バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

胚性幹細胞のインスリン分泌細胞への分化誘導方法

2010年09月01日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2007/073352 国際出願日 : 2007年12月3日
国際公開番号 : WO2008/066199 国際公開日 : 2008年6月5日
出願人 : 国立大学法人 岡山大学 発明者 : 小林 直哉 外2名
発明の名称 : 胚性幹細胞のインスリン分泌細胞への分化誘導方法、該方法により誘導されるインスリン分泌細胞およびその用途

 本発明は、アクチビンを用いて未分化なES細胞から分化させた胚体内胚葉を、馴化培地を用いてニューロジェニン3発現細胞へ分化させたのちに該細胞を高グルコース培地で刺激することにより、インスリン分泌細胞へ効率的に分化誘導する方法に関する。
また、胚性幹細胞のインスリン分泌細胞への分化誘導方法に加え、該方法により誘導されたインスリン分泌細胞、該細胞を含有する糖尿病治療薬、バイオ人工膵臓、研究試薬および創薬モデル動物に関する。明細書PDF >> IPO PatentScorp

ヒト神経幹細胞に選択的なモノクローナル抗体及びこれを用いたスクリーニング方法

2010年09月01日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2009-283559 出願日 : 2009年12月15日
公開番号 : 特許公開2010-57511 公開日 : 2010年3月18日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 金村 米博 外5名

【課題】 ヒト神経幹細胞の表面抗原に対して選択性の高い新規抗体を提供し、これを用いた免疫学的方法により、生細胞状態で神経幹細胞及び/又は神経前駆細胞、Nestin高発現細胞を同定、分離する方法を提供する。
【解決手段】 培養されたヒトニューロスフェアのホモジェネートを用いて免疫された哺乳動物の抗体産生細胞とミエローマとのハイブリドーマから産生されるモノクローナル抗体であって、ヒト脳組織を用いてスクリーニングした結果えられた、神経幹細胞に対する選択性の高い新規な抗体(HFB184抗体)である。この抗体は、未分化の神経幹細胞が発現し、その後の分化の過程で消失していく表面抗原に対して選択的に反応する。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

ヒト神経幹細胞のスクリーニング方法

2010年09月01日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2009-283557 出願日 : 2009年12月15日
公開番号 : 特許公開2010-60576 公開日 : 2010年3月18日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 金村 米博 外5名

【課題】 生細胞状態でヒト神経幹細胞を選択的に同定、分離できる方法、当該方法で使用するスクリーニング用試薬を提供することにある。
【解決手段】 神経幹細胞及び神経前駆細胞を含む細胞集団から、抗JAM-1抗体の陰性細胞を検出する工程、さらには、ヒト神経幹細胞及び/又はヒト神経前駆細胞の表面抗原と反応するが、分化した神経系細胞の表面抗原とは実質的に反応しないモノクローナル抗体(例えば、新規抗体であるHFB184,HFB25抗体)の陽性細胞を検出する工程を含む。 >>明細書asta muse

ウイルスRNA合成酵素と宿主翻訳因子との複合体の構造を解明

2010年09月01日 | 医療 医薬 健康
-新たな抗RNAウイルス薬開発へ期待-
 大腸菌に感染するQβウイルス由来のβ-サブユニット(RNA合成酵素に相当)と、宿主由来の2つの翻訳因子との三者複合体の構造解析および機能解析により、複合体形成やRNA合成における翻訳因子の役割の分子的基盤が明らかになった。今後、ウイルスのRNAゲノム複製を担う複合体の形成を阻害することによる新たな抗ウイルス薬の開発につながるものと期待される。産業技術総合研究所 プレスリリース 2010-08-24

L-アラビノース利用機能を有するコリネ型細菌形質転換体

2010年09月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-222439 出願日 : 2007年8月29日
公開番号 : 特許公開2009-50236 公開日 : 2009年3月12日
出願人 : 財団法人地球環境産業技術研究機構 発明者 : 湯川 英明 外3名

【課題】セルロース系バイオマス資源の有効利用を図る上で必要なL-アラビノースを利用できる組換え微生物を提供する。
【解決手段】 以下の(a)~(d)の遺伝子をコリネ型細菌に導入したことを特徴とする、L-アラビノース利用機能を有するコリネ型細菌形質転換体。
(a)L-アラビノースイソメラーゼ活性を有する酵素をコードする外来性遺伝子
(b)L-リブロキナーゼ活性を有する酵素をコードする外来性遺伝子
(c)L-リブロース-5-ホスフェート4-エピメラーゼ活性を有する酵素をコードする外来性遺伝子
(d)L-アラビノース輸送系のプロトンシンポーター活性を有するタンパク質をコードする外来性遺伝子
ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

抗インターフェロンアルファモノクローナル抗体及び使用方法

2010年09月01日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-555223 出願日 : 2006年2月9日
公表番号 : 特許公表2008-529529 公表日 : 2008年8月7日
出願人 : ベイラ、リサーチ、インスティテュート 発明者 : バンシュロー ジャック 外3名

本発明は、少なくとも2つのインターフェロンアルファ(“IFNα”)タンパク質サブタイプの生物活性を、タンパク質サブタイプA、2、B2、C、F、G、H2、I、J1、K、4a、4b及びWAについて選択的に中和するが、INFαタンパク質サブタイプDの少なくとも1つの生物活性は中和しない抗体、並びにその変種、誘導体及びフラグメントを含む組成物及び前記を作成する方法を含む。測定のための生物活性の例は、MxAプロモーターの活性化又は抗ウイルス活性である。本発明の抗体の固有の選択性のために、前記は、サンプル又は組織中のIFNαサブタイプの検出及び/又は治療的用途に有用である。前記用途には、INFα関連異常(例えばSLE、狼瘡、I型糖尿病、乾癬、エイズ及び対宿主性移植片病)の治療及び/又は緩和が含まれるが、ただしこれらに限定されない。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

前立腺がん診断キット開発 田中貴金属工業が発表

2010年09月01日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 田中貴金属工業(東京)は1日、金の微粒子を利用した高感度の前立腺がん診断キットを開発したと発表した。血液が1、2滴あれば15分以内に判定可能で、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)を高感度で検出でき、早期発見に役立つという。京都新聞 2001-09-01

ナツメグの実から抽出される化合物を有効成分とするアディポネクチン産生促進剤

2010年09月01日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-88975 出願日 : 2006年3月28日
公開番号 : 特許公開2007-261993 公開日 : 2007年10月11日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 河野 泰広 外2名
発明の名称 : アディポネクチン産生促進剤

【課題】小型化脂肪細胞を増大し、アディポネクチンの産生を促進、増強する作用を持つ化合物を提供する。
【解決手段】ナツメグの実から抽出される化合物又はその誘導体の少なくとも1つを有効成分として含むことを特徴とするアディポネクチン産生促進剤、及びアディポネクチン産生促進剤を含む組成物。ekouhou 特許公開・明細書(全文)