こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

桜井昌司さんの訃報に接して

2023-08-23 23:19:57 | 冤罪事件・国民救援会

20歳で無実の罪を着せられ、29年間の獄中生活。

生涯を冤罪と闘う人を励まし、冤罪のない社会を願って行動した。

直腸がんを患い、「余命1年」の宣告を受けてからも、精力的に活動されていた。

今年の6月には、岸和田で国民救援会泉州ブロックが上映した「オレの記念日」にも駆けつけ、元気な姿を見せてくださった。

「元気な姿」と言っても、笑顔とハリのある声は「元気」そのものであっても、その身体はとても小さくなっていた。「この身体で、よくここまで来てくださった」と思った。

今日、8月23日午前10時半、桜井昌司さんが息をひきとったという訃報が、国民救援会のLINEで伝えられた。

76歳。

まだまだ生きて欲しかった。

 

著書、「俺の上には空がある  広い空が」のページをめくる。

見事な人生だと思う。

 

最後のペー詩に掲げられた桜井さんの詩をここに書き写しておきます。

 

  

空は

足もとから始まっている

そう思えたとき

いつも見上げていた

希望やしあわせが

自分の隣にあるのも気付いた

空は

空は足もとから広がる

 

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