4月24日(水) 天気:晴れ 室温:22.6℃
先日、姫路へ行ったとき、 FMゲンキのフリーマガジンの ”2024春号” を入手しました。 今回の ”気まぐ
れ途中下車 地域再発見 「ふるさと故事巡礼」 ー第11回ー” は、大白書中学校区(青山小学校区)① です。
このコースは、以前に歩いた 姫路の旧街道・西国街道(2016.2.8)と ほぼ 同じルートです。 簡単
に 紹介します。
1.古代山陽道:畿内と大宰府を結ぶ古代山陽道は、政治的・軍事的な意味合いを持つ 当時 最重要のインフラで、
背景には 白村江の戦い(663)の敗戦と その後も続いた 唐・新羅との緊張関係がありました。 情報伝達や
軍の展開を容易にするためか、とにかく 直線的に配置されています。 姫路では 薬師山から 下手野にかけて
の直線区間が それにあたり、下手野以西は 桜峠(現 桜山貯水池)を 通って太市駅家に至ったと考えられます。
2.夢前川の渡し:西国街道は 夢前川東岸で 五差路になっており、そこから 龍野道と美作道(稲葉道)に分岐。
3.青山の道標:花崗岩でできた五角柱で、右 因州・作州、左 備前・九州、東 姫路・大坂・京・江戸とあり
4.教専寺:真宗大谷派の寺。 蓮如の播磨布教により 門徒が増大し 現在地に寺院として 建立という。
5.腰掛け石:平安中期の歌人 和泉式部が 書写山の性空上人を 訪ねる途中 石に腰かけて 歌を詠んだという伝承
6.旧青山村庄屋屋敷跡:青山村庄屋の菅原家は 菅原道真の流れをくむと伝えられ、道真の七代の孫 菅原有年が
7.稲岡神社:豊受姫大神と射目崎明神の二神を祭る神社。 稲岡山は 「播磨国風土記」14丘の稲丘。
8.宗全寺跡:山名宗全(持豊)が建てた寺跡で、当時は 五重塔を備えた豪壮なものだった。 嘉吉の乱で亡くなった
9.法灯寺跡:山名氏のっ守護代 太田垣氏の菩提寺 法灯寺跡。 「遠山の地蔵さん」と呼ばれ、各地から多くの
10.小丸山:かっては 斜面に古墳が群集していた。 青山の合戦で 赤松軍と黒田軍が 闘いを繰り広げた場所。
11.山田峠(笹峠):青山と太子にまたがる峠。 明治天皇の行幸に合わせ ルートが 開削された。
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