西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

沖縄に行ってきます

2013-02-21 23:15:02 | 日記

全日本空手道連盟の九州地区審判審査会(組手の部)に行ってきます。

これは公認三段以上が資格要件です、佐藤会長の激励(命令?)を受け、全空連の公認に挑戦し、審査会挑戦資格を取りました。

この審査会は九州全県を一年おきに回っていきます、今年が沖縄だった訳です。

九州内の県だったら、「愛しのインプちゃん(近頃ファンになった方は分からないと思いますが、愛車のインプレッサ1.5Lマニュアルシフトのことです)」でどこまでも行きますが、インプちゃんはボンドカーじゃないので海は渡れません。

従いましてお金がかかります、飛行機代、宿泊費、受験料、エトセトラ・・これで落第でもした日には目も当てられません。

でも結構落ちる試験なので、勉強勉強です。なになにカテゴリー1とカテゴリー2の懲罰が組み合わされることはない・・・フムフムてなものです。

お金がかかるなんて、贅沢言ったらダメですね。何せ沖縄の子ども達は九地区の試合に来ていただけるのですから、感謝です。

なんと言っても空手の故郷は(本場)沖縄ですから、そこで受験ができるというのは有り難いです。

時間があったら、糸洲先生の碑にお手合わせしてきます(と言ってもどこにあるか知らないから現地で探します)

兎に角がんばってきます。それでは3日ほどブログが更新できないかもしれません、お許しください(ぜん~ぜん許す・・という大きな声が)

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行政調査報告・・芦北町

2013-02-20 17:22:11 | 日記

二回に分けて報告したいと思います。まずは芦北町です。

いつものようにザックリと箇条書きで書きます

2/18(月) 熊本県芦北町・・・武道必修化空手採用 
   /19(火)  大分県豊後高田市・・・学びの21世紀塾

芦北町 町長竹崎一成様・教育長竹浦裕道様・副議長寺本修一様・議会事務局寺川健一様、福田貴司様        教育委員会本山昭様、白坂達也様・商工観光課釜辰信様 

町の概要をDVD(これはすごく面白かった)で紹介される、
*温故創新の言葉で教育を・・・論語教育
*18才まで医療費無料
*ふれあいツクールバス・・通学等は無料
*ホタル保護条例・・熊本県ただ一つ
*カンボジアに学校を贈る運動・・芦北町とボランテイア団体
*基幹産業・・農林漁業 農林水産業基本条例を作成、未来につながる農林業を目指す
*芦北町の木材を使って家を造った場合、200万円の補助
*温泉塩、芦北牛、デポコン、さら玉ネギ(サラダで食べられるタマネギ)、焼酎
*星野富弘美術館・・クラブ活動指導中に頸椎損傷、口で筆をくわえて絵や文を書く
*町の方針・・全ては未来の子ども達のために

町長があいさつ
*自分は柔道をやっていた(熊本は柔道が盛ん、有名選手も沢山輩出している)柔道五段。年をとってから出来る武道と60才を超えて空手を始める
*芦北海王塾(釜塾長)で鍛えられて、全空連2段。空手の安全性、運動性の良さを知る
*条例を作って基幹産業を守っていく
*町としてはスポーツと文化の振興に力を入れている
*文化は国を支える力である(日本は世界で見ると遅れているように思える)
*国は歴史を大切にする文化を創りたいと言った
*そこで中学校での武道必修化に取り組んだ
*芦北町として何に取り組むか考えた。設備(どこでも出来る)、費用(体操着で出来る費用0円)、怪我(空手は全スポーツの中で怪我率がとても低い)など考慮して空手が浮かんできた
*空手を理解してもらうため、芦北海王塾の生徒(優勝者)とナショナルチーム(町職員)の演武を子ども達に見せた。
*子ども達にアンケートをとった、90%以上の子がやりたいと答えた
*子ども達が親を説得した
*文科省に町として空手を選択すると伝えた(文科省は剣道・柔道・相撲から選んで欲しかった)
*全空連主催の指導者研修会に町長、町職員、教員で受け、実際の授業に対応できるようにした
*空手は180カ国以上、5000万人以上が行っている競技である
*空手と論語教育で「全ては未来の子ども達のために」の実現へ

町長には空手を取り入れた経緯を熱く語って頂きました。また「名古屋の神原さんからお電話いただきましたよ」と私にお話しいただきました。神原会長有り難うございます。

 

担当課の方が中学校武道教育(空手道)の導入について説明された
*目的・・多感な中学時代に礼節を重んじる空手を学び、人生においての基礎を培うことを目的とする*空手の理由・・町内に優れた空手指導者がいる、武道導入に要する費用が少額ですむ、形を中心とした指導なので、事故の発生する危険性が少ない
*効果・・人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う
*授業の指導は教員と資格をもった町職員二名で行う

その後佐敷中学校にいき、実際の授業風景を見ました

*一年生で、空手8時間目の授業

*指導者の号令による、基本稽古を行う

*グループ分けして、基本型を団体形で行う。
*チーム対抗戦でトーナメント方式で勝敗を競う

*審判も生徒達が行い、皆楽しそうに行った
*優勝チームの形を披露し、

山本さん(全国大会出場)のジオン(形の名前)を披露し喝采を浴びる

指導方法も全日本空手道連命が綿密にマニュアル化しているようだし、また指導者養成にも力を入れている。特別な施設、用具、服もいらないし、形は全身運動なので中学校教育に向いていると再認識をした。

町長をはじめ芦北町の皆さんには丁寧でまた充実した研修を用意して頂き、心から感謝致します

皆さん本当に有り難うございました。

 

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行政調査から帰ってきました

2013-02-20 08:11:31 | 日記

熊本芦北町の武道必修化空手導入と豊後高田市の21世紀未来塾の研修を終えて帰ってきました。

それぞれ素晴らしい研修だったと感じています。

特に芦北町の町長をはじめとする職員のみなさまの心のこもった研修にとても感銘を受けました。

心より感謝し、お礼を申し上げます。

詳しい内容は本日の午後にでもブログにアップしたいと思っています。

まずは帰ってきた(なにしてんだ?ブログもアップしていないし~・・と言う声が聞こえたので)という報告を致します。

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芦北うたせ杯から、さっき帰ってきました。そして7時間半後に芦北に行きます

2013-02-17 23:01:59 | 日記

今日は第14回芦北うたせ杯ジュニア空手トーナメントです。九州はもとより、岡山から90団体以上のべ選手一千名を超える大会です。組手だけの大会なのですが、選手が多く終了するのは夜になります。

と言うことで先ほど帰ってきました、大会の模様を写真で紹介します。

あさの4時に出発しました。ひたすら高速を走って芦北町についたのが6時40分ぐらいでした。

立派な会場です、ただまだ開門してません。

今回は征柔館さんと合同チームを組み、西都市空手道連盟として試合に臨みます。

参加選手は樹蘭君、一世くん、輝君、彩介君、明日香さんの5人です。

ずらりと並んだ選手達です。

皆さんこの方おわかりですか?♪♪古いアルバムの中に~・・・大人の階段のぼる 君はまだシンデレラさ・・・♪♪

の歌で有名なもとH2Oの中沢けんじさんです サプライズで歌を披露してくれました

この大会の開会式の見所はなんと言っても芦北鉄砲隊です

子ども達は鉄砲の音にびっくり

硝煙の中を子ども達は入場です

開会宣言です、宣言するやいなや・・・。

ド~ン、そして

鉄砲の先から・・、子ども達大喜び

竹崎町長の歓迎の言葉です

*芦北町はたった2万人の町ですが、子どもの教育に力を注ぎます

*中学教育において武道必須となり、芦北は全中学校の武道教育を空手にしました。

*空手(で体と精神を鍛え)と論語教育が芦北町の特色となっています

*この取り組みは全国でもまれだと思います

*明日西都市議会の皆さんが芦北町に行政調査に来られます

*皆さんベストを尽くしてください、そしてベストを尽くす大切さを学んでください

歓迎の挨拶に西都市議会のことが出て、びっくりでした。有り難いことです(明日しっかりと勉強させていただきます)

芦北海王塾の男女のキャプテンが選手宣誓です

いよいよ始まりました。私は今週末の九州地区審判試験が控えています。丁度良い最後の本番稽古となりました。また佐藤会長や県連の岩切さんから貴重なアドバイスをいただきました。感謝です。

と言うことで、試合の写真はこれ一枚です、3年生の輝君です。

今日もがんばっていました、団体戦でもしっかりと役割を果たしたし、個人戦でも入賞まであと一歩でした。

他の子ども達も一世くんがやはり入賞まであと一歩だったし、樹蘭君、彩介君、明日香さんもそれぞれ勝利していきましたが、強豪と当たって入賞には至りませんでした。

これが今日の大会のザックリとした報告です。明日行政調査です、芦北、豊後高田と教育問題をテーマにしっかりと調査してきます。

明日は6時半出発です。(フ~ッ)

 

 

 

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新富町議会報告・西都市地域づくり講演会・芦北大会へ

2013-02-16 18:18:38 | 日記

昨日新富町の議会報告会に参加してきました。といっても芦北での空手大会の最後の稽古だったので、それが終了後、急ぎ向かいました。

従いまして議会による報告の部分は聞けませんでした(残念)、その後の質疑、意見交換から傍聴したのです。

新富町は西都市周辺の議会の中では最も議会改革に取り組んでいると言っても良いと思います。何故議会が町のためにあるのか(最も根源的なもの)しっかりと見据えて(見据えようと努力して)、がんばっておられます。

新富町の町民もそのあたりのことは理解されているようで、質疑の中で何度か議会に対する応援がなされました。

勿論答えに窮する質問もありました、たとえば民事訴訟事件に対する質問などは、答えるのが難しい(答えはあるのだが、市民の方に理解してもらえる答え方が難しい)物もありました。

また新田原基地をかかえる新富町ですから新田原基地、防音に関する質問も出ました。

全体を見て議長さんを中心によく準備をされているようで、町民との質疑にてきぱきと答える姿が印象的でした。

住民に議会の姿を見せる、またどのような議論がなされたかを提示することがこれからの議会に求められていると思っています。廣瀬先生曰く、そこからまともな輿論が生まれるのです。

新富町の取り組みを西都市議会も学ぶ必要がありますね、そう思いました。

このように議会をさらすと、議員も理論武装するための勉強も必要になるし、なにより議会に対して真剣に向かう姿勢が出てくるでしょう。それは決して住民のためだけでなく、議員にとっても正しい考えを市民が持ってくれることにもなります。昨日だって「議員報酬を上げたら」という意見も出ました。

旧態依然とした議会の姿におさらばしなければ、自分の首を自分で絞めることになるなと思った次第です。

今日は地域づくり講演会がありました。

市長の挨拶です

・協議会は絆つくり、助け合い、課題解決に向かっている

・交付金制度をH25からスタートさせる

・1千兆もの謝金をかかえる国、いつまでも国たよりでは未来はない、地方の自立が求められている

・その為には市民協働という考えが必要、自分たちの住む地域は、自分たちで守る意識

・成熟社会の3本柱 1.健康(心と体) 2.安心安全 3.倫理

今日協働の街つくりの奨励賞が授与されました。 西都手話サークル 上野高齢者クラブの2つの団体でした。

おめでとうございます。

 

基調講演は初鹿野さんの後援です。初鹿野さんは宮崎ではラジオに出演したり、各地で講演したりと有名な方です。

 

 

いや~笑いもたっぷりの楽しい講演でした。いつものようにザックリと要点だけ

*3.11後必ず津波の危険性の話しはしている。それも西都のような内陸にあり直接津波の影響のない住民には特に。なぜなら、誰でも海に行くことがある、もしその時遭遇したら津波に対応する術を知らなければ危険だから(海辺の人は身に染みて知っている)

*50CMの津波の威力は300kgの力で継続的に押される状況、足をすくわれたら波に引きずられて死んでしまう(それも全身火傷によって)

*安心安全な地域に住んでいる方こそ、知識が必要

*日本の強さは人と人との繋がりの絆だった。そこをベースに文化や歴史がある

*それが揺らいできた、今ちゃんと振り返って社会を考えて作り直さなければ手遅れになる

*先進国の中では飛び抜けて自殺者が多い日本の状況

*それに加え孤立死も多い。4日間見つからない状態での死者は1万5千人

*孤立死は「隠れた自殺」と言われる

*なぜなら「助けて」と言えば助かる命なのに。「助けて」を言わないのだから

*高齢者の犯罪も増えている、それも粗暴犯・万引きが顕著

*犯罪も自殺も50代から飛躍的に増えている、これは地域社会が孤立化しやすくなったから

*繋がりがあったからこそ、世界的に日本は安全な国と言われた

*秋葉原の事件(車で突っ込みナイフを振り回した)をある先生が調査した

*孤立感 誰かのために存在しているという気持ちが希薄だった

*利害関係のない関係をどれだけ作っていけるかが大切

*地域つくりの目的は「孤立しない社会」を作ること

*孤立が内のこもると自殺、外に出ると事件への動きを誘発する

*便利という言葉の危険性 便利とは一人でできるための道具だから

*便利になると人に頼らなくなってくる(助けてを言わなくなる)

*便利になると人にか関わらなくてもよい社会になった・・孤立死(隠れた自殺)へ

*生きていると言うことと、生きがいがあるというのは全く違う

*「助けて!」を言いにくい世の中、これが社会を壊していった

*地域つくりは「人間関係をつなげていくこと」本当の人との関係はネットではできない

*何に学ぶか・・それは昔の行事「地域での田植え}「葬儀」「祭り」の仕組みなかに関係性をつなぐ仕組みがある

*そう言う意味では田舎に行けば行くほど人の関係性を保つ仕組みが合理的に存在している

*日本の未来のモデルは中山間地域にあると思う

*都農町と五ヶ瀬町に良い取り組みがある

参考になる話しでした、1時間半があっという間でした

2つの地域つくり協議会の事例発表がありました

満留さん黒川さんが一所懸命プレゼンしました。

さて明日は芦北で空手の大会です。なんと朝3時45分出発です。早く寝なくっちゃ。

来週は(も)忙しくって、芦北空手大会→西都へ帰る→行政調査でまた芦北へ→同じく豊後高田へ→西都へ→沖縄で九地区組手審判審査会へ

ふ~っです、お金もかかります。

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