アナーキー小池の反体制日記

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#3843 東京五輪総括(8)

2021年08月17日 | 教育・文化・芸術・スポーツ

多くの国民が反対または疑問視する中、なんとなく五輪は開催するもの、という既定事実を作り上げてしまった政権には魂胆がありました。

スカの側近の一人が「な~に、五輪をはじめて日本選手が金メダルを獲ったら(スカ政権の)支持率が上がるよ。金メダル一個で1%アップは固い。」と助言したのが効いた、と囁かれています。本当なのか疑問ですが。

このコロナ禍の中、スカ政権は支持率の低下に悩んでいました。なにせ政権にとって支持率は一番大事なことなんです。何においても支持率優先なんです。大衆迎合主義の典型です。

この五輪の開催、止められなかった野党やメデァや大衆にも責任があります。開催阻止への対応が鈍く感じられました。

ただ、コロナ禍の重篤さが増す中、無観客となったことは不幸中の幸いでした。(宮城県など一部のポンコ県で観客を入れましたが)

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コロナ禍は日ごとに悪化し、医療崩壊もささやかれています。

こんな状況の下、スカ政権は「コロナ感染拡大は五輪が影響しているのではない。五輪は感染対策が完璧に行われた。」と述べ胸を張っていますが、影響してないはずはありません。例えば、札幌でマラソンと競歩が行われましたが、見物人が押し寄せ、感染拡大に大きく寄与?している様が窺(うかが)われます。

今のデルタ株、陽性者とすれ違っただけで感染する、って極端に言う専門家がいるくらい感染力が強いのです。不要不急の自粛は政府の言うとおり実践しなければなりません。それなのに、不要不急の極みである五輪の開催はダブルススタンダードの極みです。

政府は、国民が外出自粛要請に従わない、って感染拡大の言い訳をしてるけど、国民側には“五輪を開催しておいてからに自粛要請などおこがましい!”って声があるのは否(いな)めません。仮に、直接五輪開催が感染拡大に寄与?していないとしても、国民の感情として感染予防の観点から気の緩みが生じたことは充分推察されます。それが今日の感染爆発につながっているんでしょう。

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金メダル一個で支持率1%アップ、の言葉を信じて五輪の強行開催を行ったスカですが、金メダルを20数個獲得したのに、支持率アップどころかダウンしてるのです。民意はそれほど単純なものではありません。

続きます。

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