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私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

鉄鈷山 かなとこやま 775m

2009-04-11 20:31:11 | 山歩き
 4月11日(土)  天気:晴れ・モヤ 暑い  地図:直見(上部)・出石

 きょうは 和田山町と京都との県境の鉄鈷山へ行きました。 痛い脚を引きずって 東床ノ尾山へ登る
と なんと やまあそさんと 向井さんが MTBで・・・。 いつかは会える とは思っていましたが こんな
メジャーな山で 会えるとは・・。
 「たじまハイキング」の8番で 紹介されて 山は 知っていたのですが 最近 床尾林道が開通し 但東
越まで 車で行けるようになり 貯金しておいたのです。 12月13日 たぬきさんが登られ その関連で
「但馬の里から」 のあかずきんさんと 赤い細いクモの糸が 関東経由で 私とつながり あかずきんさん
のページを見つけることができました。 年末には 登ろうと思っていたのですが 寒波で 断念。
 今年 膝が 痛くなり 悶々としている間に 「かみかわ登山日和」の 山ちゃんに 先を越され・・・。
やっと 念願を 一挙に 二つ果たすことが出来ました。
 7:39 出発。 姫路バイパスから 播但道に入り 北上。 途中まで 車が繋がって 走りにくかったの
ですが 譲り車線で 皆 道を譲ってくれ 先頭に立つことが出来 後は すいすい走ることが出来ました。
 朝来辺りに来ると トンネルが 多く 暗いトンネルもあり 走りにくい・・。 8:41 和田山料金所を通過。
ここまで 80.4km 1400円。 料金所から 国道312号線に 出るまで 5.3kmもあります。 国道を北
へ走り 8:50 一本柳交差点で 国道9号線を 通過。 JRを潜り 県道104号線を 4.4km 糸井橋
の信号で 右折して 県道10号線に入ると 後は 一本道なので 間違える心配もなく 一安心です。

 県道10号を 走っていると 急に 道が細く 一車線になる。 コンクリート舗装の細い道を走って
いると 道を間違えたのではと 不安になるが 9:12 道標があり 糸井の大カツラ1.3kmとあ
り 安心して 進む。 走りにくい道を しばらく走り 9:14 糸井の大カツラへの分岐に。 男の人
が一人 植樹の手入れをしていたが 大柿さんは・・? ここから 新しく開通した林道を走ります。
 砂利道で 小石が 浮き 走りにくい。 時速20km以下で ゆっくり登り 大カツラ分岐から 3.6
km 登った広場に 車を停めたが 降りて 偵察すると 100m下った先が 但東越の駐車場だ
った。 9:33 駐車。 家から 107.4km、 約2時間かかりました。 

 駐車場から 北東が開け 但東側の山が見渡せます。 法沢山、高竜寺ヶ岳、郷路岳、大江山、
三岳山等が見えると 本には 書いてありますが・・・。
 9:43 スタート。 駐車場の右奥に 道標があり ここから 山に取り付き 西向きに 荒れた急斜
面を登ります。 尾根の先端に上がり 向きを変え 南東の尾根を進む。 

 尾根は 左は植林 右は疎らな雑木。 雑木の間から西床ノ尾山から東床ノ尾山までの稜線が
見えます。 尾根は 緩やかな登りで のんびり歩けます。 所々に 白いタムシバ?やアセビが
咲いています。 倒木もあるが 踏み跡のような細い道は ほぼ真直ぐで 迷うこともありません。
新版「ふるさと兵庫50山」 の123ページに 「コブシ」 実は 「タムシバ」 だったという記事があり
タムシバと思うのですが・・。

 少し登ると 草の中に 三角点があります。 10:06 三等三角点:西谷。 この先 720mピーク
に出て 右に曲がると 正面に 鉄鈷山の急斜面が 眩しい。 ここからの登りは 山火事の跡のよう
な禿山? 茶色い土? よく見ると 昭和枯れススキのヤブ。 雪のためか 枯れススキは 全部
谷側へ倒れています。 ここから 左斜面の奥 南に見えた雄大な山は 粟鹿山?
 すぐ北の東床ノ尾山と 一等三角点で つながっています。 この夏場のスキー場のような斜面は
枯れススキのヤブで 倒れたススキの茎に乗ると よく滑るし はっきりとした道もないし・・。
景色を見ながら ゆっくり登ります。

 少し登ると 後方に 東の山が見渡せます。 左奥に かすむのは 大江山連峰? すぐ手前の
尾根は 780mPから 富岡山の尾根。 山頂が 近くなり 林に入ると ブナの大木が現れます。
 枝先に 僅かに 黄緑の新芽が 顔を出し始めています。 10:28 鉄鈷山に 登頂。 但東越
から 45分かかった。 残念ながら 雑木に囲まれ 見晴らしはありません。 三角点もないし・・。
 写真だけ撮って 直ぐ降りたが 後で やまあそさんから 山名の由来となった大岩を 見たか?
と コメントを頂いたが とき既に遅し。 山頂では 何も見なかった。
「たじまハイキング」を 読み返してみると 疎林の頂上とあるが 疎林とは? 昔は この山塊
には 金鉱脈があったそうで 現在も 廃坑が残っているらしい・・・。 この鉄鈷山に関しては 珍
しく 誤りのない記述だった。

 新芽のブナを見ながら 滑らないよう ゆっくり降りる。 下のなだらかな720mピークの奥に
県境の山々を 見ながら 降りました。 山ちゃんも 本にも 720mピークから 右の県境尾根
へ降りないよう 注意とあったが 左に 西・東床ノ尾山を見ながら進むと 何の問題もなかっ
た。 足元には スミレの花が 咲いていました。

 桧の花粉を 十分に楽しみながら 快適な尾根を歩き 11:12 駐車場に 戻った。 下山は
40分ほど。 休まず 東床ノ尾山へ向かいます。 正面の急斜面に 道はなさそう。 適当に
急斜面をよじ登るが 風化した土が 崩れ登りにくい・・。 尾根に上がると 歩きやすくなり
どんどん歩く。 左に青いネットが現われ ネット沿いに なだらかな尾根を歩いていると 足
元に イワカガミが 群生しています。
 間違えて 一輪でも咲いていないか 探したが 花は 見つけられなかった・・。 代わりに
スミレが たくさん咲いていました。 所々に タムシバを 見ながら 見晴らしの良くない雑木
の尾根を歩きます。

 この和田山町と 但東町との境界尾根は 歩く人が 少ないので はっきりとした道はないが
ヤブはなく なだらかで 2ヵ所ほど 急な登りが あるだけの極楽尾根。 今は まだ 新芽が
出始めで 冬枯れの状態だが 新緑の頃は 素晴らしいでしょう。 その頃には イワカガミも
咲いているだろうし・・。12:00 760mピークに登ると 林の日陰に入り 北から涼しい風が
吹いてきて ほっと一息。
 760m等高線ピークから 右に進む辺りは いい雰囲気の尾根でした。 この辺りを下る際は
尾根を直進しないよう注意が要るが 特に アセビの密集した辺りは 要注意です。 山頂へ
向かうところで 右に展望があり 見えた山は 法沢山と 高竜寺ヶ岳?

 真直ぐ山頂に向かい 枯れたヒぺリカム?(キンシバイ)を 掻き分けていると 山頂に 若い男
の人がいて 会釈した。 近づいてよく見ると なんと やまあそさんでした。 顔を見て 一瞬で
分かりました。 私は 何度も 会ったことがあるので・・。
 向井さんは 横に腰掛けていた。 直ぐに 話し込んだので 山頂に 着いた時刻の記録を忘れ
てしまったが 12:20頃だったか?
 20分くらい 色々と話し 私のページ名を言うと 写真を撮ることになり 向井さんが 率先して
三角点と MTBを入れ ポーズを決めてくれた。 やまあそさんのポーズがいまいち? O型だそ
うですが 意外と おとなしい性格なのかも・・。 向井さんは B型で O型のやまあそさんと 相
性がいいとか・・・。 

 最後に 360度の大展望の山の名を 教えてもらいました。 三岳山・・・。 まだ1時前だったが
彼らは 一時の風とともに去っていきました。 先に やまあそさんが 下へ降りて MTBで 降りて
くる向井さんを ビデオで撮るらしい。 西床へ降りて 境界尾根を 西へ降りるそうです。
 静かになった山頂で 一人淋しく 写真を撮ります。 西床と鉄鈷山は 撮ったが 西、北、北東方
向の写真を 撮り忘れた。 きょうは 気温も高く モヤも濃いので 写真は ダメだが 北西方向の
奥にかすむ来日岳は ここ東床ノ尾山と 一等三角点で 繋がっている山です。

 山頂は かんかん照りで 日を遮るものがないので 東ヘ降りて 日陰で 弁当を食べることにして
12:44 下山。 何故か 忘れ物をしたような気がして 後を 振り返りながら降りた。 途中の倒木
に 腰を降ろし 弁当を食べ 13:08 腰を 上げます。 この頃には 少し膝が痛くなったが 大し
たことはなかった。 登るときにも 見たが この尾根には 2、3ヵ所 錆びたワイヤーが 放置して
あったので 昔は 林業が盛んだったようです。

 小ピークから振り返ると 東床ノ尾山の端正な姿が見え 木々の間から 西床ノ尾山の丸いピーク
も見えます。 右に 曲がる所には 降りるときのために 小枝で 印をしておいいたので 間違えず
降ります。 鉄鈷山のプレートもあるし。 山頂で 撮り忘れた 三岳山も撮ることができました。
 三岳山は もっと形のいい山と思っていましたが 西から見ると 山頂は フラットな山です。
正面に 鉄鈷山の禿斜面を見ながら アセビのヤブを抜け 所々に 咲いているタムシバを見ながら
下ります。 尾根の先端に戻ると 下の駐車場が眩しく 奥に 大江山連峰がかすみ 北東方向に
は 東里ヶ岳~高竜寺ヶ岳が かすんでいます。

 13:51 車に降りました。 しばらく雨が降らない日が続き 乾燥した山を 歩いたので 埃ま
みれになった。 積んでおいた ペットボトルの水で 手と顔を 洗い すっきりする。 9:43 から
13:51の約4時間の行程だったが 鉄鈷山への尾根も 東床ノ尾山への尾根も いい尾根だった。
 14:05 帰路につきます。 糸井の大カズラの入口に ハイカーが 二人いたが 大柿さんは 見
当たらなかった。 
来た道をそのまま下り 14:37 糸井橋の手前で 左折して 14:45 一本柳交差点を 通過。
14:49 国道312号線を 左折して 播但道へ入る。

 帰りも 播但道は 車が多く スムースには 走れませんが・・・。 15:58 帰着。
きょうも 満足できる いい山歩きが できました。
 本日の走行距離は 往路107.4km 復路106.6kmで 214kmでした。
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