アナーキー小池の反体制日記

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#416 灯油タンクにご注意を!(下)

2010年04月11日 | 災害と防災
昨日の続きですが、その前にカラス死骸の回収について記します。
昨日の昼前、当直からの電話で、カラスの死骸を回収に向かいました。
住所をたどり、目的地にたどり着くと年配のご婦人がカラスの死骸のそばで雪割の作業をしていました。
犬や猫による死骸の損壊を心配して、そこに留まっていたようです。
カラスの死骸は損壊されておらず、きれいなものでしたがとても軽く700グラムほどしかありませんでした。
今年は雪解けが遅いものだから、ハシボソガラスがこのような時期にあてにしている田畑に落ちている穀類が見つけられず、餓死したものだと思われます。(一昨日にも同じような通報がありました。ボクはハシボソガラスのファンなので悲しい思いをしています。)
持参のビニール袋に入れ、十数キロ離れた処分場に運びました。
気持ちのいい仕事ではありませんが、それほどの抵抗はありません。
30数年前、初めて仕事についたのは公園係でして、公園造成のほか維持管理も行っていました。
公園トイレの清掃やら動物舎収容の動物の死骸を処理した経験もあります。
今回のように、本当に市民のためになったと実感できたのは何年かぶりでした。

・・・
本題の灯油タンクの油漏れ事故に戻ります。
ボクは40年も前に、十勝沖地震を震源地近くで経験しました。
このことは前に記した記憶がありますが、大きな地震の後は沢山の灯油タンクが倒れ、油漏れを起こし街中が油臭くなりました。
その時代は油の回収とか土壌の入れ替えとかが義務付けられてはいなかったのでしょうか?
新しく買い求めるタンクが高いとかの話は聞きましたが、それ以上は聞きませんでした。
(大地震の後には目敏(めざと)い業者が被害者の弱みに付け込んで、灯油タンクを法外の価格で売りに来るのです。)

今の時代はそれでは済みません。
数百万円の支出を覚悟しなければなりません。

自宅の灯油タンクをチェックしましょう。
そして、雪などの影響を受けない構造にするのが一番なのかもしれません。

この春からの新しい職場はこの油漏れに関することも所管です。(カラスもですが)
一昨日、早速事故がありました。
事故予防について広報を通じお知らせをしているようですが、事故はなくなりません。
この役に立つブログを信じ、灯油タンクを今一度点検されんことを望みます。


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