壇上質問)
自分の身は自分で守る意識としてのヘルメット着用、それに加え、事故を起こさせない仕組みとしては通行区分を歩行者、自転車通行者、自動車運転者が明確に判断できる道路整備が肝要だと考えます。
そこで、自転車通行レーンの取り組みの現状はどうなっているか伺います。
市長答弁)
現在「西都市自転車安全利用促進計画」において、市街地を中心とした自転車ネットワーク路線の設定がされ、それに基づき、現在短期的施策とした自転車レーン整備を行っている。
具体的には令和4年度までに、市道公園通線、酒元通線及び平田童子丸線の一部を整備完了している。
だが、通行レーンの未整備箇所は市街地周辺部でもいまだ多く残っているのが現状である。
事故を起こさせない交通の環境整備は重要である。自転車だけでなく歩行者、自動車も安全で快適に通行できる空間の確保のため、今後も関係機関と連携しながら整備を促進していきたい。
質問)
次は自転車通行レーンについて伺います。壇上の答弁で自転車だけでなく歩行者、自動車も安全で快適に通行できる空間の確保のため、今後も関係機関と連携しながら整備を促進してまいりたいと言われました。
そこで、いま計画している路線等はあるのか伺います。
課長答弁)
計画路線としては、西都中学校開校に向け、正面に接続します市役所南側の「平田7号線」及び東側の「聖陵町2号線」の一部の整備を予定している。
現在、歩道整備中である妻高前の「聖陵通線」についても、事業に合わせ通行レーンの設置を進めていく
質問)
有難うございます、中学生高校生の通学に合わせた整備をしていただき感謝申し上げます、これからもよろしくお願いいたします。これも以前一般質問の中で紹介しましたが、宮崎市において、宮崎市、国交省、県警、周辺自治体、市民民間を集め二年間にわたりワークショップを行い私は個人参加しました。
色々とテーマを持ちながら、グループ分けしたメンバーたちがそれぞれ自分の自転車で宮崎市内を回り、話し合いました。
そして自転車通行レーンを決め、矢羽根マーク通行レーンを設置しました。
今宮崎市に行くと、いたる所に矢羽根マークがあり、それに伴いレンタサイクルなども設置しています。
それはあの二年間のワークショップの成果です。
西都市にも「西都市自転車安全利用促進計画」によって、ネットワーク路線設定されているのは承知の上で要望します。
中学生、高校生を中心として、そこにまちづくり団体等を組み込んだワークショップを行い、西都の自転車通行レーン設置の推進をお願いするものです。
見解を伺います?
課長答弁)
「西都市自転車安全利用促進計画」については平成28年に計画策定後8年が経過し、事業の評価検証を行い次の計画策定の準備に取り掛からねばならない時期に来ている。
計画見直しにあたり、議員ご指摘のようなワークショップを開催することは非常に意義ある取り組みであると認識している。
計画策定時にワークショップを主導した民間団体や土木事務所、国土交通省等と意見調整を行いながら早期のフォローアップ委員会の開催を目指したいと考える。
質問)
早期のフォローアップ委員会の開催よろしくお願いいたします。細かい事ですが、毎朝交差点に立って交通安全運動をしています。子供たちの元気に登校している様子が伺えます。
皆元気に挨拶してくれ、こちらも元気を貰えています。
ですが15年ほど立っていると、何度かヒヤッとすることを目にしたことがあります。
それは主に、自転車の右側通行違反、また歩行者・自転車の通行が混在していることによって起こっています。
自転車は簡便な乗り物ですが、車両であることを、一番利用するであろう中高校生に知らしめることは大切です。
事故を防ぐつまり被害者となるのを防ぐのはもちろん、加害者となりうる車両に乗っていることを自覚してほしいと思います。
西都市内の中学校が再編され、新たに西都中学校として、広域から生徒が中学校に登下校します。
まだ少し時間的余裕があります、今から自転車通行帯等の整備というハード面、安全教育と安全を守る装備というソフト面をふくめた取り組みに邁進して欲しいと要望します。
そしてその取り組みは、子供たちの安全だけでなく西都市全体のまちづくりにも良い影響を与える事ものと信じるところですが、市長並びに教育長の考えを再度伺います。
市長答弁)
交通に必要な環境の整備は重要と考えている。
自転車だけでなく歩行者、自動車も安全で快適に通行できる空間の確保、交通ルールの周知徹底のための自転車マナーアップへの取り組み等、ハード。ソフト両面から施策に継続して取り組む必要がある。
今後もあらゆる関係機関と連携しながら、幅広い関係者が一体となって自転車を活かしたまちづく英の実現に努めていく。
教育長答弁)
橋口議員のおっしゃる通り、児童生徒に自転車は被害者だけでなく、加害者にもなり得る乗り物であると自覚させることは大切なことと考える。
今後、中学校再編で、生徒が広域から通学することになるので、警察及び交通安全協会等連係を図りながら、さらに交通安全意識や交通マナーの向上に努めてまいりたい。
命を守るアイテムとしてのヘルメットの常時着用や自転車の点検整備の徹底など、継続的な指導を必要である。
これらについて、生涯にわたる交通安全教育といった観点からも、学校や関係機関だけでなく、過程や地域社会の協力を得ながら、取り組みを進めていく必要があると考える。
その結果として、このような取り組みが、本市全体の交通安全意識の向上につながると期待している。
橋口)
自転車交通の件よろしくお願いたします。
稽古に向かうと、早く来た子供たちは、皆でドッジボール等で遊んでいます。
「仲良きことは、良きことかな」
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