バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

タキサン環骨格をもつ化合物の検出、検定、及び単離法

2007年01月11日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平7-130962 出願日 : 1995年4月21日
公開番号 : 特許公開平8-62212 公開日 : 1996年3月8日
出願人 : インデナ エスピーエイ 発明者 : イジオ ボンバーデリー 外2名

発明の名称 : タキサン環骨格をもつ化合物の検出、検定、及び単離法

【目的】 本発明は植物供給源、或いは生物工学的供給源のいずれであってもよいタキソール、10-デアセチルバッカチンIII(DAB)或いはそれらの同族体を検定し、また単離する方法を提供することを目的とする。
【構成】 サクシニル-タキソール、及びウシアルブミンとコンジュゲートしたサクシニル-DABで免疫したメンドリの卵黄から製造した多クローンIgY抗体を用いて植物源或いは生物工学源のタキソール、10-デアセチルバッカチンIII、或いはそれらの同族体を検定し、また単離する。例えば、植物抽出物、細胞、又は微生物培養培地から上記のタキサン類を選択的に分離する為にこれらの抗体をマトリックス上に固定し、イムノアフィニティークロマトグラフィーにより抗原であるタキソール、10-デアセチルバッカチンIII、或いはそれらの同族体を収量良く又高純度で単離する。

免疫原性髄膜炎菌のLPSと外膜小胞とそれからのワクチン

2007年01月11日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-508917 出願日 : 1993年7月30日
公表番号 : 特許公表平8-501940 公表日 : 1996年3月5日
出願人 : オランダ国 発明者 : バン デル レイ,ペーター,アンドレ 外2名

発明の名称 : 免疫原性髄膜炎菌のLPSと外膜小胞とそれからのワクチン

本発明は、少くとも1つのエピトープを有する髄膜炎菌のリポポリサッカライドから導かれたB細胞活性化分子を提供する免疫性に向けられている。該分子は、好ましくは、イムノタイプL2とL3であり、そして免疫反応誘発能をもった分子の誘導体と同様に、B細胞活性化部分にガラクトースが不在である少くとも2つの髄膜炎菌のイムノタイプに対して特異的なリポポリサッカライドのオリゴサッカライド部分(コアー領域)の少くとも共通部分を含む。本発明はまた、少くとも膜に結合した外膜タンパク質(OMP′s)の免疫活性を有するポリペプチドを提供する外膜小胞に向けられている。該外膜小胞の群からのポリペプチドは、表面ループ、好ましくは、class 1 OMPの表面ループ2,3,5,6,7,または8の1つに突然変異を有する膜中に根を下したOMP、またはOMPのフラグメントである。その上、本発明は、このような外膜小胞、そして/またはリポポリサッカライドを含むワクチン、ならびに上述のように、リポポリサッカライドと外膜小胞を調製する方法にも向けられている。

タキソールの培養生産法

2007年01月11日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平6-238359 出願日 : 1994年9月5日
公開番号 : 特許公開平8-70880 公開日 : 1996年3月19日
出願人 : 大阪有機化学工業株式会社 発明者 : 橘 燦郎 外5名

発明の名称 : タキソールの培養生産法

【構成】タキソール含有植物体から誘導されたカルスの培養によるタキソールの生産方法において、キトオリゴ糖又はGibberella fujikuroiによるカウレンの微生物変換により得られたジベレリン混合物を用いることを特徴とするタキソールの培養生産法。
【効果】本発明の方法によれば、大量生産が困難であったタキソールを、従来の方法より高収率で得ることができる。

共生細菌から生物界で最小となるゲノムを発見

2007年01月11日 | からだと遺伝子
- キジラミに共生する細菌カルソネラの全ゲノム塩基配列決定 -
理研中央研究所の中鉢淳とゲノム科学総合研究センターの服部正平らの共同研究グループは、半翅目昆虫「キジラミ」に共生する細菌「カルソネラ」のゲノムがたった16万塩基対であることを発見しました。これは、これまで知られている生物界のゲノムのなかで最小です。理研プレスリリース2006-10-13

理研における脳科学、さらなる発展を!

2007年01月11日 | NEWSクリッピング
日本における脳科学研究の中核的拠点を目指して1997年に設立された理研脳科学総合研究センター(BSI)。BSIは、世界的なレベルで研究をリードできる研究体制を構築するとともに、国内外の研究機関との連携を推し進めるため、1998年、米国・マサチューセッツ工科大学(MIT)にRIKEN-MIT脳科学研究センター(RMNRC)を設置した。RMNRCで活動する六つの研究チームを束ね、今も現役で研究を続ける1987年ノーベル医学・生理学賞受賞者、利根川 進RMNRCセンター長に、 RMNRCのこれまでの活動の評価と今後の展望を聞いた。理研ニュース307号(2007)

醗酵法によるルグロバミン関連化合物

2007年01月11日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-220011 出願日 : 1994年9月14日
公開番号 : 特許公開平8-81470 公開日 : 1996年3月26日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 坪谷 重利 外3名

発明の名称 : ルグロバミン関連化合物

【目的】鎮痛作用を有する化合物を提供する。
【構成】一般式(I)
〔式中、Rはアシル化されていてもよいアミノ基を示す〕で表される化合物またはその塩、醗酵法によるそれらの製造法ならびに当該化合物またはその塩を含有する鎮痛剤。
【効果】式(I)の化合物またはその塩を含有してなる鎮痛剤は、耽溺性の少ない優れた鎮痛作用を有し、慢性リウマチ、神経痛、骨粗鬆症、末期癌などの患者に利用できる。

脳の右と左の構造の違いを生み出す分子メカニズムを解明

2007年01月11日 | NEWSクリッピング
- 脳の進化の過程・社会行動の制御を探る新たな手がかかりに -
 脳は、左右で機能分担することにより、効率的な情報処理を行うことができると考えられています。例えばヒトの場合、言葉を話すときや、理解する際には大脳の左半球が優先的に働きますが、人の顔の認識には脳の右半球が優先的に働きます。この左右非対称な脳の構造と機能には、密接な関係があります。ところが脳の右と左の構造の違いがどのようにして生み出されているかについては、謎のままです。理化学研究所ニュースリリース2007-01-09