こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

決算委員会2日目・・・バリアフリーって何?!

2011-09-21 21:45:12 | 市政&議会報告
昨日は「民生費」の私の質問の途中で時間切れとなり、今朝、その続きから会議再開。

きょうは、衛生費、農林水産費、商工費、土木費。明日は、都合により9時半開会。消防、教育・・・。
昨日と今日の2日間で、36項目について質問し、意見を述べました。

お昼の休憩時間も、中小業者への融資、利子補給について業者団体の方から実情をお聞きしたり、職員さんに事前に確認しておきたいこともあり・・・気が付いたら、午後の再開時間で、用意していたお弁当も食べられませんでした

ひとつだけ、報告しておきます。

聴覚障害者に手話通訳者を派遣する「コミュニケーション支援事業」があります。現在、手話通訳者は13人の方が登録しておられるそうです。
「要綱」第4条に、「次のいずれかの要件に該当する場合」に派遣することとして「1、公的機関に赴く。2、医療機関に赴く。3、各種事業、催しに参加。4、その他、市長が特に必要と認めた場合」とあります。

最近、森下議員のところに寄せられた相談で、この制度を利用したいと思った方が「要件にあてはまらない」と言われ、断れたことがわかりました。それは、「なんでダメなの?」と首をかしげることでした。しかも、市の窓口でのやりとりで「予算がないから・・・」とも、言われたとのこと。

市のHPで、この事業の紹介は上の「要綱」の1、2、3の場合に派遣することとしています。
「なぜ、4、その他・・・が抜けているのか?」聞きました。(実は2日前までは「1と2」しか記載がなかったのです。)


「あいまいさをなくして、どんな場合に派遣するか、要綱を見直ししている」という答弁。

見直すべきは「要綱」ではなく、窓口の対応です。

聴覚障害者の方がコミュニケーション支援を必要とするのは「公的機関、医療機関、各種事業・催しに参加」するだけでなく、「いろんな場合」があってあたりまえです。
「これと、これと、これ」と誰かが勝手に決められるものではない
だから「その他、市長が特に必要と認めた場合」の1項目によって、「その方、その場合」の必要性に応えられる支援策でなければダメです。

「歩道の段差を解消して視覚障害者、車椅子を利用する方に支障のないようにする(これも遅々とそて進まないのですが)道路のバリアフリー化を、市役所と病院へ行く道だけ・・と限定するなんてことは絶対にない。誰でもどこにでも行ける。その環境をつくるのが、バリアフリーではないのか」と問いました。

バリアフリーって何
福祉行政を担う職員さん、どうかもう一度考えてみてください。

これからまだまだ、明日の準備。ちょっとくたびれてきましたが、がんばります




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1 コメント

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Unknown (ハリー)
2011-09-21 22:56:27
公用車に使う金をバリアフリーに回すべきと思います。公用車は廃止して、自分の車を使えばいいと思います。市長は、市内在住ですし、助松から役所まで、徒歩や自転車でいけます。
 福祉と言うのは、人を助けるのが趣(主)旨なのに、『できません』と断るのが仕事になっていますね。福祉でなく、「福止」になっていますね。
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