シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 長坂玲 ヤマハホール 銀座でシャンソン

シャンソン歌手リリ・レイ　LILI LEY 長坂玲　ヤマハホール　銀座でシャンソン


台風18号の被害は　かなりだったらしいと　インターネットニュースで知り
あらあら
温暖化の影響が今年は　とても顕著で　竜巻なども怖い怖い。

この世は　怖いことだらけ。
明日も　怖い舞台だと　我が弟子たち六人は
今頃　おびえて　いるのではないかしら??
と　母の気持ちで　おります。

自分だけが出演するより　私は　肝っ玉で居なければなりません。
まずは　自分の事よりも　お弟子さんの事に専念しています。
私のお弟子さんたちは　シャンソン歌唱の精進を目指す
音楽仲間ではありますが
一応　私は　先生という立場で
長い音楽活動の中で　得た技術と経験とを
全て教え尽していますが
お弟子さんたちが　私の様に習得するには　やはり
人生の長い時間と　大変な労力が　これからも必要です。

舞台経験は　多いほど　上手くなるし
稽古に通う回数も　比例するし
とことん　時間ぎりぎりまで　皆さん修業してくれました。
今回は　音大受験より勉強しました・・・という　お弟子さんも
います。
舞台は　恐怖で　あがる自分との葛藤ですが
あがり症の人ほど　感性は敏感で　やがては
稽古の時よりも　人間味あふれる良い演奏が出来る素質です。
あがらない　のは鈍感で図太いということで
冷静な演奏はクールで　人間性　音楽性も冷めた感じです。

でも舞台の経験が少ない時は
あがって　いつもで来ていたことが出来なかったり
いつもと　同じ程度だったり
稽古で出来た以上のモノは　花開かない時代が長く長く続きます。

稽古　稽古　練習　練習　舞台本番
そして　ビデオで　自分の舞台を何度も見て
欠点を直す。修正　反省　前向きに　又チャレンジ・・・
愚直に　それだけの繰り返しだけです。
そして　少しづつ上手くなるわけです。
早道なんて　皆無。
それでも　やり続ければ　後退はしないし
進化は　し続けるので　卑屈になる必要もないし
傲慢に開き直る必要もない。
ただ　無心で　進むだけです。
私は自分自身で　音楽の道は　そんなものだと思っています。

六人の　日本シャンソン協会会員になった　私のお弟子さん達は
皆さん　心身とも美しく　音楽もフランス語も振り付けも　
よく勉強と　練習して
お稽古の度に　どんどん成長して　
いよいよ　明日が晴れ舞台です。
日本シャンソン協会主催の「銀座でシャンソン」です。
ヤマハホールの地下二階
私と　大脇彩さん　ゆかりさんは　二度目の出演ですが
明日は
石垣直子さん　岡島由起子さん　宮本まりこさん　宮本裕子さん
も　出演いたします。

朝夕寒くなり
台風の後　夜の濃い青空に　満月の輝きが　なんと　美しいことか・・・
明日が　リリ先生としては　
本当に　幸せな幸せな　舞台です。
歌手　リリ・レイ　の　遺伝子が　見れるのだもの。