The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

至福のシャンパン・ハウス!アラン・ロベール!!

2008-09-21 00:28:35 | ワイン
本当に熟成の極みに達したシャンパーニュに出会ったときの嬉しさは、
ワインヒートにとっても所謂『ビヨンド・ディスクリプション』って言うのでしょうか・・・『ウィズ・エンシュージアズム』って言うのでしょうか?

まあ、「筆舌に尽くしがたい」とか「熱狂的に」とか・・・とはこの事です!

最近は例えば96’サロンなども出てきておりまして、
確かに品格の見事さや、コンセントレーションの秀逸性は説明するまでもないわけですが、味わいの熟成感については、12年の期間をもってしても、
未だ飲める状態にありません!

先日のマコT氏を囲む会で90’のアラン・ロベール・ルメニル・レゼルヴをご相伴に預かりました。

この17世紀から続く伝統的なシャンパン・ハウスの直近のリリースが実はこのヴィンテージでして、いかにここの造り手が後発であるかが伺えるわけであります。

それにしても、90’はシャンパーニュ地方の超当たり年ですから、
18年ほどの熟成期間では、そんなに感動物の熟成感を拝めるとは露知らずの無防備状態でそれとご対面でありました。

それがどうでしょう・・・

色は黄金に輝き・・・
トップから蜂蜜があり、続いて黄桃、パイン、レモンなどのイエローフルーツのバスケット状態!
そこにはナッツありの、ハシバミの微妙なニュアンスですか?
それとなにしろ、熟成感のある壮麗な酸味と細やかな泡立ちにしばし陶然とする有様なんですね・・・すなわち、『ビヨンド・ディスクリプション』であり、『ウィズ・エンシュージアズム』だったわけであります!

いずれ美味しかった♪

この元祖レコルタン・マニュピュランは過小評価なのか、
ネットは意外に総残り状態!

でも特別な日は、こんな上質なシャンパーニュで乾杯でもしたいものです!

90’レゼルヴは買い置くべきでしょう!