22日の新聞に載ってたんだけど、滝川市定例議会一般質問で例の旭川医大学長・吉田晃俊に14年間にわたり7千万円を渡していた「医療情報アドバイザー」契約について、当局は「更新の手続きや判断に問題があったとは考えていない」と答弁したそうなのです。
見え透いたウソをコイちゃ~いけません。
だって市(病院)は医療情報アドバイザーについて、記録が無い、って言明してるのです。7千万万円も費やしておきながら、何ら記録もないしこれから調査もしない、って大威張りなんです。7千万万円も費やしておきながら、どのような成果があったのか、問題点の指摘があったのかも不明のままです。
そんなバカな話が通っちゃ~いけません。
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行政は正直であらねばなりません。
この7千万円事件は、15年前に当時の滝川市長・田村弘と旭川医大学長・吉田晃俊が滝川市立病院への医師確保を目論んだ契約です。
今、市当局が答えるべきは「15年前に当時の滝川市長・田村弘と旭川医大学長・吉田晃俊が滝川市立病院への医師確保を目論んだ契約なのだ。ことの性格上、途中で契約を破棄したら医師確保に差し障りがあるため出来なかった」と正直に心のうちを述べるべきでした。
今の滝川市の体制は、15年前の出来事に忖度(そんたく)する必要はありません。正直に本当のことを述べることが求められるのです。
15年前の契約は時効を迎えていて、犯罪に問われることはないでしょう。しかし、直近の5年か10年かの支出については、実態を伴わない支出、として罪に問われる可能性があります。でも、途中で契約を破棄したら医師確保に差し障りがあるため出来なかった事情は斟酌されることでしょう。
15年前の契約は「悪魔の契約」と言っていいほど、ニッチモサッチモいかない状況に追い込まれる内容だったようです。ボクは本質に迫ろうと、10回にわたりこの事件について思いを記しました。
次回から2021年3月27日投稿の#3705 旭医大学長へ“袖の下”事件の闇(1)の再掲を手始めに、10回シリーズで“袖の下”事件の真の姿に迫ります。