交通安全挨拶運動をしていると、学校に向かう中学生の表情がいつもと違います
今日は西都市立妻中学校の卒業式でした
来春からは高校生です、本当は式の様子を見させていただき、知っている子供たちにお祝いの言葉を言えたらと思うのですが
コロナ感染予防のため議員の来賓出席は見合わせました、残念です
午前中はいろいろと積み重なった事務系の仕事、また選挙に向けての公式書類の作成など行いました
お昼からは総務広報常任委員会があり、討論採決を行い、付託された議案を委員会として全会一致で承認しました
最終日に委員長が委員会報告をし、全議員が採決することになります
次は救急医療対策調査特別委員会でした
委員長報告が示されましたが、内容に承認できないことがあり異議を申しました
結果一旦差戻し、簡略化して再提案していただけることになりました(感謝です)
夕方は稽古、今日の稽古場は妻南小です
超初心者が何人か入ってきました
この子たちがどう変わっていくか
とても楽しいです
4月で一年生になるお子さん空手やりませんか?
面白いですよ
さて、政治関係で私のブログを読んでおられる方に最も関心があるのが
「西都児湯医療センター」についてだと思います、今日は壇上からの質問と、それへの答弁を載せます
質問)まず西都児湯医療センターについて伺います
医療センターのあるべき姿を市民に理解してもらう必要があります、医療センターに関わる事実を明確にしてもらおうと思います
まず市長が描く地方独立行政法人西都児湯医療センターとは何を目的に、どのような医療を行い、どのような目標を持つものか伺います
地方独立行政法人と公立病院の大きな違いは何か伺います
1次2次3次と救急の種類がありますが、違いを明確に説明ください
現在の医療収支はどうなっているか伺います
現在の救急搬送について伺います、救急車出動件数、センター搬入人数、市外搬送人数そしてそれを年度対比でお願いします
手術件数も診療科目別で年度対比で伺います
センターと5町1村(高鍋、新富、木城、都農、川南、西米良)の関係性を伺います
新病院建築に予定されていた病院債とはどういうものだったか伺います
地域完結型医療とは何か伺います
以上救急医療について大まかに伺います
答弁)
・市長の描く地方独立行政法人西都児湯医療センターは西都児湯10万人の命を守り、安全安心を確保するのが目的である
・中期目標に定める脳卒中等の緊急性の高い脳疾患や整形外科疾患を受け入れるとともに、西都児湯地域であまり行われていない内科疾患の受け入れや入院手術等の医療提供を行い、夜間急病対応や災害拠点病院機能を整備し、西都児湯二次医療医療圏の中核的病院施設として役割を果たすことが目標である
・地方独立行政法人と公立病院の大きな違いであるが、地方独立行政法人とは、地方公共団体が直接実施する必要のないもので、民間にゆだねると適切に実施されない恐れがあるものを、効率的効果的に行うために設立する法人
・西都児湯医療センターは地方独立行政法人の類型のうち、公営企業型地方独立行政法人に区分されており、独立採算制の原則を前提としているが、住民の福祉の増進という公共性の観点から、採算ベースに乗らない部分は設立団体において負担することとなっている
・公立病院は、地方公共団体が運営する医療機関であり、条例に基づいて開設・出資・運営され、損失については地方公共団体が負担する
・救急医療の種類であるが初期救急(1次)とは、主として入院治療を必要としない軽度の救急患者の治療を行う事
・二次救急は入院治療を必要とする重症救急患者の医療を行うこと
・3次救急とは初期、二次救急医療施設からの転送患者を受け入れる後方病院であり、ドクターヘリなどで患者が直接搬送される場合など、高度の検査・手術を要する重篤患者の救命医療を行う事である
・現在の医療収支であるが、西都児湯医療センターに確認したところ、理事会の議決により公表することはできないとの事
・救急搬送についてだが、救急車出動件数は令和元年度が1519件、令和二年度が1349件である
・医療センターへの搬入人数は令和元年度が528名、令和二年度が360名である
・市外搬送数は令和元年が548件、令和二年度が635件
・脳神経外科手術は令和元年度が168件、令和二年度が5件
・呼吸器内科は令和元年度が7件、令和二年度が1件
・整形外科は令和元年度が113件、令和二年度が92件である
・医療センターと5町一村の関係は、西都児湯医療センターは西都児湯約10万人の住民の皆様に様々な救急医療を提供することにより安全安心の確保に努めている
・児湯郡の5町1村からは、西都児湯医療センターが西都児湯二次医療圏で唯一、運営を行っている休日夜間急病センターの運営費の一部を負担していただいている
・病院債については、新病院建設のために病院債の申請を行い、借り入れた金額については、市と医療センターで2分の一ずつ償還する予定だった
・地域完結型医療とは、それぞれの病院や診療所、クリニックや、一次並びに二次救急病院がその特徴を活かしながら役割を分担して、病気の診断や治療、検査、健康相談等をおこない、西都児湯二次医療圏内の医療機関で全体で一つの病院のような機能を持ち、切れ目のない医療を提供していくことである
(救急医療の意味と現状が分かりやすくなってると思います、そこを踏まえて現実起こっている問題を理解していただければ幸いです)
以上が壇上からの質問についてのやり取りです、次回は質問席からのやり取りです、お楽しみに