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 林の中の庭

まわりに唐松林が残る敷地で花や野菜を育てたり、
雪の日には家の中で何か作ったり・・・
そんな日々の生活日誌です。

10月下旬

2024-10-30 13:47:56 | 山村の暮らし


そこそこ暖かいまま下旬。。。

とはいえ秋なので 秋のいただきもの&収穫物 記録


実家のお寺さんから ブルーベリーのお返しの「丹波黒豆の枝豆」いただきました

我家収穫の標準サイズ弱の枝豆と比べると パンパンの大きさ

茹でるのにも時間がかかりますが おいしくただきました


夫が知り合いからもらってきた 長野産の栗


何でも 皮剥いたりするの好きなので 昼食後TV見ながら殻を剥く・・・

で、この後 どう煮ようか? 渋皮煮にするか迷ったんですが 渋皮煮も結構じゃまくさいので

ネットで調べて 竹串で皮を剥いてみましたが 今一つ



昔はここから ガーゼで包んで煮たりしましたが まあ潰れても食べるのは私達夫婦だけなので

そのまま 甘く煮て おやつにちょっとずついただいてます


で、今年2回目 育ててみた落花生 掘り上げると



今年の猛暑のおかげでか 実付きバッチリ

土を落として 日陰で乾燥中です。

今食べるもの色々あるので 生落花生茹ではやめて 冬に何かに料理するつもり


で、その後のなめこも 最後ふんばって 出てきました。


あまり大きくなる前に収穫したので あっというまに消費

なめこは失敗しないので 来春また菌打ちするとしましょう



そんなことで 暖かい10月のおかげで 庭仕舞にちょうどいいんですが

地べたに膝ついて枯草の刈取りや草抜きしていたら やたら虫にまぶりつかれるので ふと見ると

羽虫の類ではなくて ジバチ(クロスズメバチ)でした

で 周辺を見回すと 畑を区切ってる丸太の下から ジバチが離発着してるポイント発見

まあ ジバチに刺されても 生死にかかわるほどひどくならないんだけど

たまたま な夫が仕事が休みで 家にいたので、

どうせ この時期だし 小さい巣だと思って 掘り返してもらう事にしました。


これが スズメバチの行動を麻痺させる「煙幕」  

↑コレ使った後の画像   手前に火を点けると煙がモクモク出てくる構造です。

で、せいぜいソフトボールくらいの巣だと思って掘り始めたんですが


そこそこ バレーボールくらいの大きさの巣が 地面下にありました



にゃんと8階構造  蜂の子もいっぱいです。


蜂の子好きなヒトには このジバチの子が一番美味しいらしいんですが ワタシ食さずx

夫も 蜂の子が小さいので 巣から出すのがめんどうらしいので(ワタシ手伝わずx)

全部 この後夫が ご近所のジモティに配達に行きました


これはまた 後日 わらしべとなるわけですが、

実りの秋 あちらこちらから 余剰収穫物もいただける よい時期でゴザイマス

秋 行ったりきたり

2024-10-24 10:25:36 | HAND MADE


まだ霜は降りてませんが 最低気温2℃まで下がったり

片や日中21℃まで上がって暑かったリ、 昨日は大雨だったりで

そろそろ 冬支度にかからないといけない頃なのに 家の中でごそごそしております。


で、先日 浪花より 色々美味しいモノが届いて 

その中にペーパークラフトキットが入ってたので 組み立てたりしてました。

コレ以前に 柴犬バージョンもらって 作りながら感心したもんですが



今回は タイヤドーザー



ほんと 誰が原案考えたのか・・・ 尊敬します


小一時間で 5cmくらいの完成  ほんと 良く出来てます。


で、冬支度の一環で ぼちぼち球根類を集めてますが、

やはり 冬場のユリとチューリップの球根の被害は無くならないので

カゴ状のポットを探すも なかなかいいのが見つからない・・・

なので 自作することに。。。


金網と 針金買ってきて とりあえず12個ほど 作ってみました。

毎年それなりに 球根を保護して埋めていってますが ユリはまだマシですが

チューリップが 地植えでなかなかうまくいきません。

大概 諦めたもの多いですけど やっぱ春のチューリップは諦められないワタシです



で、先週末 知人が 娘と息子と一緒に我が家に ジコボウ目的で訪ねてきたので

な夫が 前もって家周辺歩いて 手土産確保してきました。


気温が不安定なので キノコの出足も遅い今年ですが ジコボウとムキタケは少し出てました。

知人Fm到着して 谷まで降りて キノコ探ししたようですが 今一つみたいでした。


で、我が家分のムキタケ(←毎年同じところから採ってくるので安全;)一晩塩水に浸けて



翌日 ムキタケだけに表面の茶色いとこ剥いて


2~3分茹でて 食材としての準備 OKです

後 お味噌汁の具にしたり 煮物にしたり ツルっとしたぬめりのある食感の美味しいキノコでした。


で、昨日は ホダギに ナメコが出始めました。


去年 菌を打ったホダ木から 続々と・・・

山の秋の味わい です。


さてさて 昨日の大雨の後 今日は晴れてきたので 午後から片付け仕事するとしますか・・・

日も短くなってきたので あっというまの午後ですけどね。


秋 やうやう

2024-10-16 10:01:16 | GARDEN  24
のち

今年の残暑の長い事ったら・・・

とはいえ10月半ば ようやく秋らしい空気感になってきました。

(5日ほど前から 薪ストーブ焚いてるし )

秋気分にならないのは 景色がまだまだ緑な事。

毎年最初に紅葉してくる ヤマザクラの葉っぱは 茶色になって枯れ落ちた感じで

ここ最近 やっと白樺とかカツラが 少し黄色味を帯びてきた程度なので そのせいかもです。

とはいえ こないだから雪虫は飛び始めてるし


網戸にとまった蝉の残党も茶色くなって (後でよく見たら 蛾 でしたね


翌日は カマキリまで 茶色くなって 網戸につかまってました アーメン


で、毎秋 我が家に立ち寄るアサギマダラも ひらひらと・・・





秋になって咲き始めたミルキーコスモスの蜜の味が気に入ったのか ゆっくりチューチューしてました。

花は コルチカム一重は終わって 八重に



種蒔きしたジニアが 今頃ひょろひょろと・・・

 

後 晩夏に切り戻した P.パニキュラータが ボリューム少なに咲いてます。


で、今年E庭に やたらタデが繁殖して 抜きまくってたんですが それが何か判明・・・


私が数年前に植えた サクラタデでした~~あちゃ~~

なんとなく 北米のスプリングビューティに似てると思い込んで 丁寧に苗を植えたのですが

花壇に植えた私が間違ってました なのでその後 メドウ花壇に移植・・・

こんな時期に咲くもんだから 夏 雑草扱いするよね~ な話でした


で、地味に秋に彩りをくれる コンギクなんですが、


なんか 色が淡くて これはノコンギクと混雑してしまったかと ガッカリしてたんですが


ノコンギクと入れ替わりで コンギク咲いてきました~


まあ こんなことで お手入れ不足の秋の庭ですが、

紅葉の進行が遅い分 少し長めに庭仕事出来ると思って がんばりまーす。


10月上旬

2024-10-08 14:44:02 | お出かけ


10月明けて 少し晴れの日が続きましたが また週末にかけて雨・・・

そんな中 SWから帰ってきた友人の滞在スケジュールが決まってきて 

急やけどって事で 3日から6日 あずさに乗って訪ねてくれました。 2年ぶり再会 長野に来るのは6~7年ぶり?

3泊あるので 最後の一泊は 私も夕食ネタ切れなので 

な夫とは絶対100%泊まる事の無い おサレな宿を探したんですが

急なのと土曜日なのと 秋ってことで全然空きがない・・・ダジャレちゃうのよ

なので キャンセル待ちを入れておいたら なんと前から一度行ってみたかった宿から一番にメールが


てなことで 少々大枚はたきましたが、こんな事でもないと行かないとこなので 予約を入れました。

ずっと雨だったんですが 尋ねた5日の午後から6日の午前は 晴れ

場所は 奈良井宿の中にある BYAKU Naraiさん




中山道の中の宿(しゅく)の一つで 典型邸な観光地で 少し前までは 洒落た宿は殆どありませんでした。

一応電柱とかは裏道に回してるので 人がいないと 江戸の風景が感じられます。


その中の一角に 昔からある杉の森酒造さんの施設を2021年 リノベして作られたのがここです。

杉玉がぶら下がってます。 通りに ここを入れて4軒 宿が点在しているので 最初はここで 受付ます。

まだ今後 拡大しそうな気もするんですが 今の所 駐車場も離れていて 

一応 土日?は一般車乗り入れ禁止だと思われる中 観光客をすり抜けて車を入れるので ドキドキしますが

これもまた非日常でした。

本館が 歳吉屋(トシヨシヤ)という屋号で ここに宿泊もできますが 

大浴場と食事をする嵓(くら) BARがあります。


この辺の構造は 京都の町屋みたいに 間口が狭くて奥に長い作りになってるので

奥に行くのに こうした中庭通りを歩いて行きます。これもまたイイ感じ。 キレイに植栽整えてられます。


人がいなかったので 大浴場撮らせてもらいました。 残念なのは 温泉ではないところですが

山からくる水を使ってるので 沸かすエネルギーは要りますが ミネラルは充分に思われます。


で、受付が終わり 通りを案内してくれて 泊まる棟に向かいます。


途中 新たに出来た かね上屋(寺前住居)


島茂屋(旧漆器店〉※ この2軒は 竹中工務店プロデュース古民家再生プロジェクトのようです。


楽し気なスタッフのホスピタリティを感じながら 泊まったのは 上原屋さん(元民宿)です。


信楽のタヌキが目印です。

ガラリの外扉の鍵もくれるので 開けて入ると 吹き抜けの通り


裏道まで何回か 扉を開ける構造になってて 4客室あるようです。 私たちは一番手前の通り沿い


入ると 天井の高い吹き抜け   わくわくしてきます。

 
京の町屋は 手前と真ん中と奥と 屋根の高さを変えて 朝夕で空気が循環すると聞いたことがあるので

多分その構造のまま 部屋も広くて 昔の母の実家を思い出すようなリノベがされてました。


入って左に 天井の低い居間があり とても落ち着きます。奥のがらりを開けると すぐそこが通りです。


地元の和菓子屋さんの練りきりで お出迎え 一服


4人部屋なので ツインが1階に


階段上がって 2階にダブル  さっきの天窓は ここのベッドの上についています。


窓からの眺めは 時代劇の旅人気分になります。


内風呂は 半露天風呂で アメニティグッズは バッチリです。


で、3時チェックイン 夕食6時半まで あっというまに喋って時間が過ぎ

もう日が落ちて 通りに観光客も消え (写真撮りそこねx)歳吉屋に戻って


中庭を通り 夕食の嵓へ・・・

入口の画像もちゃんと撮ってなかったので 冊子ですが


この嵓(くら)って漢字は けわしいとか 岩がゴロゴロしてる様とかいう意味で 

場所も元酒蔵なので この漢字を選んだそうです。  レストランの引き画像は撮ってませんが

新旧取り入れられた シンプルな造りでした。


天井に 浮きを下げてるのかと思ったら 昔の一升瓶(だったか) お酒が入ってた瓶なんだそうです。


トイレには お茶が燻らしてあって あっちにもこっちにも アイデア満載でした。

ざっと夕食ラインナップ   ↑の冊子にも書いてますが全て長野県産材料なんだそうです。

 
  
 
 

ロケハンで 長野の宿を少しですが泊まって食した事ありますが これほど全て長野産っていうのは 初めてでした。

なので 見た目質素なのは否めませんが 充分に満足する夕食でした。

ゆっくりした時間を過ごして 大したお酒も飲まずに 歩いて宿に戻ったら9時・・・

またゆっくりと お風呂に入って 色々と語らい 日付が変わったので

お互いええ歳なので 眠りにつきました。


翌朝 7時半朝食。  朝霧が出てましたが 雨にならず 再び嵓へ




でっかい だし巻き玉子 大満足でした。

で、お気付きのとおり 湯呑以外 食器は全て漆器。

お隣の宿が 漆器の街 平沢なので お部屋のコーヒーカップも 漆器でいただきました。

チェックアウト11時まで 存分に滞在して そこから帰路の塩尻駅までドライブ


余裕で到着したので 駅で育ててるブドウを見ながら お茶をして

友人は 江戸に向かって帰っていきました


観光地開発 再生?も色々ありますが こういうのは よいもんだなと 思うところです。

何より 長野の若いスタッフのおもてなしが ナチュラルに感じ良かったのが 

老婆心ながら とっても嬉しく思いました。  

リトリート宿に よい旅でした