コロナ感染が爆発的に増えています。
市内でもこの2日間だけで100人超え。
11月は5人、12月は2人まで減っていたのに、1月半ばですでに226人。
議会の開会まで待てないので、今、必要だとおもうこと、日本共産党議員団から「緊急要望書」として提出しました。
以下はその全文です。
新型コロナウィルス・オミクロン株急拡大の影響から市民やこどもたち、事業者を守る対策に関する緊急要望書
新型コロナウィルスのオミクロン株感染者が急増し、大阪府でも過去最大の感染者数を更新しています。本市においても感染対策など尽力頂いていますが、市民の暮らし事業者などから命と暮らしを守る対策が必要であることから緊急の要望書を提出させて頂きます。
国・府の感染対策や生活保障については拡充、改善されているとはいえ、対象は限定的で必要な支援が受けられない場合やさらなる事態の長期化に備えて、困っている市民やこどもたち、事業者の状況を適切に把握し支援する対応が必要です。
こうした点から、以下について要望書を提出し、緊急に取り組むことを切に要望します。
【要望事項】
1.感染拡大をこれ以上広げないためには、PCR検査を広く行っていくことが決定的に重要です。大阪府はようやくこのことを認め、無料検査をドラッグストアなどで実施をはじめましたが、周知が不十分で知られていません。
不安な人などが、いつでも何度でも受けることが出来る無料検査について、あらゆる手段を活用し広く周知をし、積極的に検査を受けることが出来るようにすること。また、市役所横で実施をしているPCR検査センターについても無料での検査を出来るようにすること。
2.社会福祉施設や介護事業所、障害児者を支援する事業所でのクラスターを防ぐために、大阪府が再開した福祉施設への定期的なPCR検査を、どの施設、事業者も受けるように勧奨するとともに、対象外になる事業所においてもPCR検査を受けることが出来るよう実態を把握し必要な対応を行なうこと。
3.3回目のワクチン接種が始まっているが、学校教職員、乳幼児施設、各種ケアワーカーの人たちが優先して接種ができるよう各職場への巡回接種を行なうなどの手立てを尽くすこと。
4.コロナ関連の影響で厳しい経済状態にある世帯が増加しています。生活困窮、ひとり親などの子育て世帯への支援にもなる給食費の無償化を、引き続き感染拡大が起こっている状況であり、再度実施をすること。
5.保育所・子ども園の園児や職員に感染者がでて休園の措置をとる場合に、保護者の就労と子どもたちの安全を保障するために、公立・民間を含めた全市的な連携で、検査で陰性が確認された園児の「一時保育」の受け入れ体制をつくること。
6.大阪府の休業要請支援金の対象、要請外の事業者に対しての各種給付金は50%以上の減収とハードルが高く支援を受けられない事業者が多数あります。前年比50%以下の収入減少でも、府内多くの自治体が実施しているように市としての独自の支援金制度を創設し必要な支援を行なうこと。
以上