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私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

弥仙山 みせんさん 664m

2010-05-01 16:37:11 | 山歩き
 5月 1日(土)  天気:晴れ+モヤ   地図:梅迫+丹波大町

 きょうは 高速千均を利用して 舞鶴若狭自動車道の舞鶴西ICまで行き 京都・丹波の弥仙山に
登りました。 山と渓谷社の分県登山ガイド『京都府の山』の17番の山です。 関西百名山でもある
ようです。 槍ヶ岳を思わせる三角形の突起した秀峰は 丹波富士と称し 霊山として名あり。
 世間は GW真っ盛りですが 年中GWの私には 高速道が渋滞するのは 困るのですが 車は
多かったものの 95%はスムースに走れ 姫路東ICの手前4kmまで帰ってきて 渋滞・・・。
登山道は 急登や岩・倒木などはなく 道標も整っていて 歩きやすい道でしたし 道脇に春の山野
草が いろいろ咲いていて 新緑の森を 楽しく歩くことが出来ました。
何故か 矢問さんの2002年3月9日のレポが 永らく引出しに入っていましたが 矢問さんのレポ
には 地図がなく たぬきさんの 02年10月15日のレポを 参考にしました。

 今日は 遠い山で GWなので 早く出発しようと思ったのですが 遅くなり 6:51 出発。 姫路バ
イパスから播但連絡道に回り 花田ICを通り 姫路東ICから山陽道に入ります。 アルツの私も う
っかりしていました。 山陽道から直接 舞鶴道に入れると思っていたのです。 まあ 道路標識に
従って 神戸JCTから吉川JCTに廻り 無事 舞鶴若狭自動車道に乗ることが出来ましたが・・。
この道を走るのは 初めて。 2車線のところはいいのですが 対向車線の区間になると走りにくい
です。 8:39 舞鶴西ICを降りました。 家から 167.4km 1150円。 一般道に突き当たり
東へ廻り 府道74号線を南へ。 この府道は 狭くて登り坂で 曲がりくねり 走りにくい道です。 峠
を越え 綾部市に入り 下った先の分岐を左折して 細い道を約1km進むと 駐車場。 ですが 多
くの人が出て・・。 聞くと 5月3日の山菜まつりの準備中・・。 すぐ上の広場に停めるよう言われ
ました。 9:03 駐車。 家から 174.1km 2時間10分ほどかかりました。

 下の図が 本日の概略・参考?ルートです。 登山口から いびつな形に時計回りに 約6.7kmの
コースを一周します。 登山口に「改心の道案内図」が あり ハイキング道が描いてありますが きょう
歩いたルートが 改心の道? 「改心の道」の由来は 君尾山光明寺に伝わる「天狗の詫び証文」で
天狗が 和尚のいないとき 本堂で暴れ 和尚が 説教すると 天狗が 詫び証文を差し出したそうです
と パンフレットに書いてあります。

 9:07 スタート。 沢沿いの舗装された林道を歩きます。 沢周辺には シャガが たくさん咲いて
いますが 文字制限に引っかかりそうなので・・・。 花は いろいろありましたが もし 余れば載せ
ますが 文字制限のため 別ページにするかも・・・。
9:18 水分(みくまり)神社にでました。 橋を渡り お参りします。 水分神社は 子授けの神として
名高く 衣服を献納すると 子の成長を守護してくださるという伝説が 残っているそうです。 子持ちの
狛犬もそのため?

 水分神社の祭神は 天からの雨水の神・天之水分大神と 地から湧き出す水の神・国之水分神。
水分とは 流水の分配を司るという意味で みくまりが転じて 子守りの神になったそうです。
 沢に沿って林道を歩くと 9:41 大きな鳥居に出ました。 下に道標があり ここから林道を離れ
右の山道に入ります。 八百米の石標がありましたが・・。 山頂まで何メートルの方がありがたい
が・・。 歩きやすい いい山道を 沢に沿って歩きます。


 9:46 1000mを過ぎ 9:50 大本開祖・修業の滝があり 左下へ50m進むと 滝がありま
した。 パンフレットでは 「修練の滝」となっています。 岩の下に祠と石仏があります。
登山道に戻ると 道の脇には スミレがたくさん咲いてます。 タチツボスミレ? パンフレットに エ
イザンスミレとありますが 淡紅紫色ではないし・・。 ヤマルリソウも たくさん咲いていましたが 花
が小さいので ピントが合いにくい・・。 どこだったか? アオマムシグサがあったので 撮ったの
ですが ひどいピンボケで 涙が出そう・・。

 滝を過ぎると 登り傾斜が やや急になったような気がします。 地元の人が 季節ごとに山へ入って
草刈や登山道の整備をされているそうで 道路の舗装も住民の手で行ったそうです。 たぬきさんの
ページにあった於成寺古墳は 雑草に埋もれていましたが 今は 草一つありません。
9:58 1200m石柱の先に 石段があり 右に上がります。 数えませんでしたが 143段?
途中に水場があり これが 枯れることのない名水「弥仙水」。 崩れそうな石段を登りきると 左が
赤い鳥居の於成(おなる)神社。 お参りして 左を進みます。 神社の裏に 黄色い細長い花が 咲
いていましたが キケマン?


 於成神社の裏から 右に登ると大岩があります。 落ちそうな岩を 一本の木が支えているように見える
巨岩だそうです。 岩の間が 洞窟のようになっています。 この岩の脇に 白い花が たくさん咲いていま
した。 イチリンソウ?のようで 清楚なきれいな花です。


 ここから山頂を大きく北へ巻いていきます。 杉林を抜け 北へ廻ると 明るい雑木林になりますが
見晴らしは よくありません。 木を透かして北の山並が 僅かに見えます。 仕方なく 足元を見て歩
いていて ミヤマカタバミを発見。 イカリソウも ありました。
北から やや急な登りを東へ廻ると 左へ降りる道があり 道標もあります。 左へ降りる道は 改心
の道? 北をぐるっと廻ると 頭の中にあるGPSが狂い この分岐が 東へ降りるように見えて・・。
とりあえず 真直ぐ進み 10:53 神社の裏から弥仙山に登りました。 金峰(きんぽう)神社に
お参りして 箱にあった由来書を貰いました。 それを見ながら レポを書いています。 金峰神社は
行基が開山した神社で 昔は 修験場の行場で 釈迦、文殊、普賢菩薩の三尊が祀られている・・。


 神社の前から南西?が開け 展望がありますが・・・。 神社の裏から 北へ5mほど降りると 木の
間から北東が見え 見えた山は 青葉山でしょう。 夫婦が登ってきました。 ベテランではないよう
で 「関西の山100選」を片手に歩いています。 山頂に10分ほど居て 下山。 さっきの分岐まで
戻り 右へ降ります。 東へ降りるような気がするのですが・・。 登りは それほど急では ありません
でしたが 下りは 急です。 小さくジグザグに折れながら降ります。 この急下りには イカリソウが
たくさん咲いています。 イカリソウも ピントの合いにくい花です。



 急な下りを降りきると なだらかで歩きやすい道になり 植林ではなく 新緑の自然林の遊歩道です。
見晴らしがないのが 残念ですが・・。 この南尾根道には 花も咲いていません。 僅かに マムシグ
サを一輪見つけましたが これもピンボケ・・。 ここは 緩いアップダウンと森林浴を楽しみましょう。



 すこし歩くと 後方に木々を透かして 弥仙山の頂が見えますが 何故か双耳峰・・。 11:34 弥
仙山 1kmの道標を過ぎ だらだらと登り 11:43 四等三角点:於与岐町 576mに。 ここは 尾
根道の途中で うっかりすると通り過ぎてしまいます。 三角点は 道から3mほど左にありますが 数
本の木に 白テープがあるので分かります。 三角点の後には 東へ踏み跡があるようですが・・。



 のんびり歩いていると 山頂で会った夫婦が 追い付いてきました。 脇目も振らず歩いているので
先に行ってもらい 後姿を撮らせてもらいます。 手前の小ピークで左に曲がり 571m標高点ピーク
へは上がらず 右斜面を通ります。 新緑の木々を透かして 右手に南西の山並が見えますが 59
6m峰? 12:09 いろいろな道標のある分岐に降りましたが 夫婦は 真直ぐ日置(へき)谷コース
へ進みます。 急いで呼び戻し 右へ降りるよう言いました。 良かったァ・・。 登山口まで 2kmか。
 分岐からの下りは やや急で細い道になります。 尾根下の斜面の道です。 左の谷越しに南の稜
線を眺めながら下ります。


 尾根を歩いていると 急に道がなくなり あれっ・・。 よく見ると右下に鋭角的に折り返す細い道があ
りました。 矢問さんのページを読み直すと 彼らも50m進んで気付き 戻ったようです。 あの夫婦は?
二度と姿を見ることは出来ませんでしたが・・。 尾根から右の谷へ 大きく右に左に折れ曲がりながら
細い道を降りました。 12:30 丸太橋を渡り 林道に上がります。 ここから緩い下りの林道歩きです。
新緑の沢沿いの林道を 道脇に咲いている花を見ながら 20分ほど歩いて 12:53 車に戻りました。
 本日の行程は 9:07~12:53で 3時間45分でした。 パンフレットには 約2時間30分と書いてあり
矢問さんもたぬきさんも 3時間ほどでしたが やっぱ 私は足が遅い・・。



 山菜まつりの準備は終わったのでしょうか 誰もいません。 大阪、京都ナンバーの車がありますが
あの夫婦は? 車でコンビニ弁当を食べ 13:20 帰路につきます。 府道74号線に出ましたが 北
の細い道は走りたくありません。 南へ下ります。 南は 広いいい道で 於与岐辺りから弥仙山の尖峰
を撮ることも出来ます。
 ところが 13:46 安国寺ICから京都縦貫道に入ると 道標は ←京都・大阪→となっています。
姫路は どっちへ行ったらいいんや・・。 分かりやすい道標にしてくれェ・・。



 綾部JCTも難しい分岐です。 舞鶴道に入ると一安心。 なんとか 吉川JCTから神戸JCTへ渡り
山陽道をひた走り 出口の姫路東IC手前で 渋滞に遭いましたが 大したことはなく 姫路バイパス
を走り 15:46 帰着。 高速道 安国寺~姫路東は 140km 1150円でした。
 本日の走行距離は 往路174.1km 復路172.4kmで 計346.5kmでした。



 これで ガイドブック『京都府の山』は 14座/52座に 登りました。 あと登りたいのは 愛宕山、
地蔵山、比叡山・・・。 まだ いろいろあります。

 ****** 当初の予定通り? 花の写真は 別のページに提示します ********


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (やまあそ)
2010-05-03 19:57:21
弥仙山、いわゆる修験の山で
山名は大峰のそれからちょうだいしている
のでしょうね。

最近はやりのパワースポットですから
なにか感じるものはありましたですか?
私はどの山でも感じすぎて
最近は不感症気味です。
でもボケ封じのためには登り続けなければ。
(^_^)
返信する
弥仙山 (YS1)
2010-05-03 20:20:53
こんばんは。

パンフレットによると
山頂に金峰神社、中腹に於成神社、山麓に水分神社があるのは
奈良の吉野連峰を縮図したもので
昭和の初期まで 女人禁制だったそうです。
大昔は 役行者が修業し 行基も修業?
私の歳になると なにも感じなくなるものです。
やまあそさんも 早く結婚しないと・・。(笑)
返信する
Unknown (ぽくぽく)
2010-05-04 17:22:24
YS11さんこんにちは。

アッチコッチと勢力的に登られていますね、
今の時期お花が色々見れて楽しい時期ですね。

弥仙山なかなか良い山容でよく目立つ山ですね。

小生連休中千金を利用して、熊本と鹿児島の三角点を探訪してきました。
ようやく一等三角点400座を超えました。
記念すべき400点目は鹿児島の「野間岳」でした。

>兵庫県には二等三角点 が 109も あるようです。

国土地理院の22年3月時点では110になっているようですよ。
二等三角点は一等より難しいのでしょうね。
返信する
二等三角点 (YS11)
2010-05-04 19:56:13
ぽくぽくさん こんばんは。
鹿児島まで 千均で行くと 何時間かかります?

次なる目標を 兵庫県の二等三角点にしようかと
思案していますが
どこかに 二等三角点のリストは ありませんか?
一等三角点は 図書館で本を借りて 調べましたが・・。
GW中に 「ふるさと兵庫100山」 最後の
久斗山へシャクナゲを見に行きたいのですが
天気が・・。
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