先祖の供養のため線香をあげたのでしょうが、家が燃えちゃったんでは元も子もありません。もしかしら、人の命だって奪いかねません。
先祖に供養のためが子孫の命を奪うってのは、本末顛倒も甚(はな)だしいのです。この手の火災、昔から毎年起こっています。時には死者が出ています。
これは天災ではなく人災です。防ごうとしたら防げるのです。
防災の一環として、当局は民家の仏壇とか神棚などでローソクやや線香など裸火を使うのを自粛すよう求めるのがいいでしょう。今やローソクやや線香は乾電池を用いた電灯式のが出回っています。ボクもそんなのを使っているんだけど、便利で安心なんです。
ただ年に2,3回坊さんが来るときは本物のローソクやや線香を用意します。坊さんが不快感を持つんでないか、って遠慮してるのです。
当局のお達しがあると遠慮せずに乾電池を用いた電灯式のみ出して済ませます。宗教界や熱心な信者、ローソク屋や線香屋などが抵抗しそれらを票にしてる政治屋からも文句が出ましょう。
批判が出ると思いますが、つい100年前まで庶民は仏壇などにーソクやや線香をあげることなどしないで、割れた茶碗に野の花を一輪供えるのが普通でした。亡き者を偲ぶってのは作法ではありません。思う気持ちが一番なんです。
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使用済みパンティ販売券改め政治資金獲得パーティ券事件で揺れている政府自民党は、元々防災に力点を置いています。土建業者を潤すのが主目的なのは明らかですが、この際本旨に戻り国民の生命と財産を守るための発信をしてみてはいかがでしょうか?
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能登半島地震発生からはや2週間が過ぎようとしています。復旧は思うように進んでいないようです。皆必死に努力しているのに。
庶民の日頃の災害に備えた心構えや、備蓄品の必要性が改めて問われています。
次回に続きます。