今の日本の経済は停滞してます。数十年前はアメリカに次ぎ世界第2位の経済大国だったのですが、4位か5位に下がり、そのうち10位以下になると予想されています。
先進国から中位国への格下げです。もともと日本の経済力はそれほど高くなかったんです。GNPから道ぎだされた世界第2位ってのは、ちょっと違っているように感じてました。世界の先進国には日本より豊かな国がたくさんありました。特に、庶民生活に関してです。
高度成長時、日本の輸出産業は大儲けをしたんだけど、庶民に還元される率は少なかったんです。国や企業は儲けけど、庶民はその恩恵に浴しなかったのです。
でも庶民は国やメデァの宣伝により、自らは中産階級だ!って思い込んだのです。世界の先進地の基準でいうと、中産階級の中の下、または下の上程度のものだったのに。
そんな錯覚の下、バブルの崩壊が起こり、日本経済の本質が見え隠れするようになりました。経済成長は止まり、下降してきたんです。
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ここにアベノミクス(通称アホのミックス)の登場です。ただでさえ下降気味の日本経済に大きな打撃をあたえました。円安誘導が致命的な失敗です。
自動車メーカーなど輸出産業には有利に働きますが、生活必需品やエネルギーなど庶民の負担が増えます。政府自民党らしい発想でした。
輸出産業界は喜んでいますが、庶民は物価高が所得が上回る状態が続いているんです。
続きます。