＃3703 三流官庁

今,国会で、総務省高級官僚の受けた接待やその見返りに便宜を計ったんではないか、とかの追及が続いています。
大昔、当時の大蔵省官僚が業界からのノーパンしゃぶしゃぶ接待で批判にさらされ、新たにできた公務員倫理法違反行為です。
市民団体から収賄罪での告訴も行われています。

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総務省は自治省と郵政省が合同してできた省です。
30年ほど前でしょうか、その郵政省は三流官庁だ、って言われていたことがあるんです。
郵政省は、上級国家公務員の中で、試験成績の下位の者が入る省だったんです。
郵便屋、と揶揄（やゆ）され軽んじられていたんです。

本省の中でサンダルで勤務するのは郵政省職員だけだ、なんても言われていました。
ボクなんかは就職してから退職まで勤務中はサンダル履きで過ごしたもんだから、さすが上級国家公務員は違うもんだ、なんて妙に感心したものです。

今批判にさらされている総務省の上級職員の多くは、元々郵政省に配属された者です。
三流官庁の三流官僚のハズが、随分と幅を利かせる身分になったものです。
衛星放送やSNSなど新たな電波利権が身分の向上につながったのでしょうか。

でもやはり、身の丈に合わなかったようです。
三流官僚の馬脚が表れてしまったように感じます。