前のブログで、芥川さんと話を楽しんだと書きました。
その時不思議なことに気づきました、芥川さんは根っからのニコンカメラファンで、多分写真家となったときから(40年以上)使い続け、愛していました。
ところが、事務所にキャノンのカメラが有ることに目ざとい私は気づきました、一時「キャノンのレンズは・・・」と言っていた芥川さんです、絶対キャノンは使わないと思っていました。
聞けば総入れ替え(全てのニコン機材から、キャノン機材に)したそうで、気になった私は何故ですかと聞きました(カメラの機能のことなのかと思ったりしました)、芥川さんは「話すと長くなるのよ・・・、ブログに理由を書いたから帰って見てくれる」と言いました。
で、見ました。
そこには写真家、表現者として許せない線をニコンが越えたことが記されていました。
怒りを持つと言うことはエネルギーがいるものですが、表現者は常にそのエネルギーを切らせてはいけません(でないと、権力に甘んじてしまう)
そこに書いてあるのは、写真家として誇りでした。
http://akutagawa-jin.seesaa.net/
是非覗いてください。