西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

薬物処遇プログラムに参加しました

2014-07-08 23:00:43 | 日記

人気歌手asukaの薬物事件があり、根深い薬物(覚醒剤、大麻など)依存の状況が浮き彫りにされました。

今日保護司として、表記のプログラムに参加してきました。

県の医療薬務課が行っている対策会議には10年ほど参加しているのですが、今回のプログラムには初めて参加しました。

薬物依存から抜け出そうとしている人、またその親族の皆さんが参加して、この問題に取り組むプログラムです。

内容は特定非営利活動法人 癒しの里 のT理事長さんの「ダルクの活動内容と薬物依存及び薬物依存者への対処について」と

宮崎県精神保健福祉センター 心理士の石川幸司氏による「宮崎県精神保健福祉センターにおける薬物関連の相談業務及び教室等について」と、

最後に参加者全員による座談会という内容でした。

少し紹介します(今回はこういう内容なので写真は無しです)

*ダルクはDARCのことで、Drug Addiction Rehabiltation Center の略

*ダルクは薬物(麻薬・大麻・向精神薬・睡眠薬・覚醒剤・シンナー・ガス・咳止め薬・アルコール等)に依存している人たちが、毎日行われる「グループセラピー」を通して、薬物依存から回復したいという人たちに援助する「リハビリ施設」のこと

*ダルクによるリハビリは、程度の差はあるが「プログラムの提案を徹底的に従い本人が実行することで、「どんな薬物依存者でも回復できる」事を多くの仲間が証明している

*ダルクは見守ることを重視

*ダルク参加者からのことば・・ダルクは「一人じゃない」と教えてくれた、仲間がいることで救われた、やりたいときにやりたいと言えるダルクの仲間、薬はすべてを支配していると気づいた

*ダルクの平安の祈り・・神様、私にお与えください、自分に変えられないものを、受け入れられる落ち着きを、変えられるものは変えていく勇気を、そして二つのものを見分ける賢さを

薬物依存に苦しんでいる方、またその親族の心からの言葉を聞くことができた一日でした。

最後に薬物依存に苦しんでいる方、またその親族の皆さんに自助グループがあります。もし苦しんでいるなら、また薬物をやめたいと願っているなら、是非相談してください。

NAピーマングループ・NA宮崎グループ(宮崎ダルク内)0985-38-5099

精神福祉センター:0985-27-5663

心の電話:0985-32-5566

薬物依存は我々が思っているより、広がっています。

 

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