アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#949 大震災から1年

2012年03月11日 | 災害と防災
あの東日本大震災からちょうど1年、各地で慰霊の行事が行われました。
2万人の被害者、多くの傷跡が残る被災地、ボクが生まれてからこれほどの災害は記憶にありません。
追い討ちをかける原発事故、いまだ収束されず、不安は収まりません。

先日の報道で、震災の翌日,原発周辺に出された避難指示で周辺の救助活動ができず、津波に生き残った住民の複数人が餓死または凍死したとありました。
その人たちは震災死者としてカウントされていないのだそうです。(と言って、もちろん原発事故死亡者の扱いを受けていません。)

震災にあってその後津波により孤立した人たちは、救助を待ちながら飢えや寒さにより死んでいきました。
どんな思いで救助を待ち、どんな思いで死んでいったのかを思うと居た堪(たま)れません。

地震とそれに伴う津波による被害は仕方がありません。
防災施設(防潮堤など)が機能していなかったとか、避難誘導が悪かったとか、そんなことをいう人がいますが、見当外れです。
間違いなく天災なのです。
ただ、原発事故だけは仕方なく無いのです。

原子力発電所は当初から事故の懸念が指摘されていました。
それを"絶対安全"と言い包(くる)めた当時の自民党政権、電力会社幹部、重電・建設業界とつるんでいた御用学者を許すことはできません。
また建設を受け入れた地域の首長・議会も同罪です。
一周年を機会に、この東電福島第1原発事故をきちんと総括し、ここの原発立地に功績?のあった輩(やから)をあぶりだし、厳罰に処さなければなりません。
東電に対しては、すでに数兆円規模の株主代表訴訟が起こされていますが、その他の悪人を懲らしめる必要があります。

この原発事故は東電が言っているような天災ではなく、人災(自民党災、東電災、御用学者災)なのです。

・・・
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします、と共に、事故原発の沈静を心から願います。




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