バイオの故里から

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ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼに対する抗体酵素、それをコードする遺伝子

2017年03月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 特願2003-198281
公開番号 特開2004-097212
登録番号 特許第4330947号
出願日 平成15年7月17日(2003.7.17)
公開日 平成16年4月2日(2004.4.2)
登録日 平成21年6月26日(2009.6.26)
優先権データ

特願2002-211768 (2002.7.19) JP

発明者

宇田 泰三
一二三 恵美
藤井 亮治
森原 史子
近本 肥干

出願人

独立行政法人科学技術振興機構

発明の名称 ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼに対する抗体酵素、それをコードする遺伝子、その遺伝子が導入された形質転換体、及びそれらを利用したヘリコバクター・ピロリ菌感染患者の治療薬と感染予防剤 コモンズ
発明の概要

【課題】ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼに対する分解作用を示すことによって、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌に有効であり、かつ、薬剤耐性菌の出現を回避することができる抗体酵素及びその利用方法を提供する。
【解決手段】ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼのモノクローナル抗体を作製し、そのモノクローナル抗体のH鎖、L鎖の可変領域のアミノ酸配列、塩基配列を決定した。続いて、このアミノ酸配列について分子モデリングを行い、その3次元構造を推定し触媒三つ組残基構造を有しているか否かを確認した。そして、上記モノクローナル抗体の可変領域のうち、触媒三つ組残基構造を有するものを抗体酵素として取得し、ウレアーゼを分解することが確認された。 J-Store >>国内特許コード P04P001731

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