アナーキー小池の反体制日記

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#3147 地震で崩れた山の復旧工事?

2019年09月15日 | 自然と環境
胆振東部地震からはや1年、各地で追悼行事が行われていました。
改めて、亡くなられた方には哀悼の意を、被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。

この一周忌にあわせ、各種報道で被災地の状況が伝えられました。
まだまだ不便なところはあるのだろうけど、それなりに復興が成されている、と思います。

ただ、厚真町の山の斜面が崩落したところの復旧工事に強い疑念を抱きました。
崩れた斜面を成形し、その上をコンクリートだとか鋼製の枠を使って格子状の補強を行っているんです。
無駄で余計な工事です。
あのような場所では、崩れた山は放っておかなければなりません。

山は平らになろうとしています。
地震とはいえ、山が崩れるのは自然の摂理です。
わざわざ自然の中にコンクリートや鉄を混入させてはいけません。

放っておいたらまた山が崩れるかもしれません。
それはそれでいいのです。
山裾に若干の手を加え、崩れてきた土砂を堆積できるようにするだけでいいのです。
土砂に埋まった農地を回復しようなんて考えちゃ~いけません。
農地として利用できるところだけの水路だとか耕作路の整備をすればいいんです。

・・・
ボクは厚真町の山崩れの今の映像を見て、コンクリートや鉄の格子に覆われた部分がとても醜く感じました。
いずれ草木が茂って自然らしく見えるようになるのは知ってるけど。

次回はこのような醜いことをする“土木”について、思うところを記します。
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