バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

免疫沈降を用いた生体試料の質量分析

2010年06月13日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2007/069643 国際出願日 : 2007年10月2日
国際公開番号 : WO2008/065806 国際公開日 : 2008年6月5日
出願人 : 株式会社島津製作所 発明者 : 嶋田 崇史 外2名
発明の名称 : 免疫沈降を用いた生体試料の質量分析法

臨床現場に応用することができる程度のシンプルな系であり、且つ、質量分析におけるイオン化を阻害する分子をキャップすることができる、臨床的意義を有する生体試料の解析法を提供する。目的の生体分子を含む試料を用意する工程と、前記試料中の前記生体分子を、抗体が結合した担体、又は抗体と特異的に結合することができる分子が結合した担体を用いて免疫沈降させることにより濃縮する工程と、前記生体分子の免疫沈降物を、電荷中和剤を含む水溶液を洗浄液として用いて洗浄する工程と、洗浄された前記免疫沈降物を質量分析に供することによって、前記生体分子を検出する工程と含む、免疫沈降を用いた生体試料の質量分析法。明細書PDF >> WIPO PatentScorp

トップランナーに聞く(対談)
 ㈱島津製作所 基盤技術研究所
  ライフサイエンス研究所長 佐藤孝明氏
 化学と生物 Vol.48 No.5 p.361-365(2010)

動物細胞における多剤耐性遺伝子の発現を抑制する方法

2010年06月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-527239 出願日 : 2004年9月27日
公表番号 : 特許公表2007-524651 公表日 : 2007年8月30日
出願人 : フォーブス メディ-テック インコーポレーテッド 発明者 : サックス-バラーブル,クリスティーナ 外3名
発明の名称 : 多剤耐性遺伝子の発現を抑制して、該遺伝子の発現によって生じるタンパク質の製造を抑制し、それにより、癌治療のための化学療法薬の有効性を高める方法。

【課題】多剤耐性遺伝子の発現を抑制して、該遺伝子の発現によって生じるタンパク質の製造を抑制し、それにより、癌治療のための化学療法薬の有効性を高める方法の提供。
【解決手段】本発明は、1つの観点において、動物細胞における多剤耐性遺伝子の発現を抑制する方法であって、該方法は、動物に少なくとも1種のコレステロール吸収抑制剤の有効量を投与することからなる方法を提供する。他の観点において、本発明は、動物細胞における多剤耐性遺伝子によって発現されるタンパク質の製造を抑制する方法であって、動物に少なくとも1種のコレステロール吸収抑制剤の有効量を投与することからなる方法を提供する。他の観点において、本発明は、癌を有する動物における化学療法薬の有効性を高めるための方法であって、前記動物に化学療法薬及び少なくとも1種のコレステロール吸収抑制剤の有効量を投与することからなる方法を提供する。更に、少なくとも1種の化学療法薬及び少なくとも1種のコレステロール吸収抑制剤を含む癌治療に使用するための組成物及びキットを提供する。 >>明細書asta muse

特定遺伝子の発現を抑制するための方法および薬剤

2010年06月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2009-285705 出願日 : 2009年12月16日
公開番号 : 特許公開2010-57514 公開日 : 2010年3月18日
出願人 : アルニラム・ヨーロップ・アーゲー 発明者 : ローラント・クロイツァー 外1名

【課題】本発明は、標的遺伝子の発現を抑制するように設計された少なくとも1の二本鎖オリゴリボヌクレオチド(二本鎖RNA)を含む薬剤に関する。
【解決手段】本発明によれば、その二本鎖RNAの1の鎖は、少なくとも一部が標的遺伝子に相補的である。標的遺伝子は下記の群から選択することができる:ガン遺伝子、サイトカイン遺伝子、Id蛋白質遺伝子、発生遺伝子、プリオン遺伝子。標的遺伝子は、病原性生物(特に、プラスモディウム)において発現し得る。標的遺伝子はまた、好ましくはヒトに対して病原性であるウイルスまたはウイロイドの一部であり得る。e-kouhou 特許公開・明細書

Rec168を介する肥満細胞の脱顆粒反応を抑制する物質のスクリーニング方法

2010年06月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-330339 出願日 : 2005年11月15日
公開番号 : 特許公開2009-60787 公開日 : 2009年3月26日
出願人 : 国立大学法人群馬大学 外1名 発明者 : 立元 一彦 外4名
発明の名称 : Rec168を介する肥満細胞の脱顆粒反応を抑制する物質のスクリーニング方法及び同定方法、並びにRec168アンタゴニストを含有してなる肥満細胞が関与する炎症性疾患の治療剤

【課題】G蛋白質共役型受容体Rec168を介する新たなメカニズムに基づくアレルギー性疾患又は自己免疫疾患の治療剤の開発のための、脱顆粒調節物質のスクリーニング方法及び肥満細胞における脱顆粒抑制物質の同定方法の提供。
【解決手段】 Rec168アゴニスト作用を有するリガンドの存在下に、被験物質の非共存下及び共存下におけるRec168に対する該リガンドのシグナル伝達能を測定する工程、並びに両測定値を比較する工程を含むことを特徴とする、Rec168を介するシグナル伝達能抑制物質、肥満細胞における脱顆粒調節物質のスクリーニング方法及び肥満細胞における脱顆粒抑制物質の同定方法。e-kouhou 特許公開・明細書

T細胞刺激活性を有するポリペプチド

2010年06月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-227294 出願日 : 2005年8月4日
公開番号 : 特許公開2007-37499 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : 大日本住友製薬株式会社 発明者 : 菅井 基行 外4名
発明の名称 : T細胞刺激活性を有するポリペプチド、それをコードするポリヌクレオチド、ポリペプチドの結晶、及びそれらの用途
【課題】黄色ブドウ球菌感染症の予防・治療薬の開発等に有用な新たなポリペプチド等を提供する。
【解決手段】T細胞増殖活性を有する黄色ブドウ球菌由来の特定なアミノ酸配列等を含むポリペプチド、それをコードするポリヌクレオチド、前記ポリペプチドの結晶等を提供する。これらを用いることにより新たな機序の黄色ブドウ球菌感染症の予防・治療薬の開発が可能となる。特に、本発明の結晶のX線構造解析から得られた構造座標を用いることによりin silicoでの黄色ブドウ球菌感染症の予防・治療薬の開発が可能となる。e-kouhou 特許公開・明細書

多重shRNA発現ベクター

2010年06月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-206601 出願日 : 2005年7月15日
公開番号 : 特許公開2008-237023 公開日 : 2008年10月9日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 金井 文彦 外5名

【課題】 本発明は単一ベクターに複数のshRNA生成ユニットが搭載された多重shRNA発現ベクターを提供する。
【解決手段】 本発明の多重shRNA発現ベクターは、標的遺伝子の発現を抑制するためのshRNAを生成し得るshRNA生成ユニットをベクター内に複数担持した多重 shRNA発現ベクターであって、前記shRNA生成ユニットは、プロモーターの下流にshRNAをコードしたDNAが接続されて構成され、前記 shRNAをコードしたDNAは、前記標的遺伝子のmRNAと相補的な配列を有するアンチセンスRNAをコードしたアンチセンスDNAと、該アンチセンス DNAと対合し得る配列からなるセンスRNAをコードしたセンスDNAとがリンカーDNAで連結されて構成されている。e-kouhou 特許公開・明細書

NF-κB活性化遺伝子

2010年06月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-291302 出願日 : 2002年10月3日
公開番号 : 特許公開2006-166705 公開日 : 2006年6月29日
出願人 : 旭化成ファーマ株式会社 発明者 : 松田 昭生 外1名

【課題】NF-κBの過剰な活性化または阻害が関与する疾患の診断、治療または予防等に使用されるNF-κB作用を有するタンパク質の提供。
【解決手段】ヒト肺線維芽細胞等から作製したcDNAライブラリーから、レポータープラスミドpNFκB-Lucを用いて、NF-κBを活性化する作用を有するタンパク質をコードするcDNAをクローニングして、そのDNA配列およびそれより推定されるアミノ酸配列を決定した。同タンパク質、これをコードするDNA,同DNAを含有する組換えベクターおよび同組換えベクターを含有する形質転換体は、NF-κBの活性化を阻害または促進する物質のスクリーニングに使用される。e-kouhou 特許公開・明細書

多変量解析装置及びコンピュータプログラム

2010年06月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-235895 出願日 : 2007年9月11日
公開番号 : 特許公開2009-66088 公開日 : 2009年4月2日
出願人 : 日本電子株式会社 外1名 発明者 : 根本 直 外3名
発明の名称 : 多変量解析装置及びコンピュータプログラム

【課題】研究者が異種類のデータを総合的に又は相補的に解析することを支援する。
【解決手段】多変量解析装置は、1以上の種類のサンプル(データ)の多変量解析結果を同一GUI上に表示する。ユーザが、GUI上で特定種類の特定サンプル250を指定すると、多変量解析装置は、指定サンプル250と共通性のある他種類のサンプル252、254を抽出し強調表示し、それらサンプル250、252、254に特異なマーカ変数256、258、259を検出しハイライト表示する。ユーザが、GUI上で特定種類の特定変数256を指定すると、多変量解析装置は、指定変数256に特異なサンプル250を抽出しハイライト表示し、そのサンプル250と共通性のある他種類のサンプル252、254を抽出しハイライト表示し、それらサンプル252、254に特異なマーカ変数258、259を検出しハイライト表示する。e-kouhou 特許公開・明細書

血管新生が関与する疾患の診断、治療または予防等に使用される血管新生促進作用を有するタンパク質

2010年06月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2002-98679 出願日 : 2002年4月1日
公開番号 : 特許公開2006-166702 公開日 : 2006年6月29日
出願人 : 旭化成株式会社 発明者 : 南雲 啓充 外2名
発明の名称 : 血管新生制御遺伝子
【課題】血管新生が関与する疾患の診断、治療または予防等に使用される血管新生促進作用を有するタンパク質の提供。
【解決手段】ヒト臍帯静脈内皮細胞から作製したcDNAライブラリーから、プラスミドpGL3HRE-Luc、pGL3KDR-Lucを用いて、VEGFおよび/またはVEGF受容体の発現を促進する作用を有するタンパク質をコードするcDNAをクローニングして、そのDNA配列およびそれより推定されるアミノ酸配列を決定した。同タンパク質、これをコードするDNA,同DNAを含有する組換えベクターおよび同組換えベクターを含有する形質転換体は、血管新生を阻害または促進する物質のスクリーニングに使用される。e-kouhou 特許公開・明細書

関節リウマチ診断における抗シトルリン化コラーゲン・タイプIコラーゲンの利用

2010年06月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-325301 出願日 : 2004年11月9日
公開番号 : 特許公開2006-133181 公開日 : 2006年5月25日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 鈴木 亜香里 外3名

【課題】 RAの発症と進展に関わる抗シトルリン化ペプチド抗体の自己抗原を特定し、RAの病態解明と診断、治療のための新たな手段を提供すること。
【解決手段】 検体中の抗シトルリン化コラーゲン・タイプI抗体を検出することを特徴とする、in vitroにおける関節リウマチの病態検査方法、およびそのためのキット。 免疫学的方法が、ウエスタンブロット法、ドットブロット法、スロットブロット法、ELISA法、およびRIA法から選ばれるいずれか1つの方法である。e-kouhou 特許公開・明細書