私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

摩耶山 まやさん 698.6m

2009-10-24 10:30:53 | 山歩き
 10月24日(土)  天気:雨の降りそうな 曇り・涼しい  地図:神戸首部

 きょうは 神戸の摩耶山に登りました。 「ふるさと兵庫50山」の 私に残された 最後の一座です。
’01.11 紅葉の滝を見に行き そのまま 千ヶ峰に登り それ以来 山登りを始め 8年を 経て や
っと 「50山」を 踏破しました。
 マイカー登山の私には 神戸のような都会の市街地には あまり 行きたくないので 最後まで 残って
いたのです。 きょうも 箕谷ICで 失敗し 新神戸トンネルに入って 三宮ま で行ってしまい・・・。
 きょう 摩耶山に登ったので  「ふるさと兵庫100山」も ひとつ減り 残るは 3座となりました。
高取山が 最後の難関です。
 7:17 出発。 きょうの予報は 晴れだった筈ですが 朝起きた時から 曇り空。 そのうち良くなるかと
思ったのですが・・。 姫路、加古川バイパスから 第二神明を通り 伊川谷JCTで 左の北神戸線に。
この前 鍋蓋山へ行くとき 通ったので 道は 分かっているつもり・・。 予定通り 箕谷ICで 降ります。
すんなり県道に出る・・。 えっ 料金所を通って 新神戸トンネルに 入ってしまいました。 途中に 出口は
ありません。
 不幸中の幸いにも 出口直前で 右に出たので 新神戸駅の南で 地上に 出ることができました。 さらに
幸運にも 適当に走っていると 交番があり 親切に 教えて頂きました。 はい、南へ行って 二つ目の信号
を Uターンして トンネルに 入るのですね? トンネルに入って 分岐を右! かくして 箕谷ICに 戻ること
ができました。 ここまで 88.1km 走りました。 帰りは 69.9kmだったので 18.2kmも 余分に・・・。


 が ICを 降りても ここはどこ? 方角が 全然分かりません。 正面に 道標があり 左は 宝塚。 右に
進むと 見覚えのある梅木谷に出て 左に曲がり 小部峠で また 左に曲がり 県道16号線を東へ。 五辻
で 右折して 曲がりくねった坂道を 3.5km下り 大竜寺の山門前に 到着。 関係者以外 駐車禁止の
表示があるので 一番隅の邪魔にならない所に こっそり 停めさせて 頂きました。
 8:59 駐車。 ここまで 96.3km。


 9:03 スタート。 さて 縦走路は? 道路の向かい側が 縦走路でした。 ちょうど 高年のハイカーが
歩いています。 声を掛けると 何回も歩いているそうで ご一緒させてもらうことに。 話しながら歩いた
ので 周りを見ていませんでしたが 舗装路の緩やかな下りで 帰りには この登りが しんどかった。


 15分ほどで 川に降りて 橋を渡り 河原を横切り 対岸に上がると桜茶屋。 左に 進みます。 なだらかな
地道を歩き 9:29 天狗道分岐に 出ました。 ここからは 縦走路で ほぼ一本道で 丸太の階段の登り。


 この縦走路の登山道には 4ヶ所 急な登りがあり まず最初の急な登りです。 右上の山の頂に ハーブ園
の建物が ちらちら見えます。 この登りは 話しながら 登ったので 何も感じませんでした。 道が 下りになると
早くも ハイカーが 降りてきました。 この後 多くのハイカーと擦れ違い 追い抜かれました。 同行していた
ハイカーが 先に 行ってくれと言います。 私は足が 遅いのに・・。 9:45 ハーブ園への分岐が あったので
右へ上がり 三角点を 踏みに行きました。
 少し先の道脇に 四等三角点:山郡がありました。 この道脇には アキノキリンソウや コウヤボウキが
咲いています。 縦走路に戻りましたが 同行したハイカーの姿は見えません。 私が 遅いので 先に行きた
かったのでしょう。 私も独りで 自分のペースで 歩く方が いい。


 ここから なだらかに歩き 下りから登りにかかる所に 工事用の櫓があり ”クレーンが通ります。 注意して
ください” と うるさいこと・・。 ここから 稲妻坂の登りにかかります。 岩の露出するやや荒れた感じの道で
す。 雑木林の中で 僅かに北の山が 見える程度で 見晴らしは ずっと よくありません。
 ゆっくり登っていると ハイカーが 次々と 追い越して行きます・・。 電卓は ありませんが きょうも 登山道で
30人以上の人と 出会ったでしょうか? 


 10:11 平坦な所へ登りました。 道標があり 学校林道分岐のようです。 ここは 地図の555m標高点で
南に 降りる道があります。 ここも 雑木に囲まれ 薄暗い。 ここから 道はなだらかになり 脇に低いササが
現われます。 緩いアップダウンを繰り返しながら進みます。 岩場の登りになると 後方の視界が開け 神戸
市街や 後に 555mピークが見えますが 雨の降りそうな濃いモヤで 視界はさっぱりです。
 風化した岩で ざらざらのザレ場の急登もあり 滑らないよう慎重に 登ります。 10:42 右に 丸い岩があり
岩の南に廻ると 神戸市街が 一望できますが・・。 本では 地蔵谷を 歩くようになっているので 景色のことに
は 全く触れていません。 「兵庫県の山」では 須磨アルプスや 大阪湾の眺めがよく 急登を やわらげてくれる
とあります。 前方に 鉄塔のピークが見え あれが 摩耶山の頂上でしょうか?


 石の階段や 丸太の階段を登っていると ハイカーが どんどん降りてきます。 丸太の階段を登りきると
前方に アンテナ・鉄塔が 見えてきて 山頂に出た。 電波塔の先に 進むと 右に道標があり 「←三角点」 と
表示されています。 右に登ると 暗い林の中に 大岩があり その奥に 三等三角点がありました。
 11:02 摩耶山に 登頂。 大竜寺の山門から 2時間かかりました。 やっと 「ふるさと兵庫50山」を 踏破
しました。 西の電波塔の方が 標高702mで 3mほど 高いらしいが まあ いいか。 赤い鳥居の横の大
岩が 「天狗岩」。 謂れが 書いてあり 大昔 摩耶山の僧が 山中に出没する天狗を 封じ込めた岩らしい。
山岳信仰の岩坐でもある。 登ってきた 登山道を 天狗道と言うのもこのため。

 
 山頂から 舗装路に降りて 北へ100mほど進むと 広場に出て ここが 掬星台。 ここまで バスが来るの
か? 右は ロープウェイの星の駅? 展望台に 上がってみたが 神戸市街は モヤにかすんでいる。 広場
の周囲のベンチには 多くの人がいて 食事中の人もいます。 20人くらいの団体さんもいて 記念写真を
撮っていたので 待っていたが 撮影が終わっても 場所を開けてくれない。 時計塔の時刻は 5、6分進んで
いるし・・。 南の手摺の展望所へ行くと 左奥に 鉄塔の山が見え あれが 六甲山?
 ここ掬星台は ハイカーにとっては あまり 雰囲気のいい場所ではない? ドライブで 神戸の夜景を 見に
来る所のようです。 それにしても 人の多いこと。 ほとんどが ハイカー?  


 ベンチに座って 次々歩いてくるハイカーを見ながら コンビニ弁当。 昨日 買っておいたので ご飯が
少し堅い。 お茶で 流し込む。 きょうは 陽が射さず 涼しかったので 汗が引いて 肌寒くなった。 急いで
弁当を食べ 11:40 下山にかかる。 周りを見渡したが この辺りで 無線をしている人は いないようです。
車で 登って来ら れ 見晴らしもいいので 電波は 飛びそうだが・・・。 登ってきた道を 降ります。
電波塔の建物の壁に NHKと KISS FMと ありましたが 民放と 共用?


 下山中も 多くのハイカーが登ってきます。 出来るだけ 後姿の写真を 撮りました。 人物が入ると 雰囲気
が伝わりやすく 登り下りの状況も 分かりやすいと思います・・。 驚いたのは 降り始めて直ぐ 丸太の階段
を降りていると 70過ぎと思われる 少し 腰の曲がったおばあさん?が 独りで登ってきました。 少し 咳き込ん
でいましたが 大丈夫ですか・・・?


 夫婦と思われる人が 多かったようですが 女性単独のハイカーも 何人か いましたし 女性だけのグループも
いました。 降りる時は 登ったときより 急な岩場が 多いような・・。 ザレ場は 降りるときの方が 滑りやすい・・。
滑らないよう慎重に。 展望岩から もう一度 景色を確認しましたが モヤは 晴れていません。


 12:49 ハーブ園への分岐を通り 13:04 天狗道への分岐を通り 13:18 桜茶屋から河原へ降りると
ここは バーベキュウ広場になっていました。 煙があがり 10人以上のグループが 三つ四つありましたが
どこか 車を停める所があるのでしょうか?  「六甲野歩記」は 摩耶山の周辺を くまなく歩いておられるようで
すし 私も 「ゆった りさん」から 黒岩尾根などを 勧められていますし 本では 地蔵谷を紹介していますが
私にも 違うルートを歩く機会があるでしょうか?  山頂は 面白くないが・・・。


 橋を渡りますが ここに 紫の房状の花が咲いています。 これは ブットレア?(ふさふじうつぎ?) 確か
六甲山の頂上近くにも あったような・・。 橋を渡って 対岸に上がって 舗装路に出てから 車に戻るまでの
緩やかな登りが 疲れた脚には しんどかった。 ここでも 何人かのハイカーが歩いてきます。 写真を撮って
いると この舗装路は 意外と いい雰囲気のコースでした。


 13:37 車に戻りましたが 下山にも 約2時間かかりました。 ハイカーを撮るのに 時間がかかり過ぎた?
駐車場では 女の人が 掃除をしていたので 勝手に停めたことを お詫びし 13:42 帰路につきます。
13:48 五辻 13:50 小部峠を通り 13:58 箕谷ICに 入る。 ICまで 8.2km。
 ゲートを通り ループをまわった分岐に 道標があり 右姫路とあったので ここは 間違えなかった。 帰り
の北神戸線は トンネルはあるが 車は少なく 走りやすい道です。 なだらかな下り坂で アクセルを使わなく
ても スムースに省エネで走れます。 


 後は 問題なく 伊川谷JCTから第二神明に入り バイパスを ひた走り 14:52 家に帰ってきました。
きょうは 脚が疲れたようで 翌日も 筋肉痛。
 本日の走行距離は 往路 96.3km 復路 78.1kmで 計174.4km。
往路で 新神戸トンネルの往復は 片道350円取られたのか?
 「ふるさと兵庫100山」踏破のためには 神戸周辺では あと 高取山に登らなくてはなりません。
「ゆったりさん」 に ルートは 教えてもらっていますが 何所に停めて どのルートを歩くべきか 悩んでいます。
できれば 縦走路を歩きたいが・・・。
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コメント
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