アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#1781 年寄りの年寄り自慢

2015年11月06日 | その他
昔は年寄りに本人の歳を聞いても”忘れてしまった"とか、本当とは違う歳を言ったりしたものです。
実際、自分の歳を忘れてしまうのです。
ボクだって、時々忘れてしまうのですから、当たり前です。(ボクだけの特殊事情なのかもしれません)

でもこのごろの年寄りは違います。
特に80歳を越えた年寄りは、しっかり自分の歳を憶えています。
そして歳を聞かれたら、”いくつだと思う?"と問い返すのです。
お世辞を込めて、70歳くらいかな?なんて言うと嬉しそうに”85歳なのよ"と、正確に自分の歳を述べます。
ボクはいつもどおり"へ~、お若く見えますね、60代だって言ったって通じますよ!”と驚いた振りをするのです。

いつの頃からか、年寄りがより高齢になることが自慢の種になり、自分の歳をしっかり覚えているようになりました。(毎朝、自分は○○歳だと復習しているに違いありません)

長寿化がこの世の中の諸悪の根源だと信じて疑わないボクとしては、由々しき事態に感じるのです。
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