こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

PCR検査の拡充を求める専門家会議の提言

2020-05-05 22:19:56 | つぶやき
「5月6日以降、緊急事態宣言の延長」を伝える首相の言葉の空疎なこと。

なぜ日本ではPCR検査の件数が少ないのか?そんな疑問にさえ応えていない。

私だけではなく、SNSでもその疑問はずっと、多くの人があげている。

「検査にたどりつくまでに、どれほど大変だったか」の当事者の発信も何度も目にした。

専門家会議は、「検査が必要と医師が考える、軽症者を含む感染の疑いがある人に対して、迅速にかつ確実に実施できる体制に移行するべき」として、国と都道府県に具体的対応策を求めた。

それらは全て、野党が求め続けてきたことだ。

身近な人から「熱がある。不安だから、受診相談センターに電話するが、つながらない」という相談を何度も受けた。

何度も根気よくかけてやっと繋がった電話で、症状を説明し、「かかりつけ医へ行ってしばらく様子をみて、容態が変わらなければまた電話を」と言われて「心が折れそう・・・」と嘆いておられた。

市内で新たに発症された7人目、8人目の感染者は、公表されているデータによると、ともに高齢の女性で「家族はない」とのこと。一人暮らしであったなら、受診相談センターに電話するということが、できたのだろうか?

「検査が必要」という判断ができるは、1本の電話でつながる受診センターのスタッフより、日ごろの状態を知っている、かかりつけ医であることは誰が考えても明らかではないか。

そういうあたりまえの体制に「移行する」ことを、専門家会議が今、求めているということ。これは一体なんだ?!と思う。

大阪府の新規感染者は、この1週間、十数人と、かなり減っている。毎朝、その数字を見て、ほっとするものの、一方では医療現場からの悲痛な叫びも聞こえる。「受診相談センターへの電話がつながらない」という状態は解消されたのだろうか?




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