アナーキー小池の反体制日記

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#266 我が闘病(7)

2009年05月20日 | ボクの健康
つまらぬ事で長らく闘病記を中断してしまいました。

自己免疫に係わる病気の続きです。

脳外科病院から紹介状をもらい札幌の病院へ行きました。
そして問診の上、血液検査です。
結果は多発性硬化症と同じ、膠原病とは言いがたいというものです。

膠原病と診断するには、何項目かを満たさなければならないんだけど、ボクの場合1つか2つ足りないのだそうです。

別に膠原病になりたい訳ではありません。
でも長年、病名の付かない病気に悩まされている者にとっては膠原病であっても病名がついたほうがすっきりします。
たとえ、治療法がステロイドによるものしかないとしても。

今、一番症状が重篤なのは眼です。
毎日ステロイド剤を20mg以上、2年間も服用しています。
骨粗鬆症とか糖尿病とかの副作用が心配されます。
そして、このムーンフェイス・・・鏡を見るたび、イラッ!とします。
50数年なじんだ顔が、どんどん変わっていきます。
妻はボクのこの顔を見て、「人相が変わった。」と言います。
まるで指名手配中の犯人を見るような目で。

唯一つ、起死回生の手段はあるのです。
ステロイドのパルス療法といいます。
一日に1000mgという大量のステロイドを5日間、流し続けます。
2日間休んで、またその繰り返しをします。
計3回か4回繰り返しますので、入院は1ヶ月ほど必要になります。

あまりに大量なステロイドに、体が驚いて元の体にリセットされるのではないか、とボクは非科学的にも勝手に思っています。
しかし、副作用も重篤なものが起きる場合があるものだから、なかなか医師は試みません。
しかし、結構これでボクの様な慢性患者が回復しているのです。
札幌の病院の眼科医は2年前からパルス療法の採用を示唆していますが、躊躇しています。
ボク自身は一発賭けをして、試みてもいいのかなって考えています。

・・・
皮膚、眼、耳、喘息、脳、これらに表れているボクの症状は皆関連していると思います。
しかし、今はその部分に表れた症状を抑える治療を各々の診療科で行っている状況です。
(ほとんどが同一の病院内のため、各科の情報は共有されています。)
先にも記しましたが、総合的に診断をしてくれるところがあればいいなって思っていますが、思いは叶いません。

自己免疫に関することを終えます。
次回は、腰椎辷(すべ)り症に変わります。
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