~ある “おくりびと”の記録~
大阪民主新報連載のコラムが1冊の本になったのは、だいぶ前だけど、やっと読めました。
「人の数だけあるおくり方。悲しいのに温かい。」著者、扉の言葉より。
ページをめくりながら「悲しいのに温かい」別れの数々が、胸に蘇る。
人は、生まれて、生きて、いつの日か死ぬ。
その途上で出会えたことに感謝するして、お別れする。
悲しい。けれど温かい。でもやっぱり悲しい・・・・。
先週でラストを迎えた「半分、青い」のなかで「悲しみを乗り越えるのではなくて。悲しみとともに生きていく。でも生きていれば、いいこともある。」という台詞。共感します。
著者;辻井康祐
発行社;新日本出版社