バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

NKG2Aに対するモノクローナル抗体

2010年09月23日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-548918 出願日 : 2005年12月27日
公表番号 : 特許公表2008-525520 公表日 : 2008年7月17日
出願人 : イナート・ファルマ 外1名 発明者 : アレッサンドロ・モレッタ 外3名

本発明は、免疫障害、特に、自己免疫または炎症性障害を処置する方法、ならびにそのような障害を処置するための治療ストラテジーにおける使用のための抗体および他の化合物を生成する方法に関する。一般的に、本方法は、障害の病因に寄与する樹状細胞の溶解をもたらすNK細胞上のNKG2A受容体の刺激を防止する抗体または他の化合物の使用に関与する。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

NK細胞増強化合物を使用する治療抗体の有効性を増大させる方法および組成物

2010年09月23日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2006-520938 出願日 : 2004年7月23日
公表番号 : 特許公表2006-528626 公表日 : 2006年12月21日
出願人 : イナート・ファルマ・ソシエテ・アノニム 外1名 発明者 : アンドレア・ヴェラルディ 外1名

本発明は、一般に、治療抗体の有効性を増大させるための方法および組成物に関する。その有効性は、ADCC機序の増大により増強される。より詳しくは、本発明は、阻害性受容体を遮断し、またはNK細胞の活性化受容体を刺激し、ヒト対象における治療抗体による治療の有効性を増強する化合物と組合わせた治療抗体の使用に関する。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

腫瘍細胞調製物によってinvitroでナチュラルキラー細胞を活性化させるための方法

2010年09月23日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-501411 出願日 : 2006年3月16日
公表番号 : 特許公表2008-536487 公表日 : 2008年9月11日
出願人 : ユーシーエル バイオメディカ ピーエルシー 発明者 : ローデル, マーク ダブリュー.

本発明は、ナチュラルキラー(NK)細胞を活性化腫瘍細胞調製物(ATCP)とin vitroで接触させることによって、NK細胞を活性化する方法を提供する。本発明は、そのような方法によって産生された活性化NK細胞、および癌の治療におけるその使用も提供する。上記癌は、例えば、急性骨髄性白血病(AML)、慢性リンパ性白血病(CLL)、リンパ腫、または乳癌であり得る。本発明の方法は、強力な癌治療に被験体が適していない場合に特に適している。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

免疫療法・遺伝子治療の問題点は何か, どう克服するか?

2010年09月23日 | からだと遺伝子
影下 登志郎
Skin Cancer, Vol. 19 (2004) No. 3 pp.306-312
進行期メラノーマに対する免疫療法・遺伝子治療は現在メラノーマ関連ペプチドやサイトカイン遺伝子を用いたワクチン療法および遺伝子療法が主に行われている。つまり, メラノーマに対する細胞傷害性T細胞 (CTL) を誘導してメラノーマ細胞に傷害を与える戦略である。
[ 抄録 ][ 全文PDF(2696K) ]

免疫細胞療法

2010年09月23日 | 癌 ガン がん 腫瘍
後藤 重則, 金子 亨, 江川 滉二
日本補完代替医療学会誌, Vol. 1 (2004) No. 1 pp.85-93
過去20年間においてがん免疫学の知識が高まり,それを応用したがん免疫療法が登場した.その中でTリンパ球,樹状細胞を体外で加工,処理し治療に供する免疫細胞療法は,がん抗原ペプチドが多数同定されるとともに発展してきている.免疫細胞療法の奏効率は10~20%程度と報告されている. [ 抄録 ][ 全文PDF ]

微生物のエンドグリコシダーゼの糖転移活性を応用した生理活性物質の合成

2010年09月23日 | 医療 医薬 健康
Kenji Yamamoto
Trends in Glycoscience and Glycotechnology, Vol. 18 (2006) No. 99 pp.49-62
筆者らは糸状菌 Mucor hiemalis のエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ(Endo-M) の糖転移活性を用いた糖ペプチドの化学-酵素合成法を確立した。この方法はN-アセチルグルコサミン残基が付加したペプチドの化学合成とそのN-アセチルグルコサミニルペプチドへのEndo-Mによる糖鎖供与体からのN-結合型糖鎖の転移反応からなる。 [ 抄録 ][ 全文PDF(3726K) ]

樹状細胞を用いた腫瘍特異的免疫療法

2010年09月23日 | 癌 ガン がん 腫瘍
藤沢 康弘,山本 明史,岩田 浩明,高橋 聡, 山崎 直也
Skin Cancer, Vol. 19 (2004) No. 1 pp.7-15
樹状細胞は免疫システムにおいて強力な抗原提示能を有しており, 抗原特異的な細胞障害性T細胞 (CTL) を効率的に誘導することができる。悪性黒色腫ではT細胞により認識される腫瘍特異的な抗原ペプチドが多数同定されており, 欧米ではこの抗原ペプチドと樹状細胞を用いた免疫療法の臨床試験が盛んに行われている。 [ 抄録 ][ 全文PDF(2103K) ]