シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 幸福度

シャンソン歌手リリ・レイ ＬＩＬＩ ＬＥＹ 幸福度

体温計で図れることが出来ないけれど
幸福度を 測るとするなら
年々 それが増しているのは 不思議なことに 本当です。
なぜかしら
晩年が 幸福になる・・・という 占いが当たっています。
かといって
自分が不幸だったわけでもないのですし
能天気キャラ おふざけキャラ は昔からで
無事に ケセラセラ 生きてきましたけれど

まさか・・・の 連続の自分の運命ばかり。
意図しない 人生の道を歩み続けてきた感じです。
「たまには 家族無しで一人で居たいときもあるわよ」
なんて 妹や 家族持ちの人達の意見もありますが
我が家に
「おはよう」とか 「おやすみ」とか「いただきます」など
口をきく相手や動物もいない 静かな無言の十数時間を
一人で過ごす生活が 私の人生のシナリオだったなんて・・・・
それが 結構 居心地良く感じて 幸福度も高い・・・などと
夢にも 想像しなかったです。

小説や 映画で 一人孤独な 中年女とは イメージは違うものの
へーぇ
私は 何故か「 一人 残る」・・・アポリネールの ミラボー橋の
一句 みたいだわねぇ。

二度の結婚も 必然で 離婚も必然で
出会いも別れも シナリオだったのかしら？
オペラ歌手のはずが お店のオーナーになったってしまったり
いつの間にか シャンソン歌手になっていたし・・・

意図せず 幸福度だけが年々増している。
幸福度 とは 心が安らかで 穏やかで 明るく楽しい気持ちが
静かな孤独の空間から 泉のように湧いてくる感覚です。
そんな 感性は 若かりし頃 無かったものね。
忙しい・・・心を亡くす・・・という字 みたいに
生きていたのかもしれません。

まだ 昨日の事なのに サラマンドルも 過去の歴史。
時は過ぎ行く。
今日から パリ祭のソロ曲に力を注ぎ始めました。
歌の練習は楽しいわー。