出願番号 : 特許出願平7-130962 出願日 : 1995年4月21日
公開番号 : 特許公開平8-62212 公開日 : 1996年3月8日
出願人 : インデナ エスピーエイ 発明者 : イジオ ボンバーデリー 外2名
発明の名称 : タキサン環骨格をもつ化合物の検出、検定、及び単離法
【目的】 本発明は植物供給源、或いは生物工学的供給源のいずれであってもよいタキソール、10-デアセチルバッカチンIII(DAB)或いはそれらの同族体を検定し、また単離する方法を提供することを目的とする。
【構成】 サクシニル-タキソール、及びウシアルブミンとコンジュゲートしたサクシニル-DABで免疫したメンドリの卵黄から製造した多クローンIgY抗体を用いて植物源或いは生物工学源のタキソール、10-デアセチルバッカチンIII、或いはそれらの同族体を検定し、また単離する。例えば、植物抽出物、細胞、又は微生物培養培地から上記のタキサン類を選択的に分離する為にこれらの抗体をマトリックス上に固定し、イムノアフィニティークロマトグラフィーにより抗原であるタキソール、10-デアセチルバッカチンIII、或いはそれらの同族体を収量良く又高純度で単離する。