シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY 楽器の色選び

2012年12月02日 03時02分18秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY 楽器の色選び

声の音色 一色アカペラ が 大好きです。
そして プラスワン だとすると ピアノ
それに プラス だと 弦楽器かなー
アコルディオンでもいいわねぇ
今回は ドラムを 選びました。

声と ピアノ という 二つの楽器は
シャンソンの味が 一番出しやすい。
私は 長く末永正博さんにも 伴奏を お願いしていますが
シャンソン伴奏も ジャズソロも ベテラン中の ベテランなので
私にとっては
もう 水の中で 泳げるほど 楽々 身を任せて歌い演じられます。
快感 !!!最高!!!
生徒さん15人の シャンソンを 素敵な伴奏で支えてくれて
想定外に お弟子さんたちのリズムが 狂ったり 間違っても
聴衆に 気づかせないような カバーの 臨機応変対応伴奏です。
包容力があるのよ。
音楽は
メロディー(旋律ライン) と リズム と ハーモニー
この 三つが そろって 音楽と言われるのですから
音楽 の 手前 にならないように
修行歌手は 三つ 綺麗にできると まず 最初のグーは丸印。
そして 音楽性 表現力 舞台姿 芝居 踊り 品格 姿形の美など
揃ってきた後は
更に 次は 難しい。
舞台上で 見えない わざとは 出ない
「華」「オーラ」が出てくると 良いですよね。
私も それを 目指していますが
神のなせる 音楽宇宙は 遠くて広くて たどり着けないわ。
気長に ガンバリズム なしに 身を任せて修行だわー

シャンソンは 難しい音楽です。
オペラも イタリア歌曲も ドイツリートも 難しいけれど
匹敵する。とにかく 難しい。一人芝居だからねぇ。


シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY おかえりなさい ウドンコさん

2012年12月02日 02時34分53秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY おかえりなさい ウドンコさん

うどんこ さん こと 近藤正春さんは
パリから 12月1日朝に 帰国して 夜 内幸町ホールの
朝日ホールの二部リハーサルの為に いらしてくださり
パリで 創案してくれた わたしの提案編曲 数曲を
リハーサルしてみました。
良かったワー
パリの 香りのリズム
ジャズでも ボサノバでも タンゴでもない
今の日本のシャンソン界では 聞けない リズム感が あるわ。
さすが
最先端の芸術の都 パリに 住んで
現地で 先端の演奏会を聞きまくって
ピアニストなのに 毎日 フランス語習いに行っている
努力が 着実に 実っていますよ。
しかも 最近は パリでも 伴奏の仕事が 来始めだしました。
うどんこさんは 仕事師だけれど けっして ゴマすりでも
営業マンでも なくて 真摯な 人だから
彼の 仕事の仕方に惚れると もー 他の人には 頼めない。
とにかく 真面目で 音楽に対しても 何事にも勉強家です。
でも 普段は 乙女のように 優しい。

ドラムの 宮崎仁さんは 芸大の打楽器科 卒業した マルチドラマー
クラシックから ポピュラー ジャズ 何でもOK。
パーカッション ピアノ と 何でも 叩く楽器は 弾ける。
歌う という のは 吹奏楽器 あるいは 弦楽器のテクニックと
似ていますが
叩くという 意味で言うと 腹筋使い 横隔膜を下から 上へ
叩き上げるという所作も技術ですから
リズム感 声の切れ味 スピード感は 相当に 発生の基礎を 何十年も
続けて 内臓筋肉鍛えていないと 打楽器と ぴしっと 合うように
歌うことは 出来ない特殊業です。
私の体は 声の楽器。旋律ラインと 言葉の表現の楽器。
ピアノと ドラムで編曲された うどんこさんの パリスタイル伴奏で
歌ったら ひぇー 素敵!!!!かっこいい!!!
打楽器 の要素も 入れた 切れ良く叩く歌いかたも 練り直そう。
とにかく 歌う為の筋肉は 内臓の筋肉で
歌うことでしか 鍛えられない 特殊作業だもの
3日さぼると 筋肉は やり方忘れちゃうのよ。
ダンサーも 同じだそうですが・・・・

まだまだ
今日は 仕事で来れなかったベースの 棚網邦男さんも 入りますが
アンサンブル は とても 難しいです。
私を入れて四人の 音楽を 作るわけですから
綿密な 計画 細かく すみずみまで 計算しないとです。
うどんこさんも 人数が増えれば それだけ 練習回数を
増やして 楽譜も きちんと 作り直さないとです・・・とか
申して 超真面目。
臨機応変とか でたとこ勝負は 音楽家には ありません。
本番のアクシデントの時以外は その場の対処は 想定しないですが
ところがどっこい プロは 想定外対処というのが上手い。
不運を ラッキーチャンスに 変える技があり
災い転じて 福となせるのですよ。
まぁー そこまでに 到達するには 常にこつこつ真面目に
何事も勉強 修行しないと・・・・休まず こつこつ。

人生と 同じだわね。
そうそう
パリの演奏家達と レコーディングした時など
連日8時間ちかく スタジオ借りて へろへろになるまで
練習し続けたものねぇ。それが 二週間 毎日でしたよ。
音楽家は 練習好きだから 結局プロに なっちゃっただけで
練習稽古 し続けて 一生 全ての時間と収入を 音楽に捧げて 終わるのよ。
美的だわー
でも 今夜は 練習したくない。さぼろーっと。

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 内幸町ホール でのゲネプロ

2012年12月02日 00時25分12秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 内幸町ホール でのゲネプロ

長くて短い一日が 終わります。
今日は 朝日ホールの ゲネプロ として 内幸町ホールを
お借りして 一部 の部分 リリ・レイと お弟子さん達との
舞台の仕上げとして 真剣勝負。
本番と同じように 化粧 衣装全て 施して いざ・・・
やはり 忘れ物や 勘違いも 多いという事も このゲネプロで
よーく 理解できて あと 二週間は
ますます 気を入れて ラストスパートできるはずです。

舞台は 怖いけれど
私にとっては 唯一自我を捨てて どれだけ 勉強したことが
イザという本番で できるか
自分試しの 場です。
普段出来ること以上の ことは 出きる訳もないもの。
自分の力量を 舞台で知る事も出来ます。

お弟子さんも 何時もより 緊張したり 上がるので
普段より 乱れているし 姿勢や 演技は ギクシャクします。
それが 舞台本番なのだから・・・・仕方ないわ。
ゲネプロを 二週間前に 設定しておいて 良かったです。
母のような気持ちの私は
子達が もっともっと 素敵な素質が舞台で 表せるようにと
親心で 厳しく なります。

他のシャンソンの 生徒さん達が
リリ先生に習いたいけれど 厳しいらしいから・・・と
我が弟子が 言われたと 伺ったことがあります。
そうねぇ。
確かに 音楽に対して舞台に対して 畏敬の念が深いので
私のお弟子さん達に 人間としては優しいけれど
芸の技術に関しては 厳しいのかも・・・です。
それに
私は 他の教室で習っている生徒さんを 教える事は 嫌いですから
二人の別々の先生に習って 迷ったりしないためにも
お断りしています。しかも
日本語シャンソン 対訳シャンソンは お教えしないと
公言しています。

私は 訳詩家は 尊敬するけれど
フランス詩人の 韻 の工夫や 言葉の選択が
メロディーと 共に 創作された真意 本意 知識を
侮れず 全く違う言語の音や 意味にしたくはない。
何に関しても 私は 本物志向だからねぇ。
敢て 美学の為に 修行してフランス語で シャンソンは
歌う信念なのよねぇ。

お弟子さんたちも それは 感じ始めています。
とにかく舞台は 綺麗である事
耳にも 目にも 美であることを 表現しなければ
なりません。
悲哀でさえ 人間美。笑いも 人間美。

自分も あと 二ヵ月半 パリのコンサートが 終わるまで
苦行 は 続きます。
こうなると お酒さえ 飲みたくならないほど
舞台中心人生が 緩みなしに つづきます。それも 運命。