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私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

西宮市の甲山 かぶとやま 309m

2024-02-03 14:55:40 | 山歩き

  2月 3日(土)節分   天気:晴れ のち 曇り   室温:17.3℃

 今回の山歩きは、2004.3.21に登った 西宮市の北部にある 甲山309.2mです。 本では 山と渓谷

社の分県登山ガイド27 「兵庫県の山」 で 紹介されています。 309mの低山ですが、展望良好です。 森林

公園の展望台にある展望図には、奈良や大阪の生駒山や金剛山が 描かれていますが、この日は モヤが濃く・・。

 甲山の登山口となるのは、山の南にある 神呪寺(かんのうじ)で、まず お寺にお参りして、山の東に広がる 森林

公園を散策してから 甲山に登ります。 山頂は 広い芝生広場で 公園風で、中央に 二等三角点があります。

 

 甲山の名称の由来は、その兜のような形状から呼称されているという説があるが、元来、「神の山」だったと考え

られている。 1974年に、銅戈(どうか)が出土し、西宮市指定重要文化財として所蔵されている。 この銅戈は

祭祀用のものであり、古来、甲山が信仰の対象であったことがわかる。 また、甲(コウ)の音が 甲(カフ)と表記す

る事を考えれば、濁音のカブ・・・の音も想像しやすい。 また、甲山山麓にある神呪寺にある碑には、十四代仲哀天

皇の皇后神功皇后が 国家平安守護のため、山頂に如意宝珠と兜を埋め、神呪寺を 開創大殿落慶したと伝えている。そ

のためか 甲山のどこかに 宝が隠されているという俗説があり、兜を埋めたことからも 甲山と呼ばれるようになった。

 

 神呪寺は、真言宗御室派の別格本山の寺院で、本尊は、如意輪観音。 甲山の中腹にあるので、甲山大師と呼ば

れています。 寺号の「神呪寺」は、「神を呪う」という意味ではなく、甲山を神の山とする信仰があり、この寺

を 神の寺(かんのじ)としたことによる。 なお 「神呪」(じんしゅ)とは、真言と ほぼ同義で、「仏の真の言葉」

という意味があります。 神呪寺の本尊は、如意輪観世音菩薩坐像(重要文化財)で、河内長野市の感心寺、奈良県

宇陀市の室生寺の如意輪観音像とともに、日本三如意輪観音の一つ。 家業繁栄・商売繁盛のご利益があるとされ、

秘仏となっていて、融通観音とも称されている。 年一回 5月18日に 融通観音大祭があり、本尊の開扉がある。

 

 甲山から 南へ降りると、神呪寺です。 神呪寺から 階段を下りて 駐車場へ戻り、北山公園を散策します

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