私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

伊勢山 いせやま 353.0m

2009-10-10 11:15:46 | 山歩き
 10月10日(土)  天気:晴れ・雲  地図:龍野・姫路北部・安志・前之庄

 きょうも 近場の低山 伊勢山に登ってきました。 一週間ほど前 新聞の折込版に ”神秘的な大穴から
見下ろす展望 伊勢岩屋の森” ハイキングが 載っていて 行ってみることにしました。
 ウェブで 調べると 野歩記さんが 二度も 登っておられ 一度目は 岩屋の森が オープンしたとき 娘
その1と 二度目は 昨年8月に・・・。
 私も  「はりま歴史の山ハイキング」の 本を見て 南のヤマザクラ広場から 登ったことはあるのですが
岩屋の森には まだ 行ったことがありません。 来週 ちょっと 広島へ帰るので このレポも どこまで 書け
るか 分かりませんが・・。 広島へ帰ると 研修旅行があるので・・・。


7:38 出発。 しばらく走ると 車の暖房が・・。 今朝は冷たかった? いい天気で 空気も澄んでいるよ
うです。 国道179号線で 太子町から たつの市に入り 永久橋を 渡り直ぐ 右折。 林田川沿いに 北
へ走り 県道435号線で 林田町に入り 突き当たりで 右折して 新町橋を渡り 国道29号線を横切り
東へ進み 上伊勢に突き当たる。 左折して 県道413号線を 北へ走り 伊勢神社の先で 右折して 車
1台が やっとの細い道へ入ります。 警察犬訓練所の手前を 右に曲がり 少し先の草地の広場に 車を
停ます。 8:17 駐車。 県道から 400m、家から 18kmほど。 訓練所の犬の やかましいこと・・・。


上の写真(図)の①が 現在地(駐車場)で ②が 神座の窟(西峰)で ④が 伊勢山山頂で ②から 尾根を
歩きます。 ③が 空木城跡で ここから 西へ降ります。
 正面に見える稜線のピークが 神座の窟 らしいが 日陰で 分かり難い。 8:23 スタート。 真直ぐ 山へ
向かいます。 下草が 夜露に濡れ 靴に沁みてきます。 分岐が 三ヶ所あり 左は いずれも 空木城跡へ行
きます。 曲がらず 真直ぐ進む。 道標に それぞれ 神座の窟 0.85km、0.7km、0.6kmとあります。
二番目の分岐の上に 岩があり 石仏もあったが 暗いです。


 日の差さない谷間の道を歩きますが 右に陽の当たるいい尾根が見え あの尾根に 道を付けてくれ
るといいのに・・。 丸太の階段もあり シダもあり・・。 暗い植林の急な登りを 右に左に ジグザグに登り
ます。 小石の転がっている所もあり 小岩を敷き詰めたガレた所もあります。
 左に大きく廻ると思えば 右に折り返す。 8:58 「森の石ころ(礫)」の説明板に突き当たった。
上の大岩・流紋岩が風化して 小岩・レキ礫となって 転がり落ちてくるらしい。
 それで 登山道に 小岩が散乱している? 少し先で 突然 右に 岩壁が現れ ロープもあります。 これが
神座の窟の大岩? 大岩の下を 真直ぐ進み 右に巻いて 9:04 尾根に登りました。 ここは 分岐で
左へ行くと 空木城跡(0.5km)。 右へ進みます。


 ここから神座の窟までは 急な登りで トラロープがあります。 道も荒れて 岩も露出し ロープがないと
登れないかも・・。 9:10 神座の窟へ。 岩の間を抜けるとき 涼しい風が・・・。 窟内に降りると 正面に
西の景色が広がり 奥に新竜アルプスが 一望できます。 右には 空木城跡のある270mピークが そ
の奥の稜線が 旧姫路市最高峰だった葛城山でしょう。 眼下には 車を停めた岩屋の森の広場が見えま
す。 窟の中には 三体の石仏がある? 岩によじ登り 不動明王?だけ 撮りましたが・・。
 窟を出て 岩の上に上がると 平坦な岩場で 絶好の展望台です。


 今日は 天気もよく 空気も澄んでいるので 気持ちがいい。 南の瀬戸内海に浮かぶ家島が 近く見え
るし 右には 小豆島もくっきり。 御津山脈、進竜アルプス・・・。 北西には 空木城跡、葛城山 さらに
右には 尖った明神山まで 見渡せます。 岩の上で 写真を撮っていると 明るかった空が 一転 にわかに
掻き曇り 北から黒い雲が・・・。 妖怪ヌエでも 現れそうな暗い空になりました。 北は にわか雨?


 大パノラマを堪能し 南へ降りて 岩尾根から岩峰を撮って 引き返しました。 ここへ来たら 三角点のあ
る伊勢山・山頂へ行かなくては・・・。 本には 道も眺望も良くないので 割愛とありますが・・・・。
 9:25 分岐に戻り 急な下りを 右へ降ります。 峠のような鞍部に降りると やや道の分かりにくくなった
ところもありますが テープもあり 急な登りにかかる。 尾根に上がると 僅かに 展望があり 右下に 緑台
の街並みがあり 奥に瀬戸内海が見え さらに 奥に見える低い島は四国? 写真は 露出に失敗。 四国
が 写っていない・・。 左には 山の間に 明神山がくっきり。 さらに右に 形のいい山が見えるが 七種山?
 9:36 伊勢山に登頂。 狭い平坦地は 雑木に囲まれ 展望はまりません。 おまけに 三角点の横には
切り倒された枯木が 放置してあるし。 三角点は 角が削られ 二等か 三等か 分かりにくくなっているが
多分 三等でしょう。  9:40 下山。


 9:52 分岐に登り返し 右へ降ります。 ここの急な下りは ロープがあちますが ここは 降り難い。
木を掴んで 降りました。 分岐を直進すると なだらかな道になりますが 枝が張り出し ヤブっぽく
なっています。 次の分岐の道標で 空木城跡0.5kmです。
 シダヤブの緩い下りを歩き 松葉を踏みながら進み シダヤブに散乱する枯枝や クモの巣を片付け
ていると 突然 前からハイカーが現れ びっくり・・。 この人も 岩屋の森に車を停め 時計回りに 空木
城跡から 登ってきたそうです。 シダヤブを抜けると 雑木林のトンネルとなり 歩きやすくなります。


 左に平らな岩があり ここも展望台。 目の前には 南西方向の景色が広がり 下には 岩屋の森広場が
見え 後方には 神座の窟の岩峰が見えますが 日陰で 暗い。 地図では 町境界から直角に曲がり
270m標高点に向かうのですが この曲がりには 気がつきませんでした。
城跡が近くなると 堀切跡のような窪みがあります。 ここの道標には 城跡0.1kmと。 城跡には
直接登らず 左から巻くようにして上がります。
 10:13 空木城跡に上がる。 細長い平坦地の中央に岩がある。 南が開け 新竜アルプス方向
の景色が見えます。 岩の後の段に 石が見えたが 石積跡?


 空木城は 応仁年間(1394~1428)に築城され 城主は赤松義雅の家臣・喜多野新在衛門忠助
が居たとされる。 置塩城主・赤松則房の家臣・原田大炊助が 最後の城主だったが 則房が 羽柴秀
吉の姫路城修築に伴う置塩城解体の頃(1580) 城としての 運命を終えたとされる。 
 10:19 西へ降りる。 ここからの下りはかなり急で 丸太の段差のある階段が続く。 途中で
会ったハイカーのように こちらから 登らないで よかった。 しかし この段差のある階段を降りるのも
膝に響くゥ・・。 このため このコースは 健脚コース?
 階段が終わると なだらかな森林コースとなり 歩きやすくなります。 ベンチのある所から左に折れ
谷間のいい雰囲気の森を歩いて 登山口近くの最初の分岐に戻りました。 アカゲラには 気つかな
かった・・・。


 ススキを見ながら 10:43 車に戻りました。 広場には Moveと Cubeが 停めてあります。
山の上でも 西にある採石場の重機の音が ずっと うるさかったが 何とかならないものでしょうか?
 10:54 車を出し 帰路につきます。 来た道を そのまま戻ります。 下伊勢で 右折して 大津茂川
に架かる伊勢橋辺りから振り返ると 伊勢山西峰の稜線が きれいに見え いい里山の雰囲気で 黒
い雲も 晴れて いい青空です。


 この先 県道435号線の舞子池の横を走っていると 見たような景色です。 この道は いつか来た道
ああー そうだよォ・・・。 いつだったか しみけんさんのページを見て 向山に登り 北のこの池の土手
を歩いたことがあるのです。
 県道435号線から国道179号線を走り 11:33 家に帰ってきました。 こんなに 早く帰ったのは
久し振りです。  本日の走行距離は 往路18.0km 復路17.9kmで 計35.9kmでした。
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コメント
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