バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

有望な抗生物質をゴキブリに発見、多剤耐性菌にも効果 英大研究

2010年09月14日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
【9月7日 AFP】英ノッティンガム大学(University of Nottingham)は6日、同大学の研究者がゴキブリなどの昆虫から抗生物質として有望な物質を発見したことを明らかにした。研究成果は、6日から9日まで同大で開かれる英微生物学会(Society for General Microbiology)秋季大会で発表される。AFP BB News.,2010-09-07

アシネトバクター対策を公表―感染症学会

2010年09月14日 | 医療 医薬 健康
日本感染症学会は9月7日、多剤耐性アシネトバクターへの対策などをまとめ、ホームページで公表した。日本で多剤耐性アシネトバクターが分離されることは極めてまれだと指摘し、2例続けて分離した医療機関では、院内感染の可能性を考えて対応することが重要と呼び掛けている。CB News.,2010-09-08


21世紀の抗菌薬耐性菌とその対策

2010年09月14日 | 医療 医薬 健康
大野 章
日本内科学会雑誌, Vol. 93 (2004) No. 10 pp.2231-2239
20世紀後半に出現したMRSA, PRSP, VREなど治療の難しい抗菌薬耐性菌は, 21世紀になり多剤耐性化がさらに進行している.また多剤耐性緑膿菌感染症の出現,多剤耐性結核菌の猛威なども含め,抗菌薬耐性菌の問題は21世紀に入り,多剤耐性化という新たな段階を迎えているように見える. [ 抄録 ][ 全文PDF(675K) ]