シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 日本シャンソン館 日本シャンソン協会

2012年06月24日 22時21分50秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 日本シャンソン館 日本シャンソン協会


群馬県の渋川の 日本シャンソン館へは 朝七時半に出発すると
我が家から マイカーで 一時間半で 到着してしまいます。
帰りは 午後3時までに 東京方面へ向えば 二時間位で帰宅
出来ますが
今日は 梅雨時なのに すがすがしい 晴天の日本シャンソン館の
お庭が あまりにも 気持ちよくて
聞きにいらしてくださった シャンソン館の常連の皆様と
おしゃべりして 四時過ぎまで 遊んでしまいました。

事故渋滞に まき込まれましたけれど
ゲンズブール ダリダ イヴォン シャテニェの CDを 聞きながら
四時間 は あっという間。
一人 風に吹かれながら の マイカードライブは 幸せ度満点です。

昨今の若者は 車離れしているらしいですが
私の若かりし頃は 車や バイクに 乗りたくて うずうずしている
友人ばかりでしたよ。
自由の 象徴だったものです。
私は その時のまま ドライブが 大好き。それも 自分で運転して・・・・

アーそれにしても シャンソン好きの 皆さんが集まる日本シャンソン館は
なんと 歌手にとって 環境の良い 場所か・・・
シャンソンが 聞きたくて いらしている 常連の皆様は
目も心も 透き通っていて 聞いてくださる姿勢が
表現豊かで パリの観客と 似ています。
今日は スタンディング オベイションしてくださって
一緒に口づさんだり 手拍子してくださったりで
光栄でした。

本年2月4日 に 突然に亡くなってしまった 芦野宏先生の お墓に
初めて 参りました。
何も用意していなかったのですが 奥様と 羽鳥功二副館長の
お許しを頂き 初めて 日本シャンソン館の隣にある
芦野先生の 大変に 立派なお墓に ご挨拶いたしました。

何か不思議なご縁で 明日は 越路吹雪さんの お墓参りに
マダムFUGIKURAが 私を引率してくださいます。
そして 一泊して 火曜日朝に 帰宅する予定です。

パリで
E ピアフの お墓参りした時 「神は愛するもの達を 再び 一緒にする
ディゥ レユニ スキセム」と 墓石に 書いてあり
その言葉は 愛の讃歌の ピアフの書いた詩の最後の一句ですが
私は 好きです。
でも 何だか 現世で 私は シャンソンの神様みたいな
方々の縁を 頂いております。

昨日 社団法人 日本シャンソン協会の 芦野宏代表理事の後を ご子息の
羽鳥功二さんが 選任されたという お知らせ状を頂きました。
若かりし芦野先生と そっくりの お顔立ちで
話し声が 低音の美声ですが
歌手ではありません。でも 歌手が マネージメントするより
お金のことや 仕切りや 数多の 調整は
むしろ 職人的歌手より ニュートラルな 客観的な 縁の下の力持ち
のほうが ずーと 発展するかもー なんて
私は 勝手に思ってしまいました。

私は 銀座のお店を辞めて やっと 普通の 歌手に戻れて
今 自分の顔立ちが 昔のように のほほーんとしてきました。
(年のせいで 目じりが下がったのもありますが)
やっと 本当のシャンソン歌手として 芸に精進できる
時間が 後半の人生で獲得できたことに ただ ただ 感謝の日々です。
舞台人には 芸を磨き続ける義務があると思います。
それには 大変な時間と労働力が 必要です。

一流のシェフで 居続ける料理人と一緒で やり続け
工夫し続け 悩み続け 学び続け お客様に育てられていく・・・
日本シャンソン館の 耳の肥えた皆様に 今後も育てられて
行かなければ ならない リリ・レイです。
常に 初心。
これから 先程 歌った 17曲の撮影DVDを見て反省してから
休みます。 芦野先生の魂が 「そうしなさい。自分でまなびなさい。」
と おっしゃっている気がいたします。
全てに 感謝。ありがとうございます。
音楽を 私に与えてくれた両親 技術と心を育ててくれた恩師達に
感謝。
今の私を支えてくれる 皆様に 感謝。