こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

介護する人、される人の想い

2018-05-28 23:17:34 | つぶやき
市議会と、介護者家族の会の皆さんとの意見交換会でした。


今回初めて、議員と会の皆さんがテーマごとに4つのテーブルに分かれて話し合うという形になりました。

テーマは、会の皆さんからの提案により(1)在宅介護 (2)男性介護  (3)老々介護  (4)認認介護


私は(3)のグループに参加。議員4人、会の皆さんが4人、それに民生委員さんが2人参加され全部で10人のグループ。

全員の顔が見え、自由に懇談ができる人数です。


自己紹介のあと、長い間、母と夫の介護をして看取った経験をお話していただきました。


認知症の初期、毎日接している家族は変化に気づかず、しばらくぶりである知人などが気付くことがある。「少し気になる」と感じた時に、どんな言葉をかけたらいいのだろうか?・・・私も何度か経験したことでした。


「家で過ごしたい」という夫の希望に応えて、在宅で介護をしたが「それでよかったのだろうか」という想いを声をつまられせお話してくださいました。

要介護度が低いと介護保険が使えるのはわずか。「介護度が低くても、時には柔軟にサービスが使えるようにしてほしい」家族に用事があるときのショートステイなど。切実な声でした。



最後に、4つのグループの記録係が「まとめ」を発表。


施策を考える出発点は、「当事者の想いに耳を傾けること」だと思っています。

実際に経験されてきたことの言葉には重みがあります。

「老後の不安、介護を社会全体で支える」と謳ってスタートした介護保険、その理念とは真逆の事態が進行しています。


これまでとは一味違う意交換会となりました。お聴きした声をどう生かすのか?これからです。


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