The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

クロソイのアクアパッツァ好評です!

2009-11-30 21:16:35 | キュイジーヌ
オテルの11本のワインの流れで料理はザクっと三品!

かぼちゃ丸ごとの肉詰めにキノコのソースをかけまして
野菜のマリネと帆立のカルパッチョを並べてアミューズで一品!

続いて登場したのがクロソイ一匹丸ごとのアクアパッツァ!

軽く焙ったクロソイをホッキ貝とニンニクのスープで一煮たち!
数種のハーブとパセリを微塵で振り掛けます。

赤ワインの直前の登場でBルージュのT君持込の『Kido ワイナリー
シャルドネ プイベート・リザーブ』のブラインドの最中でありました!

コレが絶妙のタイミング!
アクアパッツァとKidoワイナリーのシャルドネgが
見事なマリアージュだったんですね・・・

大皿の魚料理は会を盛り上げました!

第121回 オテル・ドゥ・ヤマダは終了です!

2009-11-30 20:26:44 | ワイン
約50ヘクタールのグラン・クリュの畑に
80名以上の造り手がひしめき合うクロ・ド・ヴージョ!

これはボルドーに置き換えますとシャトー・ラフィットに
80名以上の違う醸造家がいるようなもの・・・

などとのたまう御仁もいたやに聞きましたが、
それは極論にしてもそれほどクロ・ド・ヴージョという地所は
ブルゴーニュに置いておや特異なグラン・クリュと言えるでしょう。

クロ・ド・ヴージョは頂上のシャトー付近では
ミュジニとグラン・エシェゾーにも隣接し
そこからなだらかな勾配で国道74号へ向かって下るとのこと・・・

当然斜面上部は優良な立地となり下に行くほど難しくなるのは
火を見るより明らかなわけです。

テロワールで言えばそうなるのですが
ブルゴーニュのワインは所謂『天地人』
天地の条件が揃っても人が手を抜けば出来るワインも腑抜けともなる
そんなワインも間々経験してきております。

そういう意味でクロ・ド・ヴージョは興味の絶えない地所である
ことは確かなんですね・・・

その造り手のクロ・ヴージョは上か中か下か?
そしてどのヴィンテージなのか?

立地条件と造り手とヴィンテージをモザイクのように組み合わせ
そのクロ・ド・ヴージョはどうクルのか?

タマリマセンでしょ?

そんな事でこのラインナップとなりました↓

1.1978 Champagne Brut Paul Bara

2.2008 Soave Classico Pielopan-Blind-

3.1999 Blanc de Lynch Bage AOC Bordeaux

4.1979 Puligny Montrachet Patriache Pere & Fils-Blind-

5.2005 Clos de Vougeot Priure Rock

6.2005 Jansen Carela-Blind Item-

7.2006 Kido Chardonnay Private Reserve Japan-Blind-

8.1998 Clos de Vougeot Musigni Gros Frere & Soer

9.1998 Clos de Vougeot Denis Mortet-Blind Item-

10.1982 Clos de Vougeot Mongeard Mugneret

11.1976 Clos de Vougeot Robert Arnoux-Blind Item-

という流れで5本のクロ・ド・ヴージョが並びました。

皆様異口同音に『みなそれぞれオイシカッタ♪』ですと・・・
まあ半分外交辞令にしても嬉しいじゃあありませんか!

この流れでヴージョの何かが見えて来ましたので
後ほどの個別のコメントにて!

まずはココはリストのご紹介のみ!
では!