な出来とは言い難い。
大島(川崎F)榊(札幌)杉本(東京V)近藤(慶応大)石毛(清水)など今回召集されなかったメンバーを含めて、まだもう少し選考が続きそうだ。
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SBS杯2012 大会初日

2012年08月16日 22時45分45秒 | ユース代表
藤枝総合にてSBS杯を観戦
会場で大会の無料パンフレットをもらったが、背番号が記入されていなかった。
選手紹介のアナウンスを聞き逃した人は、誰が誰だか分らなかったと思う。


U-19日本 3ー1 U-19ポルトガル

得点
前半38分 (葡)17の右からのクロスを7が頭で合わせる
後半19分 (日)9久保のループパスが味方選手にあわず裏にこぼれ、そこに走りこんだ15松本がミドルシュート
後半22分 (日)9久保がゴール前混戦の中、キープからの横パス、6矢島がミドルシュート
後半29分 (日)15松本のスルーパスに抜け出した9久保のシュート


日本スタメン
      1櫛引
2川口 4岩波 3遠藤 5鈴木
    7熊谷 15松本
 14廣田       11野津田
    16渡  9久保
交代
後半15分 廣田→6矢島
後半19分 鈴木→17佐藤
後半29分 渡→12小野瀬(小野瀬が2列目左、矢島がFW)
後半37分 川口→8松原
後半40分 松本→13植田(植田がCB、岩波がDH)


ポルトガルスタメン
   1
4 2 3 5
   8 
17 15 10 7
   11
交代
後半26分 11→9
後半26分 17→16
後半31分 7→13
後半39分 5→18
後半39分 10→6

感想
前半ポルトガルに先制を許すも後半の3得点で日本が逆転勝利した。
日本は9久保が1得点2アシストの活躍。1点目の同点弾のアシストはラッキーな部分もあったが、常に前に仕掛ける姿勢を見せ続け相手の脅威となっていた。
この試合で良かったなと思ったのは、9久保、7熊谷、4岩波、3遠藤。7熊谷はユースの頃と比べて守備が良くなったなと感じた。以前の気まぐれ王様プレーヤーのイメージが少し変わった。
9久保は前線でつぶされるシーンも目立ったが、それも常にゴールへの最短距離を選択したプレーを続けていたから。正確なトラップと、サイドに逃げるのではなく相手選手にとって最も怖いゴールへの最短距離のプレーを選択していた。
3遠藤の守備力はさすが。4岩波は右足のフィードの精度でアピールしていた。

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ロンドン五輪 3位決定戦

2012年08月11日 09時12分05秒 | オリンピック代表
日本 0-2 韓国

この試合はとにかく内容よりも結果が求められる試合だったが、日本が淡々と負けた。
チーム力は韓国の方が上。
選手のコンディションはかなり厳しい状態だったが、日本がいかにその部分をメンタルでカバーできるか注目した試合だったが、期待外れの試合になってしまった。
日本はスペイン戦やモロッコ戦の時のような守ってカウンターという戦術ではなかった。永井はサイドに流れボールを受け中盤からショートパスをつなぐスタイル。
永井のスピードに対するマークが非常に厳しくなったことと、永井自身怪我の影響で満足に走れないことが戦い方を変えた理由だと思う。
結果的には、2年前・4年前の韓国に負けたU-19アジア最終予選の試合を思い出させるような内容になってしまった。
日本がつなぐけど、跳ね返され、縦パスでやられる。この年代ではユース年代にアジアの試合で何度も見てきたいつものパターンの試合。
見ていて面白かったのは、大津がクジャチョルに倒され、両チームの選手がヒートアップしたシーンのみ。

「まだあと1試合ある」「銅メダルをとって帰りたい」など試合前の選手のコメントはどこか雲をつかむようなフワフワしたものが多かった。
選手はこの試合の重要性を理解していたのだろうか?
2大会連続世界大会出場を逃がし、この世代ではやられ続けた韓国。
最後の最後に、そのアジアの代表韓国相手に、この世代が負け続けてきた負の記録と記憶を清算出来るリベンジのステージにやっとたどり着いた。
何が何でも勝って意地を見せる。どんなに不細工でも体を張って守りに守ってカウンター一発にかける。結果にこだわる戦い方を見せてほしかった。
韓国は現在の悪コンディションで、チーム状態が悪かった時のつなぐ内容のサッカーで崩せるような相手ではない。
コンディションの悪い永井を前線に1人残し他は全員で守るスペイン戦の内容からのやみくもに戦う試合を期待していた。
4位は立派だが、最後は残念な試合だった。
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五輪代表 準決勝メキシコ戦

2012年08月08日 23時06分57秒 | オリンピック代表
日本 1-3 メキシコ

得点者:大津

メキシコに力の差を見せられ敗退。
期待の永井は、相手の徹底マークにあいほとんど何もさせてもらえなかった。この試合で永井が裏を取ったシーンは無かった。
ただ、大津の得点シーンは、永井と山口が裏を狙ったことにより、相手DFが裏を気にして大津へのプレスが弱くなったことで生まれた得点。
元々、初戦のスペイン戦にチームのピークを持ってきた日本。既にピークを越えたチームは、後半になると運動量がガクンと落ちパスミスを連発した。
斎藤・杉本・宇佐美と攻撃的な選手と次々と「手当たり次第」に投入したが、足の止まったチームの中では機能しなかった。


3位決定戦の韓国戦について
一言でいえば「因縁」という言葉で表現できる。
ロンドン五輪のオリンピック代表チームは2大会連続でU-20W杯出場を逃してきた世代。
2大会連続でU-19アジア最終予選で敗れてきた。
U-20W杯出場権は、アジア4枠のため準決勝まで勝ち進めば世界大会の切符を手にできるのだが、日本は2008年と2010年の2大会連続で準々決勝で敗退した。
その準々決勝で日本をやぶったチームが、2大会連続で韓国だった。

2008年は、香川がグループリーグのみの大会参加で、準々決勝は香川抜きで戦い韓国に0-3の完敗。
試合内容について当時の書き込み
2010年は、2点リードするも、韓国のパワープレーを跳ね返すことが出来ず3失点で敗退した。
試合内容について当時の書き込み

この韓国との3位決定戦は、このロンドン五輪世代にとっては因縁の相手であり、世界大会の切符を2大会連続で逃した不名誉な記録を清算するビックチャンスという事になる。
既に選手達のコンディションは満身創痍の状態。
文字通りロンドン五輪世代の総決算となる試合、最後は気持ちの勝負になるだろう。
U-19アジア最終予選の時は見るに堪えない試合をして世界大会を逃した選手たちが、最後の最後にどれだけ気持ちを見せた試合をしてくれるか期待したい。
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日本準決勝進出

2012年08月05日 23時01分38秒 | オリンピック代表
日本がエジプトを3-0で破り準決勝進出。

この試合も永井のスピードだった。
1点目の清武の瞬時の判断と正確なフィードボールも素晴らしかったが、それも永井のスピードがあるからこそ。
永井が負傷交代してからは、エジプトがDFラインの裏を気にする必要が無くなり、ラインを上げ一気にエジプトペースになった。
このままジリジリエジプトにやられるかと思ったが、エジプト選手の一発退場で日本は救われた。


まさか日本が準決勝まで勝ち上がるとは想像していなかった。
決勝トーナメントまで勝ち上がれれば十分上出来だと思っていた。
勝ち上がった要因は、
・永井のスピードを活かしたカウンターサッカーに戦術を絞ったこと。
・オーバーエイジ2人がチームにハマったこと。
以上の2点に尽きると思う。

準決勝はやはり永井の負傷が気になる。
永井がいるだけで、相手チームは必要以上にDFラインの裏を気にしなければいけなくなる。
永井がいるかいないかで、相手チームに与えるプレッシャーは全く違う。


個人的には、メダルをかけた日韓戦というのを見てみたいと思っている。
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クラブユース選手権2012 決勝

2012年08月04日 20時48分31秒 | 高校サッカー・クラブユース
ニッパツにてクラブユース選手権決勝戦を観戦

横浜FMY 2ー3 柏Y

得点
前半44分 (横)9宇佐見が中盤でのルーズボールを前方にはたいて、そのボールに自分で追いつきそのままミドルシュート
後半3分 (柏)横浜FMY選手の中盤からGKへのバックパスが弱く9川島が奪い取りGK1対1を決める
後半7分 (横)右からのクロスを11伊東がシュート、GKがはじいたところを23福田がつめる
後半22分 (柏)7吉川の右からのクロスを11平久が頭で折り返し9川島が決める
後半45分 (柏)左からのパスを受けた10木村がミドルシュート、1度はDFに当たり跳ね返されるがもう一度ミドルシュートを放つ


横浜FMYスタメン
      1田口
23福田 3岩壁 4林  2高野
    8喜田 5伊池
 7村原       6斎藤
    11伊東 9宇佐見
交代
後半20分 斎藤→14ユルキ
後半20分 宇佐見→10田中智
後半27分 村原→19田中健
後半32分 伊東→17深澤


柏Yスタメン
      16伊藤俊
2堤  20中谷 3御牧 4新藤
      6秋野
7吉川 8中川 5小林 11平久
      9川島
交代
後半39分 吉川→10木村


感想
試合終了間際に柏Yが決勝転を奪い柏Yが優勝を決めた。
試合は、柏Yがボールをポゼッションし、横浜Yはその柏Yがポゼッションしているボールを出来るだけ高い位置で奪い縦に速い攻撃で得点を狙う展開だった。
柏Yの中盤でつなぐポゼッションサッカーは非常にレベルが高かったと思う。ただパスで崩しきろうという意識が強く、シュートで終わるシーンがあまり見られなかった。
今大会は例年より試合数が1試合増え、選手がコンディション調整に苦しむ事が多かった。今日の横浜FMYも後半は前線の選手をどんどん入れ替え攻撃の活性化をはかっていた。
それに対して柏Yは選手交代をほとんど行わず、そのまま前半に調子良く出来ていたパスサッカーを継続していた。
昨日の準決勝では、後半になって運動量が増えた広島Yに押し込まれた柏Yだったが、今日は後半になっても運動量が落ちることがなく、後半も柏Yがボールをポゼッションする展開が続いた。
コンディションに負けず、自分たちの形を貫いた柏Yが勝利した試合だった。

      

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クラブユース選手権2012 準決勝

2012年08月04日 01時21分39秒 | 高校サッカー・クラブユース
三ツ沢陸上にてクラブユース選手権準決勝を観戦

今年は例年より日程がキツくなり、選手たちは昨年までより1試合多く7日間で5試合をこなしてきた。
昨年まで準決勝は三ツ沢球技場だったが、今年は三ツ沢陸上での開催。三ツ沢球技場を使用するのは決勝戦のみとのこと。
見やすい三ツ沢球技場ではなく陸上競技場での開催は率直に残念。


横浜FMY 3ー2 京都Y

得点
前半8分 (横)スルーパスに抜け出した11伊東が決める
前半21分 (京)7奥川からのパスを受けた20三浦がドリブルで1人抜いてシュート
前半27分 (京)6清水のシュート
後半24分 (横)11伊東がドリブルで密集したエリア内を突破しシュート
後半44分 (横)10田中のCKを3岩壁が頭であわせる


横浜FMYスタメン
      1田口
23福田 3岩壁 4林  2高野
    8喜田 5伊池
 7村原       14ヌルキ
    11伊東 9宇佐見
交代
後半0分 宇佐見→10田中
後半37分 村原→17深澤
後半45分 福田→29斎藤


京都Yスタメン
      1山田
14西浦 5松川 3池松 12浅田
    6清水 20三浦
      28永島
  23大西 9田村 7奥川
交代
後半0分 西浦→27酒井
後半5分 永島→18樋口(樋口がDH、三浦がトップ下)
後半25分 三浦→22石岡
後半45分 大西→24岩元
 

感想
2転3転した試合は、横浜FMYが試合終了間際のCKをものにし、決勝戦進出を決めた。
前半は京都Yペースだった。前線4人が流動的に動き回り、ボールを受けると前線の各選手がドリブルで仕掛ける
スタイル。前線の4人はそれぞれ技術があり1人でも仕掛けられるスタイルが特徴的だった。
後半にはいると京都Yは足が止まり、横浜FMYペースになった。目立っていたのが11伊東。特に2点目のゴールは密集したエリア内を単独ドリブルで「ぶっこ抜いた」もの。ファインゴールだった。
後半30分を過ぎると横浜FMY選手の足も止まり、両チーム泥沼の中に足をつっこんだ状態で試合をしているかのように、足が重そうだった。
最後は延長戦突入かと思われた試合終了間際に横浜FMYがセットプレーから決勝転を奪い勝利した。
この試合で特に目に付いたのが、京都Y7奥川。まだ1年生だが何度もドリブル突破でチャンスを作っていた。U-17代表の8喜田とのマッチアップでは、フェイントで揺さぶり8喜田に尻もちをつかせてセンタリングを上げたシーンもあった。とても独特のリズムのあるドリブルをする選手で、まだまだ荒削りな部分が多いが非常に楽しみな素材だと思った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

柏Y 4ー1 広島Y

得点
前半10分 (柏)右からのクロスをGKがこぼしたところを11平久がつめる
前半14分 (柏)11平久がドリブルで切れ込み横パス、8中川が決める
前半16分 (柏)広島Yが中盤でパスミス、パスミスを拾った柏Yがショートカウンターから11平久のシュート
前半39分 (柏)7吉川がスピードにのったドリブルで右サイドを切りさきクロス、9川島が中で合わせる
後半11分 (広)9大谷の左からのクロスを8末廣が中で合わせる


柏Yスタメン
      16伊藤俊
2堤  20中谷 3御牧 4新藤
      6秋野
7吉川 8中川 5小林 11平久
      9川島
交代
後半10分 小林→13伊藤光
後半35分 吉川→10木村
後半40分 中川→14白井
後半44分 川島→29大島


広島Yスタメン
      16中村
  38伊藤 13宮原 7浅野間
    24川辺 5平田
19野口         18越智
    8末廣 10野津田
      9大谷
交代
後半28分 末廣→15中野


感想
前半は完全に柏Yのサッカーがハマっていた。柏Yの2列目の両サイドと両SBが積極的に攻め上がることで、広島Yの両サイドがSBの位置まで下げられ5バック状態になっていた。これによりボールを奪っても、中盤が薄くなっている影響で素早くつなぐことが出来ず、すぐにボールを奪われ柏Yの逆襲を喰らうという悪循環に陥っていた。
広島Yは前半、文字通り何もできなかった。
後半にはいると「気持ちには引力がある」がチームスローガンの広島Yが力を発揮しはじめる。徐々に足が止まってきた柏Yに対して広島Yの後半は運動量を増やし積極的にプレスをかけてきた。
後半は明らかに広島Yの方が「1歩目」の動き出しが早く、広島Yペースの試合になった。3バックの7浅野間が前線までドリブルで攻め上がるシーンも出てくるなど広島らしさを発揮。1点返した後もシュートが2連続でポストを叩く決定機を作るなど広島が柏Yを圧倒したが得点には至らず、前半の大量失点が響き柏Yが4ー1で勝利を収めた。
柏Yは持ち前のポゼッションサッカーを十分に発揮したゲームだったと言って良いと思う。後半は運動量が落ちて広島Yに押し込まれたが、柏Yらしさは十分見せていた。
広島Yは後半の猛攻が見事だった。気持ちの強さを十分に見せてくれた。後半は選手全員が戦っていた。この苦しいレギュレーションの大会、他のチームが後半は軒並み足が止まっていた中、後半に運動量を増やし前線から積極的にプレスをかける姿は称賛に値するものだった。

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