私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

名匠の里紀行 肥後象嵌

2013-05-27 17:02:28 | 日記
 5月27日(月)  天気:曇り  室温:28.1℃

 きのうの夜 10時から テレビ・BS日テレで ”檀れいの名匠の里紀行” がありました。 今回は 「肥後
象嵌(ぞうがん)」 で 肥後・金工装飾の造形美を 訪れる物語で 檀れいが 65歳の河口 知明氏と 37
歳の稲田 慶太郎さんの工房を 訪ねます。 紹介された肥後象嵌の作品には 江戸時代のものもあります。


 河口 知明さんは 作った作品に 自分の名前を入れるので 全ての工程を 一人で 行います。 
河口さんの師匠は 人間国宝の米光 太平氏。 金を嵌めこむために 地金に 溝を彫る布目切りは
1mmの間に タガネで 4本の切り込みを入れ それを 四方向から入れる。 切り込みの深さは
段々浅くする。 0.8mmの金板を打ち込むには 鹿の角が 弾力があり 一番いい。 象牙は 堅
過ぎる・・。 木は 柔らか過ぎて すぐダレる。


 ヤマメのバックルは 稲田 慶太郎さんが ある客の注文で造ったもので 目と口先に 特徴が・・。


 熊本の代表的伝統工芸「肥後象嵌」は、象嵌で唯一、国の伝統的工芸品に指定されています。
 鉄等の生地に様々な模様の下絵を描き 繊細な布目状に鏨で 切目を入れ、 金銀を打ち込んで
 仕上げる 布目象嵌で 「重厚」かつ「渋さ」 が 特徴です。
 肥後象嵌は、熊本城主 細川三斎公が 近江国より 鍛冶・平田彦造を迎え 武具を作らせたことに
 始まり 鍔や小柄などに独特の意匠を凝らし 永く武家に愛好されてきました。



 地金を 漆黒にする錆出しは 粉茶で 30分煮る・・。


 「蝶々とスミレ」 は 檀れいが 帯留めにと 河口さんに 造ってもらったものです。


 刀の鐔(つば)のような文鎮は 稲田さんが 客の注文により 両親と子どもの干支のウサギと 蛇と
虎を デザインしたものです。

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コメント
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