シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 ホームコンサート

2011年10月12日 01時46分05秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ 長坂玲 ホームコンサート
10月10日
祝日 に 成城で始めてのホームコンサートを開催いたしました。
末永正博さんの ジャズソロから まずスタート
一人一曲披露。私も 枯葉を歌いました。
コンサート開催の きっかけは
7月半ばに ご主人をなくされた生徒さんを 慰める会でした。
いつかは 皆一人になる・・・でも お子さんの居ない 二人っきりの
50年間の夫婦生活が 一人きりになるという 気持・・・
私達 シャンソン仲間で 音楽会を開き シャンソンを 奏でて
そして 成城のデギュスタション フランスレストランで会食
そして バー ラルゴへ 11人が大移動。
みーんな 美しいマダム達。
シャンソン仲間が 集まれば ただ 楽しく 夜はどんどん深けて行きます。
バー なんて 久しぶり・・・・・
初めてバーへきたわ・・・・
また来たい・・・・
愉しかった・・・・・
という 生徒さんたちの声は 明るく ソウルメイトの 有難さです。
この日
私と 同じ年齢の生徒さんが 私の訳詩で「メマン 私の手」を歌唱して
くださいましたけれど
丁度 偶然にも 10月10月 が 亡くなられた御主人の10年目の命日
なので その歌唱は 魂の音楽でした。
私の目から 大粒の涙が ポロポロ 落ちます そして 嗚咽・・・・
「 メマン 夜になると 闇の中で 貴方を探す・・・・」

結婚も 恋愛も 始まりは バラ色
でも 終わるとき
離婚などの 生き別れ 伴侶との死に別れ
どちらにしても 苦しい 辛い 寂しいものです。
これが 人生 これがシャンソンです。
最後に78歳の生徒さんが 私の曲「黒い薔薇」を歌唱。
トリの歌らしく
深い表現力 色香と情熱が滲み出て 艶っぽいシャンソンでした。
作者の私より ずっと 女っぽーい 歌唱。ご主人と仲良くお二人で
暮らしていらっしゃる 方です。
その他 みなさん 素晴らしい 味のある良い歌唱の
シャンソンコンサートでした。
大きなホールでない ホームコンサートは シャンソンに
人生の味が 滲み出て感じます。ありがとうございました。

私は自分の痛みに鈍感で
他の方々の 気持ちを思う時だけ 泣けて泣けて困ります。
自分自身は強いのに 他の方の痛みにめっぽう弱い
情が深くて 涙もろい
そして おーおー泣いたリリさんは 直ぐにふざけて笑い出す。
涙と笑いの繰り返しが 私の人生。
そして 時は 流れゆく。
白色の 大きなお月様は
みーんな 見ている 聞いている 知っている。照らしている。