いつも
褒めて下さり過ぎ感想文をぴーちゃんが 書いてくださり
記録として
ブログに残せるので
忘れずにすみます。有り難うございます。
今後も いらしてくださる皆様をガッカリさせない
ように 芸道精進いたします。
以下
ぴーちゃん 感想文
10月29日(土)開演17時 草月ホール
パリ祭番外編 パリの異邦人
生誕100年 石井好子へのオマージュ
一昨日の草月ホールでのコンサートを思い出して、リリ先生の舞台に酔いしれています。
開演し、出演者の方がトークと共に、次々に10人程、歌われた後、1部のフィナーレで、リリ先生、スタイル抜群、美しいラインのスパンコールで、舞台向かって右側から登場されました。スタンドで二人づつ並ばれて出演者の方全員で「チャオ・ベラBella ciao」を歌われ、カッコイイ雰囲気でリリ先生に釘付けでした。
生誕100年 石井好子へのオマージュ
一昨日の草月ホールでのコンサートを思い出して、リリ先生の舞台に酔いしれています。
開演し、出演者の方がトークと共に、次々に10人程、歌われた後、1部のフィナーレで、リリ先生、スタイル抜群、美しいラインのスパンコールで、舞台向かって右側から登場されました。スタンドで二人づつ並ばれて出演者の方全員で「チャオ・ベラBella ciao」を歌われ、カッコイイ雰囲気でリリ先生に釘付けでした。
2部は、また美しい、ホルターネック、黒のスパンコールドレスでリリ先生と同じ藝大で後輩の川島豊さんとご一緒に、トーク、バンドと2部の曲紹介をされました。品があってチャーミング!リリ先生と川島さん、以前もデュエットされたことがあり、息がピッタリでハッキリクッキリ聞こえて爽やかで楽しくとても素敵でした!
グループやソロでのシャンソンが6曲、続いた後、石井好子さんのオマージュ、石井好子ワルツ・メドレーで、リリ先生が最初に、
「魅惑のワルツFascination 」をフランス語で歌われました。
白で右足にスリットが入った美しいドレスと笑顔で、前奏のメロディーから、幸せな気分になり、ステージ中央で、第一声、「Je t’ai rencontrée simplement (私はただあなたに出会っただけ)」と、深くて且つ、明るい幸せな、音色で歌われ、魅了されました。
リリ先生の美しい音楽で、温かさや情熱を感じ、1番のラスト、「C’est plus fort que moi : Je t’aime. (私自身よりもこの気持ちは強いのよ:あなたを愛しているわ)」まで、優雅な幸福感に包まれながら、聞き入り、もっと長く、その先もずっと聞いていたいと思いました。
会場もその雰囲気になっているように感じました。
リリ先生の後、三拍子の曲がメドレーで4曲続いた後、後半、パリの異邦人、ジャックブレルコーナーへ。リリ先生は、大好きな
「千拍子のワルツLa valse à mille temps 」
を歌われました。
リリ先生は、濃紺の美しいドレスで登場!
スカートがグラデーションのようになっていて、ウエストとスカートとアップされた髪と姿勢でまるでバレリーナのよう。
ヨハンシュトラウスのワルツ(春の声)が前奏として途中まで流れ、音楽が止まり、
アカペラで、「Au premier temps de la valse
Toute seule je souris déjà (ワルツの最初の一回目、ひとりぼっちの私はもう微笑んでいる)
と歌われ、その後また伴奏が入りワクワク。
ゆったりと流れる雰囲気の3拍子の中に、既に始めから、かなりの早口でスーパー流暢なフランス語で、興奮!!
リリ先生から近藤さんとのアレンジで今回、ワルツのメロディーが沢山入っていると伺っていて、集中して拝聴!
事前に伺っていた、エリックサティの「ジュトゥヴ」等、リリ先生の歌に興奮して、惹き込まれ、気が付かずでしたが、バックに素敵な曲が沢山流れていた気がします。
クラシックのワルツが沢山散りばめられているるのかなと思っていましたら(「青きドナウ」等流れていたかもしれません。)、
シャンソンの「白い薔薇」のメロディーと、「パリ祭」のメロディーが聞こえた気がしました。(「詩人の魂」か、「パリの岸辺」も入っていたと勝手に思いましたが、それは入ってなく、リリ先生に、「フルフル」も流れていたと伺いました。)
別のメロディーがバックに流れる中、フランス語のネイティヴの歌手でも、難しくて歌えないとナタリー先生がおっしゃっていた、超絶早口で、しかも3拍子の中で音楽的!信じられない神技だと改めて思いました。
後半のバンドの方の演奏の雰囲気とリリ先生のウルトラスーパー早口が映えるアレンジがとてもピッタリで胸が高鳴りました。
オーケストラの雰囲気のラストが壮大で、
シャンソンとクラシックの融合で芸術的と思いました。
リリ先生が片方の手をあげて回られたのも、気品があるバレリーナのような感じでした。
お隣の席だった菊池さんとうっとり。
会場は拍手と感動の響めきが聞こえました。
ブラボーほぼ禁止(コンサート開始時に、ブラボーは、マスクの中で小さい声でお願いします。というアナウンスありましたが。)残念!
(私は興奮して肋骨あがったままで、とても小さな声で思わずブラボーと言いました。)
席が離れていた父は残念ながら自粛したそうです。
初めてリリ先生が、「千拍子のワルツ」を歌われた時から(何年か前、シャンソン館でした。藤倉さんや父もその場で一緒でした。)大好きで毎回感動します。新鮮で常に、そして益々感動!
2部の全員でのフィナーレ「パリ祭 À Paris dans chaque faubourg 」の時の姿勢も笑顔も美しくて、手を振ってしまいました。
今回初めて「魅惑のワルツ」の1番と大好きな「千拍子のワルツ」が聴けて、とても嬉しかったです。
「千拍子のワルツ」は「華麗なるワルツ」と邦題がついているものもあり、本当に魅惑と、華麗なワルツで、ときめき、夢心地になりました。(菊池さんが現実離れして幸せだったとレッスンの時におっしゃっていました。
まさに!)
千回よりもっとこの先も、沢山聴きたいです。
(リリ先生の楽しく癒されるシャンソンも、もちろんシャンソンレアリズムの歌も素敵で好きです。)
次のコンサートが楽しみです。
ありがとうございました。
感動感謝のうちに。P