こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

母からのメール

2020-01-29 23:02:02 | 父・母のこと
宅急便の社名やAmazon・・・「荷物が届いています」など、いかにもそれらしいメッセージで誘導する迷惑メール。

毎日のように届く。煩わしい。今朝は「母です。大事なお知らせです」というのがきた。

母が亡くなって、もうすぐ5年。天国の母からの「大事なお知らせ」なら、どんなに嬉しいことかと思う。


古い携帯を充電したら、メールボックスに残っているメッセージを読むことができる。


母からのメールの最後は2015年1月17日だった。

娘たちが毎年つくってくれる写真のカレンダーを送ったので「かわいいカレンダー届きました」と。

短いメールは「もっと言いたいことが有りそうだけど、時間切れ。編み物教室が始まります」という言葉で終わっている。

92歳にしては元気で、毎日忙しく暮らしていた。そして、それからわずか2か月後に、母は静かに生涯を終えた。

「もっと言いたいこと」は何だったんだろうか。


2月2日に投票日を迎える京都。

終盤を迎えた選挙の最中、京都新聞の現職候補のとんでもない広告。「大切な京都に共産党の市長は『NO』」。顔写真を掲載された著名人の多くが「許可なく掲載された」と抗議しているというお粗末さ。


毎日新聞の記事は、この広告を「共産党を攻撃している」ものとしている。

攻撃されているのは、共産党(だけ)だろうか。共産党を攻撃しているようにみせて、多様な価値観をもって生きる人々が創る社会そのものが攻撃されているのではないか。

暖かい給食をみんなで食べる学校給食を!

返さないでいい奨学金制度で学びたい人たちが学び続けることができるように!

高齢者の医療費の負担軽減とお出かけ支援!


・・・福山候補の政策は、市民の願いがいっぱい詰まったもの。

政策への批判ではなく「共産党」というレッテルで排除する。

「そんな暗い時代に逆戻りさせてはいけない」と、天国の母はきっと言うだろう。

最後まで、この国の行く末を心配していた母だった。


コメント
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