アナーキー小池の反体制日記

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#94 市立病院

2008年02月27日 | 市内の話題
ボク達のまち滝川で市立病院の建替えが始まろうとしています。
昨年の市長選で建替えの是非について候補者間に意見の相違があり、結局、建設を進める現職が小差で勝利を収めた経緯があります。

ボクはその時点では判断がつきかねていました。
でも、その後、だんだんこのまま進めていいものだろうかとの思いが強くなってきました。

一つは近隣の赤平市の件です。
10年程前に建替えたんだけど、その借金の影響で財政再生団体への転落寸前まで追い込まれています。
何かボク達のまちの将来を見ているようでしょうがありません。

ボク達の周辺の市町は広域圏を組織し、2,3年前に合併を前提に協議会を持ちました。
残念ながら実を結びませんでしたが、いずれどんな形にしろ合併は避けられない状況にあります。

その圏域で現在、人口が約10万人です。
どこの市町も人口減少が進んでいますので、20年、30年後にはきっと合計人口が5万人になるでしょう。
たったの5万人です。

隣の砂川市ではすでに新病院の建設が始まっています。
その病院とボク達のまちの病院は10kmしか離れていません。
たったの5万人しか人がいなくなるんです。
そんなところに、それなりな規模の病院が2つもやっていけるはずがありません。
どちらかが倒産し、もしくは共倒れしてしまいます。

ボクが接する市民の大半はとても危惧しています。

規模をうんと小さくした新病院にすることが傷を大きくしない方法だと思います。
今更どうにもならないんだろうな-っても思います。
でもこのままの計画どおりでは、禍根を残すことになるような気がしてしょうがありません。
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